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2019年6月 5日 (水)

極楽浄土めぐり

 最近、大体平安時代にまつわる読み物ばかり読んでいます。でも・・・おかしいでしょ???「源氏物語」は手付かずです。どうも・・好きになれない。男と女のどろどろは・・・い・や!!!

 貴族たちは栄耀栄華、ぜいたくをきわめていたようですが、一歩、宮門を出るとそこは魔界。民衆は飢え、追いはぎ、強盗ともなります。ひでり、大水、雷…はやり病・・死臭ふんぷんだったようです。それに、当時の仏教は剣呑で、怨敵退散、怨霊のぞく護摩祈祷・・・陰陽道という不気味なものも大手を振ってまかりとおっています。そんな中、人を押しのけ権力に執着。 そのくせ、死ぬときは、いえ、だからこそ、死ぬときは観音様のお慈悲の御手に救われたいとキンキラキンの仏様や仏塔を建てました。

 

 度重なる戦乱で大方を失ったとはいえ、やっぱり京都。平安の仏様はまだたくさんいらっしゃいます。

 先日行ったのが即成院。ここは泉涌寺の塔頭です。ずらーりとならんだ二十五菩薩。平安以来の御開帳???って書いてます。どういう意味か知らないけどこんな身近にこんな素晴らしい仏様たちがいらしたんです。この25菩薩は、図録には絶対乗っている仏様たちですが、こんな身近にいらしたなんて知らなかったなあ!!即成院は藤原道長の孫、が建てたお寺にあった仏さまをいろんな厄災を避けて、今、ここにひっそりと守られているの
です。



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浄土からのお迎えはオーケストラつき。かわいいお顔の音楽家たち。

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 死後は極楽浄土へ・・・ですって。極楽浄土を再現したのが平等院、道長の息子頼道が建てました。「この世は望月のかけたところがないような・・・」といったあの道長。スゴ腕のわざ師です。地位のためには汚い手も平然と使う。運もよかった。最高位について政治を壟断、そのあとを継いだのが頼道。頼道は宇治の平等院を建てました。
 そこの仏様たちはあまりにも有名ですが、只今は修復のため内部には入れません。宝物館とお庭だけゆっくり見てきました。

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蓮の花が咲いています。ここのお庭はコンクリート??でかためられツルッツルです。ももりはもっと雑草が生えているような自然なお庭がいいなあ!!!
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 下は三十三間堂。三十三間堂は少し時代が下がって、もう平安の終わりです。かの後白河法皇に平忠盛、清盛父子がご機嫌うかがいに寄進した仏様たち。

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スケッチは今は禁止。古いものです。


 平安時代の人々にとって仏教って、哲学というより、もっとおどろおどろしいみたい。安産を願ったり、恨みをこめたり、怨敵退散の調伏やら…健康的ではありません。これらの自らのおかしている罪の意識もまた、仏さまのお助けにすがる・・・う・う・・・・ん。目もくらむような極色彩の法相華の模様の柱や壁。建物を聾するお経とお香の煙の中で、浄土からの仏さまのお迎えを待つなんて・・・ねえ???

 今、仏様たちは長年の煤に往年の金ピカ色を失いしずかに瞑目してらっしゃいます。

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コメント

三十三間堂は 行った事が有りますよ^^
後白河法皇に平忠盛、清盛父子がご機嫌うかがいに寄進した仏様たち なのですか・・・
”金ぴかの 仏寄進で ごまをすり” だったのでしょうねww
一度見に行ったぐらいでは 極楽浄土は無理でしょうね
ももりさんは 素敵スケッチをのこしていらっしゃる
それも禁止前のスケッチ・・・ですもの~
その節は 極楽浄土も可でしょうねww

”御仏も 煤を纏いて 有難き”
ですね。 

投稿: すみとも | 2019年6月10日 (月) 20時56分

あきみず様  そうそう…水曜日の夜10:30分が楽しみです。三十三間堂の前の「運慶と快慶」すごく面白かったです。ま・あ・あ・・後白河法皇にはちょっと???次は「更級日記」楽しみにしています。

投稿: 山口ももり | 2019年6月 8日 (土) 09時03分

kazuyoo様  今の時代・・本当によかった。でもこれからは心配ですねえ。世の中にお花いっぱい咲いてますねえ。

あきみず様  コメントありがとうございました。お久しぶりです。相棒がデイケアに行ってる間にチョコチョコ出歩いています。まあ、家にいるときも出歩きますが。最近、できあいのおべんとうとかおにぎりとか食べてくれなくなって困っています。私の作ったものなら食べますけど。ちょっと遅れて帰ってきたらコンビニのお弁当は手も付けずにおいてある。困ったなあ!!!

投稿: 山口ももり | 2019年6月 8日 (土) 09時01分

三十三間堂は、昨日NHKで放送されていました
元の配置が、分からなくなってきて いたのですね。
即成院も見に行きたいところになりました。

投稿: あきみず | 2019年6月 6日 (木) 20時41分

オーケストラですか。笛のようなのをお持ちですね。
庶民は食べ物や着るもの、住むところまで、何一つ満足ではなかっただろうと思います。十二単を着る方達とは何もかも違ったでしょう。
今の時代で良かったです。勤務も農業も経験しました。今は家を維持するのが仕事です。

投稿: kazuyoo60 | 2019年6月 5日 (水) 18時08分

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