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2019年12月18日 (水)

うそのようなお話

 今読んでいる本はもっぱら平安時代。まだまだ荒々しく激しい時代です。うそのような本当にあったお話をひとつ・・・

 986年6月23日、午前2時頃・・・天皇様のお住まい、清涼殿からふっと天皇のお姿が消えました。お名は花山天皇。身近な側近や家来が必死になって探しましたが、行方はようとし てしれません。


 その少し前、天皇をひそかに連れ出して御所を出て、山科の元慶寺へと連れ出した公達、藤原道隆。
お気に入りの女房を8か月の身重のまま母子ともに亡くした18才の花山天皇は「もう、自分は出家したい」と漏らすようになりました。このお方の父、冷泉天皇というお方は狂疾・・・廃されて16才の花山天皇に譲位されましたが、お子様の花山天皇も多分に偏執的な方だったようです。「うちおとりのそとめでた」見かけは誠に立派できれいな皇子ですのに、奇矯な行いがめだちました。そこで・・・自分の孫を次の天皇に、と野心を抱いた男、藤原兼家、一家をあげての謀略です。


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下、御落飾とは髪を下ろして出家すること、ここ、このお寺で花山天皇はむざむざとだまされて髪をおろしました。

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 自分の孫を次の天皇にと謀った腹黒い豪傑、藤原兼家。3人の息子(多妻ですので、他には何人いたか正式には???)と悪だくみ。まんまと成功です。御所を出た天皇は、鴨川をわたりまっすぐ東、山科へ。侍が護衛して、ここへ・・・元慶寺へ・・・来たといいます。

 一度、来てみたかった山科の元慶寺へやってきました。古風ののこる穏やかな土地です。渋谷街道は京都から続く古道。今でも街道筋の風情です。


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近くには僧正遍照のお墓もあるはず。僧正遍照は

 あまつ風 雲の通い路 吹き閉じよ
乙女のすがた  しばし とどめん(百人一首12番)


 さ・あ・あ・・僧正遍照のお墓をさがして、エッチラオッチラ。みつかりません。もう、あきらめて帰ろうとの戻り道。立ち話の主婦らしいお二人に聞きました。
 「え??これ???目の前の小さな鳥居??」
「ちがう ちがう」ほんの少し先の1メートルもないような細い道のすぐ先にお墓はありました。


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 小さな円墳です。宮内庁管理らしく綺麗にお掃除はされていますけど、道標もなにもなし。民家にかくれてひっそりと静もっていました。帰宅するころには細い雨・・・あ・あ・あ・・・行けてよかった!!!
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元慶寺にあった僧正遍照の「天津風・・」のお歌の碑です。

 

ちなみに、この豪傑、藤原兼家の妻が「かげろう日記」をのこした道綱の母です。このしたたかな男と渡り合った平安美人・・・たいしたもんやなあ!!!
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2019年12月16日 (月)

敷きもみじ

 おやおや・・・もみじの前は桜です。冬を耐えて・・・桜を・・・待つ身はちょっとつらいなあ。松尾大社にて



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 秋の終わりを確かめに・・・真如堂から吉田山へ行こうと出かけましたが・・・も・お・お・・・足がいけません。真如堂だけにして帰宅。散り紅葉敷きもみじ・・・キレイです。


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途中、国立近代美術館のテラスでランチ。春なら桜の花びらがお皿の中にヒラヒラと・・・でも、もう疎水は冬の静もりです。アサリ風味のスープパスタ。今、美術館改装中で行ったのは久しぶり。あっつあつ・・・おいしいのよお。




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2019年12月 9日 (月)

一年365日は長い

  一年365日・・・ながあーい !!!先日お昼、相棒が怒鳴りました。「なんや このうどん!!!」 じぃつぅはぁ・・・ひどい手抜き。お出しがなかったのでインスタントお吸い物にお湯をいれて麺をいれてお肉も入れてネギもぶっこんで・・・は・は・は…自分は食べなああい。


 でもねえ・・・一年365日は長い。朝晩は必ず、週3日のデイケアの日だけはお昼なし。相棒の食事つくりです。結構・・365日・・・・なぁがぁいぃのよお。イヤになる日もあるよ。相棒の方も、食べ物には口うるさいほうだったけど、最近、じっと、ながあくしんぼうしてたけど・・・ついに、ブチギレってとこか???


 デイケアですきを見つけてチャリで秋探訪。お出かけのお昼は一番楽しみ。相棒はデイケアでごちそう(実はひどい!!!とか言ってる)食べてるからももりは一人、のおんびりと、どなたかが作ってくれるものを食べます!!!ミニコミ誌なんかでみつけた明るく楽しいお店もいくつか覚えました。



 先日、嵯峨釈迦堂で。お店の名前はわすれましたけど、境内にあるお店の「茶そばの芋かけ」がおいしかった覚えがあるので、1500円・・・入りました。とろっとした芋は自然薯。いつもは椅子席なのに「お座敷にはいりますか」って聞かれて「へ・え・え・・何度か来てるけど、中へいれてもろたことない」って中へ。小さいけれどきれいな仏様が3体。お庭の紅葉もとてもサイッコー。ところが・・・「蕎麦は夏だけ」なんですって。「今は湯豆腐だけ」「まっ、じゃ、それ」3800円



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ももりはなんとなく湯豆腐には偏見をもっています。おいしい!!!でも!!!高すぎる!!!

日頃のおばんざいの残りをちょこちょこつまんで一皿に・・・おいしいって自慢のゴマ豆腐・・・何よ!これ!!!・・・いつも食べてる1/6じゃないの???生湯葉だって、いつももっとたくさん口いっぱいほおばってるよっ!!・・・でも・・・ま・あ・あ・・・??お薄もなかったような???もう忘れました。なんだかケチくさいっ!!!



 下は松尾大社・ここでタケノコの粕漬をみつけました。おいしかったのよお!!!

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下は蚕の社。周辺は秦氏が古く勢力を誇った土地柄で酒の神で知られています。

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桂川と愛宕山

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2019年12月 2日 (月)

錦秋古都…無鄰菴

 

手をかざしたら切れそうな透き通ったブルー。この空の下をママチャリはゆく。エッチラオッチラ・・ホイホイ ホイ。  疎水公園と動物園を横目に、奥は比叡山。やっぱり…文句なく綺麗!!!

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無鄰菴へ。入り口は勝手口よりも小さなくぐり戸。へ・え・え…明治の元勲、山形有朋卿が財をそそぎこんで造った別邸です。東山を借景にして疎水を引き込み・・・



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大ぶくのお茶と栗饅頭とお庭は・・・もおお・・・ゆーっくり
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茶室・・・こんな茶室でお茶事におよばれしたらなんて???うーっとり・夢想
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ここは洋館。お金持ちって世の中には要るのよねえ。数寄の極みをつくすなんて・・・小金持ちではできんこっちゃなあ。


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外は有名な瓢亭。長く京都に住みながらまだ入ったことなし。生きてる間に一度は入るように・・・は・は・は・・・ねらいましょうか。たしかぁ…松花堂弁当ぁなら一万円で少しはおつりが???いえいえ、きっとお酒も欲しくなりそうやから・・・う・う‥‥ん…パトロンがいるか???80前の婆あではムリ???無鄰菴は高齢者パスで無料!!!


外はDscn5325 Dscn5326

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