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2016年9月 7日 (水)

つくも茄子

スッゴク面白い作家と思って、「どんな顔してはるんやろ???」とパソコンへ。なんと・・・・作家は2014年3月12日に57才で死んでしまってはりました。


 「火天の城」・・・映画は見てました。信長の建てた安土城・・・城を請け負った大工の棟梁は西田敏行。その原作が山本兼一でした。図書館でたまたま借りてきて、はまって何冊かすでに読んでいます。「利休にたずねよ」は直木賞だとか。
 ももりが、特に好きなのが、「とびきり屋 見立て帳」シリーズ。4冊。先日アップした「赤絵そうめん」これは、シリーズとは知らずに読んでました。




 駆け落ち婚というか、略奪婚というか・・・惚れ合って結ばれ古道具屋を始めた二人。場所は京都三条小橋西です。登場人物と一緒に、かって知った京の町を、ももりもうろうろ。なにしろ、古物のうんちく帳です。「平蜘蛛の釜」やら「つくも茄子」「利休の茶杓」・・・果ては「虎徹」・・・そう・・・今宵、虎徹は血に飢えておるわぁ・・・近藤勇ですよね。
 茶道の家元や、新門前通りの古物屋、御所、祇園、木屋町、先斗町・・・・土地勘はバツグン。そこへ竜馬や三条実美、壬生浪など、聞きなれた人物がからんで面白い娯楽作です。やわらかい京都弁にも抵抗ありません。


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 狩野永徳や名刀正行・・・一途に己が道を究めた芸術家を描いて良くもまあ・・・調べてます。
もっともっと、うんちくを書いてほしかったなあ。


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下は、父が愛用していた水差し。わが家のつくも茄子です。父は56才で死にましたけど、日展作家でした。


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コメント

玉井人ひろた様   これはどんな出自の物やらわかりません。父はもう50年近く前に亡くなっています。今となって聞きようもありません。、父ともっともっと話をしたかった。大人の会話をね。


ちゃぐまま様   相棒が夜中に何度か起きて、ガサゴソ。その度に目が覚めて、本を読みます。お気に入りの本が手元にない時の、何とも言えない不安、寂しさ。今、とてもうれしいです。なかなか、こう面白い作家には当たらないもんです。何を書かせても話を作り上げられる原田マハ。たまたま、京都の中央図書館のは、全部読んでしまって、近くにあったのが「ジパング島発見記」山本兼一でした。「利休にたずねよ」あたりまでは、まだまだ・・・面白いっていうほど軽くなかったのですが、だんだん深入り。女性に優しい視点もいいですよお。

投稿: 山口ももり | 2016年9月11日 (日) 09時15分

昨夜スマホから投稿に失敗,再度します。小さい画面なので指の操作が繊細です。
ももりさんのつくもナス、重厚だけど愛らしいですね。日展作家となると持ち物から違いますね。

ブログに出てくるキーワードすべてにわくわくしています。今すぐ読みたくなりました。
本の内容をそのまま追跡出来る京都に住む幸せ、かみしめていますか~?
ももりさんは読む速度が速いので羨ましいです。
山本一力さんと混同していました。こちらはまだ健在なので、一瞬どきっとしました。

投稿: ちゃぐまま | 2016年9月 9日 (金) 19時32分

みごとな「お茶壷」をお持ちなんですねえ。やはり京都在住と言うことの縁でしょうか。江戸時代までは、お茶は超高級な嗜好品で、大金持ちや大名しか飲めない者でしたから、こういう見事な入れ物が造られたんでしょうね。

こちらでは見ない代物です。

こちらではどうしても「茶筒」、それも桜などを使った樹木製のが重宝されている感が有ります。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年9月 9日 (金) 18時57分

あきみず様   山本兼一氏はどちらかというと男性が好みそうな作品です。でも、女性に対する視線がとても優しいのもうれしいです。それにしても、とびきり屋シリーズ・・・あと後の伏線にする設定が準備されているのに、後がないとは本当に残念です。作家も悔しかったでしょう。


kazuyoo様   今朝はヒーヤリと秋風。自然はやっぱりわすれてなかったんですねえ。で、も・・・日中は、又、残暑でしょう。今日は園部へお出かけ。暑い野は・・・しんどいことです。


浜辺の月様   北九州は水害はなかったのですか。静かな生活を楽しまれているようで何よりです。やっと。今朝、秋色の空を見ました。

投稿: 山口ももり | 2016年9月 9日 (金) 09時17分

こんばんは、ももりさん。
さすがももりさん、沢山本を読まれて
凄いな~、いいな~と思います。
茄子の水差し素敵ですね。

投稿: 浜辺の月 | 2016年9月 7日 (水) 22時41分

工芸品1つ1つに思い出をお持ちですから、楽しく読まれたことでしょう。
>わが家のつくも茄子
見事なナスです。お父様の愛用品、良いのをお持ちです。

投稿: kazuyoo60 | 2016年9月 7日 (水) 10時59分

すこし涼しくなってきました なんとか乗り切れた
ようです。 
江戸時代の京都が舞台でしたら、興味が湧くこと
でしょう 続いて読む本と言うのは、探すのが
難しいものです 紹介してもらえると助かります。
味のある水差し なすびが、ユニークです

投稿: あきみず | 2016年9月 7日 (水) 10時31分

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