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2018年6月15日 (金)

ほのぼの  うれし

 先日、ほのぼの、ほんのり、うれしいことがありました。


 今かよっています京都アスニーの古文書教室。月一回ですがとても面白い。サークルの講師の万波寿子先生は西本願寺の古文書を研究なさっている若い龍谷大学の講師でらっしゃいますが、「西本願寺36人歌集」のお話にふれられまして、おっしゃいました。


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 「この歌集はほとんど出版印刷されていません。西本願寺が許可しないから」というお話しでした。「????ワタシ・・・ 持ってる」・・・・もうずっと以前ですがももり自身が買った本。2万8000円。家にかえって本棚を見ますと、ありました。おまけに、もう1冊。父親からうけついだ「西本願寺36人歌集」もでてきました。次の勉強の会(先日)にもっていきまして「よかったら、皆さんに見てもらってください」といいました。ついでにももり自身が作った臨書「ま・あ・あ・・・レプリカです」も、お見せしました。下





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なんて嬉しいことでしょう!!!授業の前に、先生はももりのレプリカを皆さんに見せて「本当にこんな美しいものが平安か鎌倉時代に作られていて、本阿弥光悦なんかはまねしたものを残しているのですが、現代にもこんなのを作っていられる方がいると知って、大変うれしいです」とのお言葉。

 

 

 長年、押し入れにつっこんだままだった小さな切れ端に、こんな出幕があるなんて!!

 

 古文書の勉強には何度か参加したのですが、扱うテーマに興味がないと、まるで楽しくありません。今のサークルは藤本孝一先生と万波寿子先生のお二人が講師ですが、ともかく、とてつもなくおもしろい。文化庁で、古物を「国宝にするか、それとも重要文化財にするか」を決定するための資料をまとめるという仕事をなさってらしたという、もう90ン才の藤本先生ですが、続々出てくる古文書には限りがないらしく、毎週新しく解読された文書のお話をしてくださいます。




 もしできたら・・・・ももりのレプリカ、先生にもらってもらえたらなあ。そして西本願寺の文書を研究なさっている先生のお部屋の片隅にでもおいてもらえたらなあ!!!
 なあんて・・・あつかましいかな???
下は父の残した「本願寺36人歌集」の写真です。貴重なものかもしれませんよっ!!!





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コメント

「とてつもなくすごい」ブログです!
お父上様の時代から、根っからの京都人なのですね。
貴重な書であり、資料であり、歴史が一杯詰まっています。大切になさって下さい。
今、Eテレで、御堂関白記と権記の講座があってます。「らじるらじる」なら何回でも聞けるし、小説より楽しい実人生の日記を解説されてます。ぜひぜひおすすめです。

投稿: ちゃぐまま | 2018年6月21日 (木) 18時56分

皆様、うれしいコメントをありがとうございました。父が一回目の手術をしたのが大学3年生の時。その時は絵を描いていましたから「世の中にこんな美しい色がいっぱいあるのに白黒だけなんて」とか言って、書のことにあまり興味をもちませんでした。手術で「あと、5年、もてばよい」との衝撃的な宣告。まさしく天が墜ちたような・・・それから書を見つめるようになりました。父は6年生きてなくなりましたが、書は今も私と父とを一体にしてくれています。「書ほど素晴らしいものはない」と言っていた父を信じたからこそ、ここまで続けられました。

kazuyoo様  国宝、重要文化財…結局ほとんどが手作りなのが素晴らしいところです。何とか真似したくもなりますよね。


くちかずこ様  書は地味な学問です。書作家というものにはなりませんでしたけど、それこそが幸せだったと思います。ま・あ・あ…気が多くてフラフラ絵やら書やら・・・旅行までんのめりこんで、結局なにも、ようものにせず・・・は・は・は・


おばさん様  私は手を好き放題に広げてしまって何事も一筋というかわいらしさがなかったのが欠点ですねえ。ま・あ・あ・・楽しんだだけ???


あきみず様   古文書はむつかしいです。癖も個人的にも時代的にも人それぞれですし、読み方も漢文風、日本風やら、ま・あ・あ・・・しっかりした文法なんてないと思ったほうが気楽でいい世界です。読めなくても・・・ヘイキ・・・なんです。


山桜様   あなたには書の魅力を伝えられなかったとおもいます。まあ…力もなかったし、離れてもいたし、何より、書は変幻無限・・・一つとしてしっかりした法とか形式とかはないのです。人間が4000年近くも使ってきたものですもの。変わって、いろいろで、当たり前。今、文部省が少々けったいな決まりを設けているようですけど。

すみとも様   ちるとみて  あるべきものを むめのはな・・・うたてにほいの そでにとまれる・・・でしょうか。変体仮名はそれほどむつかしいものではありません。あなら・・安、阿…ほかにあったか???くらいのものです。ただ…濁点とかはないし、どこで切るかとか???わからなくてもヘイキ!!!なんですよ。


tomoko様  ありがとうございました。うれしいです。長年、押し入れの中、死んだらゴミとして処分されるんですものね。

投稿: 山口ももり | 2018年6月20日 (水) 08時26分

凄いです!!  ももり様親子さんの教養、実力・・・すごいなあ~~
私の知識の無さがもどかしい!
手間ひまかけて、素晴らしい文化を紡いできた日本人を誇りに感じます。 
ほのぼの うれし <<< 胸の底から湧き上がって来る喜びですねぇ~  良いものを観せていただき有難うございました。

投稿: tomoko | 2018年6月18日 (月) 05時15分

凄いですね!! まだ全部は刊行されてないという 貴重なものを 親子2代でお求めになっていらしたのですね^^
その上 ももり様の臨書まで・・・ 流石ですね。
> 「本当にこんな美しいものが平安か鎌倉時代に作られていて、本阿弥光悦なんかはまねしたものを残しているのですが、現代にもこんなのを作っていられる方がいると知って、大変うれしいです」との 先生のお言葉。 うれし ですね~
 
ももりさんが臨書なさったお歌・・・ちるをみて あるつきものを?? むめの花?・・・・変体仮名すら読めませんww 散る梅の花を見ての和歌?・・・誰の歌?等と 暫し楽しみましたww
料紙というのでしょうか 当時こんな素晴らしい和紙が 出来ていたのですね!! 
良いものを見せていただきました ありがとう~です^^
古文書教室も益々楽しくなりますね。

投稿: すみとも | 2018年6月17日 (日) 14時02分

うわうわ~素晴らしい! 眼福過ぎです!!
こちらにお呼ばれして良かった~ありがとうございます。
紙を漉いて、草木の精等で染めて箔を散らしたり型染めを施したり、また色々に千切って組み合わせ貼り合わせて(契りを結んで)・・・その上にまた美しい文字を美的に散らして認める。 もう、なんて素敵な文化なのでしょう。 日本人でよかった~とつくづく思います。

ももりさんのご臨書は、既に素晴らしい価値ありありですから、先生方も勿体無くて頂くのに躊躇されるかもしれませんが、きっと諸手を挙げて喜んでくださると思います!

何だか書の世界が戻っておいで~と手招きしてくれているようです。 早くいろいろと身辺整理して、落ち着いて筆をとる時間が出来るようにしたいです。 せめて今は、美しい書を鑑賞させていただきます。 ありがとうございます。

投稿: 山桜 | 2018年6月16日 (土) 10時53分

すごい発見です ももりさん自身が購入された本と
お父様の残されたのも、見つかるなんて 親子ですね。
それをみて写本される 広い世界を、持たれています。
古文書の解読 とてもですが、読み解くことが 出来ません。古文書教室に励みが、できましたね。

投稿: あきみず | 2018年6月16日 (土) 10時32分

ももり様
素晴らしいわ
自分事のように私すごく感動
お父様とももり様の二代にわたっての
物が今後の研究のお役にたつこと間違いなしよ
ワクワクしてきました

投稿: おばさん | 2018年6月15日 (金) 22時26分

ああ、此処にも、くちこの知らない世界。
で、日本文化って素晴らしいわ。
で、それを保管されていた、ももりさん、尊敬!
しかも、レプリカまで作られたのですか?
もうね、雲の上の世界です。
で、この世界、
ブロ友さんの息子さんが研究されている世界なんだなあ、と。

投稿: くちかずこ | 2018年6月15日 (金) 21時23分

なんて嬉しいご報告でしょう。当然と言えば当然ですが。
昔は書き写して、写本で残ったのが多いのですものね。
高価なご本です。名前さえも知りませんでした。国宝、重要文化財の世界なのですね。
うんとお楽しみください。折角のお出会いです。その文字さえ読めない私、ただ綺麗だな程度、教養のかけらもないです。

投稿: kazuyoo60 | 2018年6月15日 (金) 10時58分

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