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2016年7月26日 (火)

日本水彩京都支部展  京都府立文化芸術会館

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 今日は、会場当番です。間もなく出かけましょう。


 癌2年目の検査で、異常なしと言われて、急に元気になりました。でも、中々、創作の余裕がなく、新しい展開ができません。それでも、今まで、一枚しか出品できない展覧会のために、2~3枚は描いてきたものですから、未完の絵がたくさんあります。当分は、それらを仕上げるつもりです。日本水彩京都支部とは言っても、大阪、滋賀、奈良、香川、徳島と広い地域の作家たちが出品しています。

 本は、今、原田マハ氏にハマっています。
「暗幕のゲルニカ」は今、図書館で82人待ちですって。
「一冊の本を82人が予約してるの??」って聞きましたら「本は14冊あります。まだ、これから買い入れる予定です」ということで予約しました。書架に並んだ作品をとりあえずかりてきています。売れっ子なんですねえ。

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 肩が張らず、本がぐいぐい引っ張ってくれます。文体は、全く今風というんでしょうか、少々面くらいます。でも・・・発想の飛躍が、さっすが・・・少女漫画、アニメ世代。今まで読んでた作家とはちがう風を感じています。


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 「翼をください」は、太平洋戦争が始まる2年前・・・って、つまり、ももりの生まれる2年前jのお話。なんだか身近なお話です。毎日新聞社が国産飛行機で世界一周をなしとげました。その2年前、アメリカの国民的英雄女性パイロット、アメリア・イアハート・・・彼女は太平洋上でなぞの失踪をしたのですが、・・・実は・・・というお話。周りは全部事実でかためて、肝心のところを意外な想定をして物語を作りだしています。飛行機、全く無知のももりでも、ぐいぐい引っ張られて読みあげてしまいました。


 「永遠をさがしに」これも、実在のコンサートや演奏家や、楽曲をふんだんに盛り込んだおしゃれな一品。若い人達独特の言葉使いなど・・・フムフム・・・・あっという間に読了。音楽ファンには一読おすすめ!!です。


 以前、アップしました「楽園のカンヴァス」も、NY近代美術館が所有するアンリ・ルッソーの絵が、実は、もう一点、スイスの偏屈な収集家の収蔵品の中にある・・・というお話・・・・世紀末のパリ、売れない絵描きの描いた古キャンバスは新品のキャンバスより安く買えたから・・・その上に新しい絵を描くことは十分にありえます。ももりだって、何度も何度も、上から描きくわえたり、変えていくんですから・・・・実は、この絵の下にはブルーピカソ・・・青の時代のピカソの作品で、現代もっとも高価な価格で取引されているもの・・・・だって???なきに・・・しも・・・あらず・・・ックー・・・何でもありの発想に脱帽!!!です。

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2016年7月19日 (火)

てこね寿司

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お友達がきてくれるっていうので・・・朝顔を生けました。
この壺が・・・ももりのご自慢の壺です。お手製。丹波の陶芸家のところへ遊びに行って土をもらってコネコネ。焼いてくれました。何しろ竹の灰釉なんですって。「サグラダ・ファミリアみたい!!!」って言ってくれた人もいて、ご機嫌です。


 ともかく、よそにはないってのがいいのよねえ。一人自慢のホメテなしですって???は・は・は
お昼は、てこね寿司と釣りキチのお魚のカルパッチョ。写真はなし。


 相棒は車椅子で、もう遠い外国にも行けなくなったし、国内すらなかなか・・・です。だぁかぁらぁ・・・絵を描きましょう。ももりは一枚出品作をつくるのに、途中で気が変わったりして2~3枚描いてきたものですから、描きさしの絵はいいっぱいあります。それを・・・当分、なんとか仕上げましょうか。

 


 なんだか、もう、立ち直りました。癌からも、息子の死からも・・・息子はもう私の子宮の中に戻りました

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2016年7月17日 (日)

いのちみょうが

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 今朝、久しぶりに釣りキチが車で出かけましたら・・・なんとなんと・・・茗荷がビッシリ。
いつ、植えたのか。いつから食べ始めたのか・・・もう記憶にありません。いつの間にか、こんな狭くておいしくもない地にたくましくはびこり、ひそやかに花を咲かせ・・・・めだたない、クセの強い花・・・でも、なしではいられない・・・・なんだか、自分自身みたい気がしてきて、一人、ニーンマリ

 がん手術、2年目の検査も「悪いところはないですねえ」って主治医の先生に言ってもらえました。ウッレシイ!!!あきれたことに、3週間前、肛門からの内視鏡検査・・・これが、前回2回とても痛かったのですっかりおびえていまして・・・夜もよく眠れないほどで、しっかり前夜からの投薬、当日朝からの薬も指示とおり、ちゃんと飲んで準備万端でしたのに、2週間前のCTスキャンは痛みが全然ないものですからウッカリ・・・朝から絶食・・・これを忘れて朝食を食べちゃった!!!なんと、エエカゲンな・・・でも、半時間後に検査してもらえました。そして今週の主治医の先生のウレシイお言葉!!!さっすがっ・・・中京のみょうが女です。


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 間もなく、京都府立文化幻術会館で「日本水彩 京都支部展」


 さ・あ・あ・・・・・どれにしようかな???カミサマノイウトオリ・・・プットコイテ プットコイテ プットコイテ プップッ

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上は「古代との交歓」  下はまだまだこれから。なくなった息子をさがす旅にでる・・・うろうろ・・うろうろ・・・

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2016年7月15日 (金)

フッルーイお話

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 昔・むかし・・・・ももりはカルセンババーとよばれるカルチャーセンターの生徒でした。教室は「エッセー教室」10年ほど在籍し、その間、5年ほど「京都エッセー」の同人でしたっけ。
 ちょうどNYで個展をしたころで、当時のエッセー(15号)から・・・


 天国と地獄

 月のかけらがポトリと懐に飛び込んだような、現実離れしたラッキーな経験。去年の私は、まさしくそんな幸運の中にあった。
 11月4日、4~5日前から腰が痛むと寝込んだ姑が悲鳴をあげて痛がるようになり、亭主と息子二人がかりで病院へ運ぶべく、1時間あまりもやっさもっさしたあげく、とても無理と救急車をよんだ。若い屈強の看護人3人がかりで、痛い痛いと泣きわめく姑を担架に乗せて、救急車は出て行った。
 幸運はその直後に始まったのである。
「もしもし、こちらNYのSですが8月にもって来られた作品を、この12月に展示することになりました」 
 この8月、NYで個展をしないかという以前からの話の下調べに、私はNYへ行った。その時、ふすま10枚分くらいの作品を抱えて行ったのである。その作品が画廊のオーナーの目にとまり、今回、急に展示されるのだという。
 「つきましては、お手持ちの作品をできるだけ多く送ってください。そして、もうちょっと小さい作品を急いで作ってください。ムリでしょうか」
 「勿論つくりますよ。何とかしますよ。べストをつくします。」

 茫然としていた私は飛び上がった。目の前には姑の残していった汚物や下着が散乱している。
「さあ、片づけなくっちゃ。あの様子では、姑は二度とこの家には帰れまい」 汚物を片づけ、洗濯ものを洗濯機に放りこみ、まくらもとの食べ散らかしを全部ゴミ袋に押し込んだ。熱い湯で畳まですっかりふきあげた。この4~5日、なれない病人と看護人は、何度となく畳におしっこをこぼしたものだったから。冷蔵庫のいつからあるかわからないものを捨て、カーペットをはがし、仏壇まで磨き上げた。25年間、姑はこの部屋から餓鬼のごとく小さな目を光らせて、私を見てきたのだ。


  結婚当時は、まだインテリアデザイナーという言葉が脚光を浴び始めたころだった。国立大学を出たてのデザオナ-の卵から、心貧しく、到底誇りの持てない下町の嫁の生活へ。この中でアートは私のたった一つの敗者復活戦だったのだ。全く異なった環境だった。誰が選んだのでもない。私一人が喜んでした結婚だったが、つらかった。何よりも夢と誇りのないのが我慢できなかった。経済的にも、何とかかせぐのが急務だった。子供相手の書道教室、そして、古筆の勉強、次々に生まれた子供たちが寝静まってから明けがたの空があじさいい色に染まるまで、私は一生懸命勉強した。若さは苦しみすらも滋養にしてしまうものらしい。 子供達の手が離れたころ、私は作品を発表するようになった。姑の存在が小さくなり、アートは私を満たした。そして、今、NYで個展というときになって、姑は再び、私の前に立ちふさがろうというのか。


 外は木枯らしがふき荒れている。激しい思いに突き動かされて、姑の匂いすら出て行けと、窓を開け放った私の耳に、電話のベルがなった。「今から帰るから、上着を持って迎えに来てくれ」


 背骨がつぶれていく病気には、治療法らしきものはない。痛いだけの病気にはベッドはないのだそうだ。潰れた骨が固まって、痛みが治まると少しはよくなる。三度の食事からしもの世話までしながら、私は必死でNYへの作品作りに取り組んだ。何ものかにつかれたように何点かの作品ができていった。
 同時に、実に奇妙な変化は私の中におこった。あれほど嫌がっていた姑の世話ができるのである。自分はきっと鬼嫁になると思っていた。あんな人に哀れみをかけるなんてできっこないと思っていた、。しかし、この歯のない間の抜けた口を開けるだけの哀れっぽい存在にかゆを流し込み、15分おきに、三種類の目薬を落とし、小便をとる。大便をとる。私にこのことをさせるのは何か。愛情というようなきれいなものではない。私は天使にはなれない。一家の主婦としての責任感かもしれない。火の粉のふりかかった家には水をかけなければいられないようなものかもしれない。愛とは、愛を与えるものの方に生ずるものなのかもしれない。
 しかし、それにしても、何と醜い。大便だって若くないしりからは、すっとでやしない。20分余もかかってチビチビでるし、その間、前からは小便がずっともれているのだ。
 


 「いたあい、いたあい、いたたたたああっ」 
階下で姑は地獄の痛みに泣き、2階で私は作品をつくる。アートにはエクスタシーがある。この人の生涯が不幸なものだったとは思えない。姑の不幸とは、満足することが無かっただけなのだ。内なる充足のない魂を、人は外から救えない。「いあたあい、いたい、いたいいっ」



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 どうですか????ももりの正体

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2016年7月 9日 (土)

1990年 12月9日

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 ももり49才。若かった!!!は・は・は・・・・こんな日もあった。in NY SOHO 1990 12月9日
頑張ってくれたタアシスタントの佐伯君と???お名前は???忘れちゃった。ゴ・メ・ン。今も元気にNYで活躍してるんやろか


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 なんかやってる!!!すっかり記憶にない!!!


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 有名にもならず、お金持ちにもならなかった。今にして思えば・・・やっぱり、家族を捨てる気なら???夫を捨てる気なら???やれたチャンスは確かに何度かあった!!!。もっとも・・・結果は惨憺たるものになったと思います。ももりの性根ではね。そこまで根性はなかったし、ないなら、ないなりに、静かな落ちついた人生がありました・・・のさ・・は・は・は・・・

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2016年7月 7日 (木)

MoMA ニューヨーク近代美術館

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 う・・う・・・・ん・・・読んでいる間にクラクラしてきました。なんだか若かったももりが事件にまきこまれているような・・・・臨場感に引っぱられて一晩で読了。


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 そう・・・場面は1990年8月・・・ももりはNY「MoMA]にいたのです。


 MoMA????聞いたような???なになに??? ニューヨーク近代美術館。「THE MEUZUM  OF  MODERN  ART    NEW  YORK」・・・・この本を読み初めて途中まで、NY近代美術館だと気がつかないうかつさで・・・は・は・は・・・遠い記憶はもうすっかり霧の中でした。でも・・・・わかった瞬間、目が覚める思いで一気によみ進めました。

 


 「NYで個展をぜひやりなさい]と言って下さる方がありまして・・・・当時バブルでお気楽に浮かれていたももりは「いっちょう やったろか」と、のったのです。

 下は・・・ハ・ズ・カ・シ・・・・ながら・・・・その時のDM。ま・あ・あ・・・向こう様が作ってくれたんですから・・・


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若かったし・・・・面白いチャンスで…月のかけらがポットンと手の平に落ちたような・・・マ・ア・ア・・・・主人公のように、あっけなく一線をしりぞいて、田舎にひっそく・・・・って言うのもなんだか似てる・・・・




 もう少し、この事件???は・は・は・・・若かりし日の一戦を報告しましょう・・・次回に・・・・
モッチロンロン・・・・ももりが個展をしたのはMoMAではありません。念のため・・・・は・は・は・・・・


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2016年7月 1日 (金)

爆睡  3日

 これで、なんとなんと・・・・爆睡3日です。


 気持ちの良い目覚めから遠ざかってしまっていましたが、。このところ3日、充分に満ち足りた熟睡の後の目ざめの快感を味わっています。

 東京の審査、その直後の相棒の手術、息子の100か日・・・・・審査の結果報告の責任と、何より、手術2年目の検査への不安。ゴッ・ゴ・メ・ン・・・品がなくて・・・ノミのキンタマ???・・・みたいな小っちゃな心臓なんやろねえ???    

 肛門からの大腸の検査のカメラ。これが・・・結構痛いんです。特に、前回2回は、とても痛くて、ね。

 火曜日の検査「悪いところはないようですね」って言われたとたん!!!もっ・もお・お・・・・あ・あ・あ・・ウ・レ・ピーツ!!!


 検査だけで草臥れはてて、帰宅後、昼寝。なのに、夜も熟睡・・・・2日目も・・・・


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 原田マハの本2冊「ユニコーン」と「風のマジム」
う・う・・・・ン・・・・若い人の文章???なんとなく舌ったらずで、マンガ的???文学も変わってるんやろねえ。

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