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2019年8月15日 (木)

あはれ 今年の夏も・・・

 10日には坊さんが参ってくれまして、14日は釣りキチとお墓参りのはしご。あとは、18日の地蔵盆を何とか過ごせたら今年の猛夏も何とか乗り越えられそう・・・今年は町内のお役なので地蔵盆は逃げられません。


 13日は奈良国立博物館へ。猛暑の中、出かけました。すばらしかったなあ!!!学習意欲を充分に満喫させてもらったのは久しぶりです。

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最近読んでいるのは、もっぱら平安朝をテーマにした女流作家の作品群。永井路子、田辺聖子、杉本苑子、新しくは瀬戸内晴美・・・


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 平安朝の女流文学はやっぱりすごい世界です。それぞれの現代の作家たちがは、平安の美女たちを物語に仕立ています。それぞれ面白く個性的ですが、やっぱり作家その人を濃厚にうかびあがらせるのが面白い。最近は瀬戸内寂聴氏…今まで何冊か本棚にあったのに完読したことがなかったのを何とかへどもどしながら完読。「中世炎上」「祇園女御」う・う・・・・ん???


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 うまいのかまずいのかわからない素材のごった煮にエロ調味料をふんだんにふりかけて「なんやこりゃ???」しつっこい。理不尽???永井路子さんはきりっと真面目。田辺聖子さんは一番説得力があって、明朗快活。ぐいぐい引っぱってくれます。


 奈良国立博物館では、物語に登場するお面「納曽利」「蘭陵王」のお面とか…清盛の息子たちがこんなのをつけて踊ったのよねえ。結構重たかったやろなあ!!!


 一番感動したのは「明月記」断簡。ご存じ藤原定家の日記。茶掛けに仕立てられた断簡です。定家といえば・・・藤原俊成の息子、嵯峨野の厭離庵に住まいしたとかしないとか・・・今多く残っている平安時代の物語はそのほとんどが定家が書き写したもの・・と、いいます。もちろん定家一人ではできない。ブレーンの仕事でしょう。古筆を守る家柄の冷泉家は、今出川通り、御所の北に今もしっかり守られています。書道史的にも有名ですが…美というものは主観ですから・・・文字の好き嫌いは言いません。でも…耳元でその呼吸が聞こえるような、、1000年も昔の人の書蹟をじかに目にするのは初めてで、本当に感動!!!



 今日は台風・・・どうしようか???京都国立博物館へでも???行こうか


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コメント

お元気そうで何よりです。
意欲満々も素晴らしい。
この台風が過ぎたら、少しは暑さも違ってくるのでしょうか?
家中の雨戸を閉めてもぐら的に暮らしているところです。
瀬戸内晴美、懐かしい言葉でした。
そうでしたね。

投稿: くちかずこ | 2019年8月15日 (木) 17時31分

10日にお参り、毎年同じ日なのでしょうね。我が家の盆参りは昨日8/14の10時ごろと、何年か前から同じで有難いです。
地蔵盆は7/23なのです。暑い盛りの地蔵盆です。ひと踏ん張りですね。
法徳寺さんの前は通っています。かな文字が出来ていたからこその女性たちの活躍ですね。
>結構重たかったやろなあ!!!
そんな風にお感じでしたか。
書家でいらっしゃるから見えてくるものもですね。でも、暑かったでしょう。

投稿: kazuyoo60 | 2019年8月15日 (木) 10時03分

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