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2019年5月28日 (火)

後白河法皇というお方

 この頃、読んでる本はもっぱら平安時代。平安の世をひっくり返して鎌倉の世、つまり、武力の世にしちゃったっていうお方、後白河法皇。なあんともユニークっていうか、ハチャメチャというか・・図太いというか、ズーズーしいというか・・・300年ほど続いていた京の都の平安を突如乱した兵乱は、みな後白河が後ろで汚い手を使っています。

 このお方、何しろ自分に力になる時だけうまく取り込んで利用し、相手が力を持ちすぎそうになるとさっと手の平をかえして、平然と敵にまわす。義理とか信義とかはクソもないっていうお方です。そもそも、

 

保元の乱
平治の乱
鹿ケ谷の陰謀
以仁王の令旨
木曽義仲の挙兵と敗北
義経と頼朝を両天秤にかけて平家と戦わせ、平家敗れて都おち  壇ノ浦で安徳天皇死
海から引き上げられて都へ帰った建礼門院を大原に尋ね・・・大原御幸
そして・・ゼエ―ンブうまくやり過ごして死んだ年  1192(いい国)作ろう)鎌倉幕府―がはじまったのです。

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 先日、即上院へ行ったとき帰りのバス停の時間待ちで今熊野神社に入りました。以前きた時は熊野道は台風のあとで封鎖されていましたが、今回は行けそうです。興味津々。熊野道といっても、さ・あ・あ・・高々50メートルほどの小道でしたが、その真ん中にガラスケース入りの後白河法皇のお像がありました。イメージでは皿の張った四角い頭、聞かん気のごうつくばり・・・・・・だったですけど・・・ちょとお・・??

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は・は・は  これが、熊野道  は・は・は

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おやおや、三本足の八咫烏ですって。小さな滝のもけいもあって・・・ふ・ふ・ふ・・・
京都って面白いなあ

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2019年5月26日 (日)

老いの楽しみ・・・笠置寺・・へ

 笠置寺へ行こう・・・と、ずーっと思ってました。どんなところやろ???後醍醐天皇が鎌倉幕府に叛旗をひるがえしてあっけなく敗れ、笠置山に逃れたとか・・・。平安時代の摩崖仏さんもいらっしゃるとか・・・行きにくそう!!でも・・関西本線には一度も乗ったことがないから、この際・・・ネ。去年は草津線にターゲットをしぼって何度か行きました。電車にポトポトゆられるのも、ホント、楽しい。


 JR奈良線で木津へ。木津からのりかえ大和路線で賀茂へ。乗り換えて笠置へ。トーロトロ。賀茂では一時間近く待ち時間。その間にコンビニでお昼。若いみどりに包まれた山間を木津川にそって電車はのんのんと走ります。


 今日は相棒のデイサービスはなし。快晴、快風!!!「ゆっくり行ってきたらええで」ってうれしいお言葉!!
さすが・・それにしても・・・笠置下車は一人。

 笠置駅は駅員さんも一人。ICOCAも通じない。「笠置山はあれですわ。あの山のてっぺんにお寺はあります」う・う・・・ん。「駅より徒歩40分」とは書いてあったのですが、タクシーにでも乗ろうと思ってました。でも・・・駅にはタクシーもないんですって。「タクシーは賀茂から呼んで来てもらわなここにはない」という返事。え・え・え・・・・賀茂から電車で来たところをまたまたタクシーにきてもらうって???目の前の小山は、若かったらちょいと走ってもいけそうですけど、今、足はまるでダメ。それに・・・帰りはどうするての???ム・リ・・・か???
も・お・お…帰ろ。

 
 さ・あ・あ・・帰りの電車も待つこと久し・・・ベンチにおばあさんがひとり、巻きずしをたべています。その方となんとも素朴なおしゃべり。いつまで待っても電車はみえません。駅員さんに「電車はホントにくるの???」って聞きましたら、「間もなく来ます」ですって。そのおばあさんは「ここに生まれて、ここしか知らん。買い物は賀茂へでるけど・・。生協も週一来てくれる」とか。トトロの世界やねえ。電車がきました。「おばあさんも賀茂へ??」って聞きますと、「私は、その山のあの辺にすんでるんやけど、森林組合の会合があるんで、ここでお昼をしてたんや」ですって。なんとも穏やかで静か、かわいい!!!

    

 みかのはら わきて 流るる  泉川
いつみきとてか 恋しかるべき


 百人一首のお歌です。泉川って木津川のことなんだそうです。たった一輛の電車で来た道を帰りました。

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又、釣りキチにでもつれていってもらお。

 2時半帰宅。相棒は詰め将棋をしてました。最近、デイケアで将棋好きの人とやっては負けてばかり。相手が強い・・・は・は・は・・・引き立て役ばっかりつとめてるんだそうです。もう一人将棋好きもいるらしいんですけど、その人は、負けそうになったら「ちょっと待って!!ひと手戻って、とか言うもんですから、怒ってしまって、結局、相棒がお相手役。は・は・は・・・詰め将棋の本を買ってきてくれというので、買ってきた本も「もう何題とけた???」って聞きますと「今日は33問まで」昨日は、たしか・・・58問までとけたとか。のこんなに熱心に勉強するのは久しぶりです。私のお守りがすっかり楽になりました。

老いにはそれなりの老いの過ごし方もありそうです。

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2019年5月11日 (土)

花山天皇と彰子

 先日、ご近所の春日神社へ。春日さんは藤原氏のお寺です。ということで、ここの藤の花は有名です。藤花祭は、行きそびれましたが、今、やってきました。そして・・・なんとなんと・・・面白いものを見つけました。


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花山院家」という藤の花の鉢植えです。九条家とか鷹司家とか、藤原名門の家から奉納された藤が展示されている中に、「花山院家」という鉢を見つけました。ん???花山天皇というお方…?ん???歴史では何度も騒がれる有名人です。以前少し書いたこともありますが、もう一度書きますね。

 

 花山天皇は17才で即位。何人かの女御も取りまきましたが、その中の一人、一番愛したお方が妊娠8か月で亡くなられました。天皇はたいそう悲しんで、「出家して、亡き人をとぶらいたい」ともらされるようになります。大体、この方のお父上の冷泉天皇という方も狂気、激しい喜怒哀楽のお方だったそうで、多少はお血筋かもしれません。それを聞いての悪だくみ・・・藤原兼家…この方の奥方が、かの「蜻蛉日記」の作者です・・・の一族。息子3人とグルになって花山天皇を清涼殿から連れ出します。


 月の明るい、6月23日。清涼殿の天皇のもとにはべっていた兼家の次男、道兼、は「私も一緒に出家します。今こそ人知れず御所をぬけだせます」といいます。いざとなると天皇は、ためらわれて「女房の手紙を取りに帰りたいとか」「明るすぎて人にみつかる」とか、何とか言われましたが、泣くようにして朔平門から外へつれだします。そこにはもう、牛車が待ち構え、いつのまにやら武装した家人どもが取り囲み、山科のさる寺へと一目散。その間に、3種の神器は場所を遷され、天皇は落飾しました。道兼は「最後に父に、今の姿を見せてまいります」とドロン。「たぶらかされた」とすぐには気が付かれなかったか???どうかは知りませんが、この法皇様は、初めの間こそ仏道修行もされましたが、終生荒れた生活をされたようです。

 さすが剛の者、兼家も病には勝てず、62才で病死。そのあと、長男、道隆、次男道兼、道長が、しのぎをけずる権力闘争。(ほかにも男兄弟はいます。なにしろ妻は何人もいるんですから)


 もう一度この方が、歴史を動かすのが、かの定子中宮…清少納言がおつかえした、才色兼備の女性。一条天皇の中宮です。兼家が死に、あとをついだ摂政は兼家の長男道隆。次男道兼は不平不満の塊でした。アル中でもあったようで、早死に。この道兼の娘が定子皇后です。飲水病???糖尿病でしょうか??道兼が死ぬと、末子、道長の活躍がはじまります。道長の娘、掌中の玉・・・彰子が入内。彰子皇后の出現です。かわいそうな定子は、道長にいじめられ、すっかり落ちぶれ、死んでしまいます。


 この定子、失脚の原因は道兼の長男と花山院の女性問題。思慮の足りない道兼の長男は、花山院に矢をいかけ、矢は花山院の、着物の袖を寛通。なんといったって先の天皇です。一族は遠流。定子も落飾・・・・たあーいへん!!!!このあたりのももりの知識は、今読んでる田辺聖子「むかし あけぼの」から・・・です。お・も・し・ろ・い!!!


 恥ずかしながら・・このももり。本名を「彰子」ともうします。幼い時、母に「なんで弟の名前は卓男なん??」って聞きましたら「卓っていうのは人より優れるっていう意味やでえ」ということでしたが、次に「彰子は???」って聞きましたら、確かに、たぁしぃかぁに「彰子っていうすっごく賢くてきれいなお后さんがいはってん」という答えでした。母は明治生まれですが、師範学校出ですから、当時、国文学は割としっかり身についていたかと思います。そんなあ・・・おそれ多い名前・・・なんですよお。

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2019年5月 6日 (月)

京都に住むと忙しい

 5月6日。今日一日をもって連休は終わり。京都って土地に住むと、まったく・・・いそがしい!!!
お祭りだらけ・・・ということで三日、四日は千本焔魔堂の狂言。五日は上賀茂神社の比べ馬、つまり競馬です。3日間、カンカン照りでひどい日焼けです。でも…狂言は素晴らしく面白いし‥比べ馬も見過ごせない・・・ということでママチャリを飛ばすことに・・・


 5月5日、賀茂の比べ馬から。堀川天皇の御代からだっていいますから・・・白川、堀川、鳥羽崇徳、後白河・・・そう…古い!!!


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審判のおじ様…落ちないでね。

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やっぱり、今日は子供の日・・・ももりも・・・

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 2頭ずつの競馬ですけど、目の前をあっというまに走り抜ける競馬の写真はももりのうででは、ム・リ。それにカメラをのぞいていたら本物は見られないんですから・・・ね


カキツバタで有名な大田神社へ。盛りにはちょっと早いか。でも、木陰でやきもちとお茶をいただいて一服。


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 帰路…これこそ京都!!!大宮通りをやたらママチャリで急いでいたら、お祭りの行列。ここは牛車と御所車まででるんやなあ!!!


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今日は、研究会。東京の日本水彩に出品手続きを終えたら・・・・も・お・お・・・・ゆーっくりしましょう。



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2019年5月 5日 (日)

令和の次第 Ⅰ

令和元年・・・我が家の連休の次第を報告します。


  釣りキチが「好きなとこ連れたげる
って言ってくれましたから京都南部・・木津川沿いには素晴らしい国宝の仏さまがいらっしゃいます。でも、山のてっぺんとか、バスでは近づけないところポツンポツンと散らばっていらして、なかなか個人では行きにくい・・・うれしいなあ!!相棒を送り出してすぐシュッパーツ!!!

 まずは、西念寺・・ここは工事中でした。でもお庭には入れてうれしかったです。すぐ外に「かんばら神社」お掃除のご近所の方もご祭神はご存じない・・・こういうのがうれしいのよねえ。素朴な山奥にも神様は守られていらっしゃ

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 次は「蟹満寺」ここは面白いお話がつたわっています。「今昔物語」にしっかりと残されたお話

  ある日、美しい娘が歩いておりますと、村人たちが蟹をつかまえてぞんざいに扱っていました。娘は蟹をかわいそうに思い自分の夜の食べ物を与え、離してやりました。家に帰って親にいいますと「それはいいことをした」と3人で喜びました。その次の日、父親が道を歩いていますと、蛇が蝦蟇を呑み込もうとしています。父親は思わず「かわいそうに。離しておやり。美しい私の娘を嫁にあげるから」といいますと、蛇はすぐきえました。その夜、厭なにおいがして公達がホトホトと扉をたたきます。蛇が公達に化けて迎えにきたのでした。親と娘は必死にお念仏をとなえ、「しばらく支度の日が欲しい」といいますと、公達は次を約束して消えました。約束の日・・・蛇はもう、公達に化けることもせずやってききています。父と娘は必死にいのります。「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」外ではなんだかガサガサ音がしていましたが、そのうちに静かになりました、。夜があけて、おそるおそる外をみますと、たくさんの蟹の死骸とばらばらになった蛇・・・
 蟹満寺はその蟹を供養して建てられたのですって。いいなあ!!!うーっとり!!!白鳳の仏さまは国宝

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次は、浄瑠璃寺。このお寺、実は4回目。でも、今回初めて秘仏の仏様たちにの会いできました。も・お・お・・・感動!!!頃は平安時代

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 歴史を読んでいまして、ドラマよりはるかに面白い史実にのめりこみ状態なのですが、藤原道長が京都に建てたという法成寺…今は跡形もありません。そのお寺にあった同じような9体の丈六の仏様たち同じと様子といわれる9体の佛様におあいできました。それに・・・写真でばっかり、一度も拝顔していなかった秘仏吉祥天女像にもおめもじ。長い年月、人目を避けていらして彩色も美しく、まるで生身のような温かな。あ・あ・あ・・・・うれしい!!!

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 そこから、「海龍山寺」ここも山の上で、釣りキチが泣き声をあげそうな急な坂道。ここも以前次男が連れてきてくれたんですけど、その時はもう夕暮れ。ひどくわびしい冬の夕暮れでした。今は燃え立つ若葉につつまれて五重の塔が迎えてくれました。それに・・・秘仏も公開!!!うれしい一日でした。相棒の帰宅には間に合いました。


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2019年5月 4日 (土)

令和元年の連休の次第 一番しんどかった日

その日は5月5日。雲一つない五月晴れ。相棒がかねて行きたいと言っていましたご近所の「イオン」へ。服が買いたいんですって。ご近所の家々もお花をきれいに咲かせてますし、タクシーに来てもらうほどの距離でもない。車いすを押して出かけました。

 服売り場、眼鏡売り場でハズキルーペ…これは売っていなかった・・・本屋、食堂街、結局とろ鉄火を買ってトイレ。万歩計をみますと・・・なんと・・98歩   [???  ん
  ついに壊れたか???」
 考えてみますと、車いすを押す手にバッグをかけていました。「ひょっとして???そのせい???一足ごとのショックがつたわらない???」スカートポケットに入れなおしました。
よぼよぼと帰宅。帰路だけで2300歩ほど・・・フーッ・・・連休中一番疲れた日でした。



 
 でも、そこからがももり!!!・・・お寿司をたべて、千本閻魔堂の狂言を見に行きました。いつもは二条駅にママチャリを置くんですけど、駐輪場は満杯。ええーい!!!ママチャリで焔魔堂まで。軽いけどずーっと上り坂。半時間。まったく・・・よくやるよ!!!。この日はプールなしでも十分に運動できました。連休で一番しんどい日になりそうです。おまけに。次の日も焔魔堂へ。うれしいのよねえ。日に焼けてまっかっかですけど。


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 じつは・・・・カメラがどこかへ行っちゃって、ブログにアップできなくてイライラしてたんですけど…釣りキチに「カメラ知らん???」ってききましたら、「車の中にあったでえ」ですって、そうか。。。釣りキチが連れてくれた日に、助手席に座ってたっけ。そこに置き忘れたってこと。あ・あ・あ・・・・何とか無事に連休も乗り越えました。

 

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