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2019年1月29日 (火)

金ピカの大仏

 先日に行った興福寺、中金堂の落成記念展示を見学。そ・し・た・ら・・・中央にまっさらみたいな金ピかの仏様が鎮座しています。激しい群青色の髪の毛なんかも、なんだか、観光地のプラスチック大仏みたい…なぁんとも薄っぺら!!!

 「あの仏様は今のものなの???」
 「いいえ、国宝ではないので、新しく金箔を貼りなおして修復したものです」ですって。


 へ・え・え・・・・仏さまは…やっぱり古色蒼然の方がありがたいなあ!!!


 でも、天平人にとっては、金ピカでこそありがたかったのかも??? 


 新しい年号は???
今、読んでいます杉本苑子さん「穢土荘厳 上下」「檀林皇后私譜」いろんな作家の同時代史をよみましたが、今のところこの作家さんが、イッチバン!!

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 天平20年に出された聖武天皇のみことのり・・…すべての罪は天皇である自分にある・・・つまりぃい・・・大雨も日照りも地震も疫病もすべては天皇に徳がない???
 天下の富を持つものは自分・・・仏の助けを借りて人民を救いたい・・・・


 天平時代、激しく荒々しい時代です。とてつもない大きさの大仏をつくり、大仏を覆う建物を造る・・・人民はみんな、たとえ一握りの喜捨でもして手伝ってくれ・・・ももり流の解釈ではこうなるのですが・・・


 作業に駆り出されるのは人民。中でも悲惨なのは牛馬よりも安価で売買される奴隷たち・・・金銅を溶かし、鋳型に流しいれ、仕上げは金メッキ・・・水銀中毒でバタバタ倒れる人民たち


 主人公は長屋王家の下っ端の家臣。王侯貴族でなく、下っ端を主人公に仕立てているところも異色です。光明子を皇后にするために長屋王家を抹殺した藤原氏四兄弟。佛罰か???あっという間にもがさ(疱瘡)によってそろって死んでしまった四兄弟。怨霊もこわい!!!さらに苦しみは続きます。娘、孝謙女帝を帝位につけるために殺してしまった異腹の皇子・・・恐怖心から神経症に???平城京を捨て、5年間の放浪の末、結局、又、今の奈良、東大寺の地に大仏を造り始めます。


 主人公の家臣は結局、出家・・・
大仏を造るくらいなら、貧しい行き倒れや容認のための救護施設を造るべきだった・・・と言わせて物語は終わります

 下は、「玉虫の厨子物語」天平よりはちょっと古いかも???でも・・・当時の奈良の都ってきっとこんな感じ???絵は太田大八です。


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2019年1月23日 (水)

「天平」のまち中へ

 昨日、奈良へ。興福寺へ行ってきました。透きとおったぬけるように碧い上空に白と淡いグレーのうす雲が足速に駆けぬける‥でも、地上の風は案外穏やかで、いかにもいにしえをしのぶにはよいおひよりです。
 このところ、いろんな作家でずーっと読み比べている天平から奈良への時代。荒々しい歴史です。ここ、興福寺は藤原不比等が建てたお寺で、代々の藤原氏のお寺でした。五重の塔は、父、不比等の供養のため、光明子が建てたといいます。何度もの火災にも会い、その都度再建されました。平成の去年、中金堂が再建されて、今、落成記念展示がなされているのです。

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 もお・・・かたいお話はやめ・・・どうですかぁあ???
杉本苑子さん描く奈良から平安の時代に下の絵で入りこみましょう。

 お偉いお方のお出ましを見物に行くのに、歩くのを面倒くさがって女物の牛車の乗り込んだ三人の若者。牛追いの子供と大きな強い牛のすごい引っ張りとデコボコ路に、のりもの酔い…御簾を・・あげてゲーゲー・・杉本苑子「今昔物語集」挿絵は太田大八です。
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昔の旅は、ホント大変  でも、景色がよかったらちょっとは一服・・・ね。

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池に住む水の精・・・・力自慢がつかまえますが・・・さ・あ・あ・・・どうする??


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 この太田大八という作家さん、若きももりがずーっとあこがれていた作家さんでした。その話は後日・・・





 

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2019年1月17日 (木)

阪神淡路大災害はいのしし年

 TVを見ていた相棒がふと言いました。

「阪神淡路大地震はいのしし年やったんやでえ」
「へ・え・え…なんで知ってるの」
「あの前の日、あんたのいのしし見に、大丸行ったんや。16日になったら展示替えやっていうてたから」
「???何のはなし???」


 もう、すっかり忘れてました。24年前の猪年のお正月のウィンドウディスプレイ、大丸百貨店だっけ???猪を描いたことがありましたっけ。


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 奥の方のウインドウに猪がチラリ・・・ここはどこ???神戸三宮大丸だと相棒はいいます。


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これは、自分が描いた証拠に撮った写真のはず・・・



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24年前かあ・
・・54才。若かったなあ。
新年の梅宮大社のお札の写真、自分が写ってるのもあったんですけど、見るからの大婆さんなんで、ぞっとしてアップしなかったんです。でも・・・は・は・は・・・いいじゃない。年を取るのはあたりまえ???



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 相棒が倒れたのは5年前の1月16日。真夜中…12時頃???釣りチキがバタバタ2階からおりてきました。「お父さんの様子がおかしい」びっくりして2階へ。実はももり自身が大腸がんで手術していらい、トイレやらもろもろ2階生活がつらくなって1階に寝ていたのです。



 相棒は、もう身動きでず失禁。すぐ110番。意識はしっかりしていて「救急車を呼んで」ということでした。なんとか病院のベッドに落ち着いてももりは帰宅。真夜中・・・3時半ごろ???相棒がその日出発するはずだった沖縄の旅を旅行社に☎してキャンセル。「これ以後の旅の予約は全部キャンセルします」と言いましたら、何しろ、海外は、インド、ネパール、国内は何だっけ???いくつか旅の予約を???入れていました。



 早や、もう5年目に入りました。相棒は「ケーキを買ってきてお祝いして」って言ってます。明日・・・、ね。それにしても、今週は、相棒の歯医者が2回。散髪が一回。自分の医者が2回。こう何度もお医者通いばっかりでは・・・ッタクー・・・


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2019年1月 7日 (月)

余生

 ある方のブログで、ぽっくり様におまいりして・・・という記事をみました。よく、ピンピンコロリ、が理想だっていいますけど・・・我が家・・・相棒脳溢血で倒れて間もなく5年目にはいります。介護生活は確かに大変。でも・・・やっぱり生きていてくれたほうがうれしいと、今思っています。


 ぽっくりでなくって、介護のゆっくりした???期間もあってよいかもしれないと思います。相棒は、ともかく仕事一筋で頑張った人ですので、今、静かに休んでいると思っています。ぽっくりいかれるよりも、二人の愛・・・てれますけど・・・を確実なものとしてるっていう感じ???やり残した仕事を全部し終わって、自分も一生を終わるというのがいいなあと思います。まああ・・・相棒は我慢つよく、、しっかりいい子でいてくれていますからそんなことが言えるのかもしれません。相棒も私一筋でしっかり愛してくれたと信じます。


 絵も一生懸命やった、書道も頑張った、エッセーもやってた、スペイン語も、旅も…結局ゼエーンブ「お・あ・そ・び」にしてしまった。でも、、、主人との生涯だけはやり遂げたって思いたい???のかも



 ぽっくり逝ってしまった次男・・・まだ45才ですよお。これは・・・つ・ら・い・・・・ことでした。

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2019年1月 4日 (金)

にいどしの初絵

 お正月の一日長男夫婦はおぞうにを食べてオーストラリアへ。三男はおせちのあと、四国へ釣りに3日の泊り旅。プールは3日から…だ・・か・・ら・・・梅宮大社へママチャリで初もうで。


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 二日になると、もうなにもすることがないので絵を描きました。なんだかのってきて筆が勝手に動きます。3月の展覧会の絵は何と、何とかこれでいけそう。ついでに6月の展覧会のも手掛けておきましょう。絵のタイトルは「旅路」にしようか???

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 どこかで確かに見た真っ赤な日没。西方浄土への旅???砂漠の夕焼けってのは実にすごかったなあ!!!


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この絵は一体、何???さ・あ・あ・・・こんなのできちゃった・・・???




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[神に捧げる]・・・おかしいでしょう???まったく違った三枚って???ま・あ・あ…まだまだ・・これから、これから・・・

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2019年1月 1日 (火)

良い年でありますように

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  新しい年を迎えまして、皆様おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


釣りキチは、元旦早々四国へ釣りに。長男夫婦はおぞうにをすませてオーストラリアへ・・・またまた老夫婦だけになりました。大食漢の次男がいないとおせち料理も、ほんのちょっぴり。今年が穏やかでありますように祈ります。

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