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2016年6月28日 (火)

モネ 大人の恋

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 「ジベルニーの食卓」原田マハ、をやっと図書館から借りてきました。待っていた人が2人・・・人気あるのかしら。

 ご存じ、モネ・・・モネを知らない人はいないでしょう。印象派そのもののような画家です。日本にも多くの作品があり、展覧会も何度も開かれています。「印象派」という言葉のもとになった絵を描いた絵描きです。

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 上は自画像、43才。男前ですよねえ。


 1740年生まれで、若いころには、カリカチュアで、けっこう知られていたようです。

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 しかし、「ジベルニーの食卓」を読んで初めて知った彼の恋。モネ、38才。6人の子持ちの他家の奥方との恋を貫いた・・・とあります。知らなかった!!!



 1786年(モネ36才)シャトー・ド・モンジェロンに実業家エルネスト・オシュデに招かれて、一家7人の住むロッテンブール城にやってきます。城は妻、アリスが実家から相続したばかりで、見晴るかす草原に花々が咲き乱れる小道の奥にありました。オシュデは、彼の作品を買ってくれるパトロンでした。その当時、モネには病身の妻と子供がひとり、貧しい絵描きでした。下はその年齢の頃の絵

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 ところが、ところが・・・・2年後、オシュデは事業に失敗。なんと、妻アリスと6人の子供を残して失踪してしまいます。しかも、末の子は生まれたばかり。城は人手にわたり、すべての財産を処分して、7人はモネのアルジャントゥイーユの家に転がり込みました。モネの妻、カミーユ自身も2人目の子供を生んだばかり。以前から病弱だったカミーユは、翌年にはも死んでしまいます。この状況の中で、描かれた絵が・・・下



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アカデミックな絵画こそ貴いという風潮の中、貧しさと戦いながらも貫いた、光の画家。彼がすこしづつ、豊かになっていくのはやっと45才ころから。そして、6人の子持ちのアリスと正式に結婚した時、モネ52才、アリスは48才になっていました。失踪した夫との確執もあったようですが、家族みんなが、モネを愛したようにえがかれています。

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 ももりの画集には貧しかった彼を助けたセザンヌや政治家クレマンソーの名が出てきます。


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 おやおや、ゴッホの弟テオの画廊で個展をしたともありますよ。

43才でジベルニーの土地を借り、7年後には買い取ります。6人の庭師が手入れをしたようで、晩年のモネは、アリスの次女に懇切なお世話をしてもらって、リューマチと戦いながらも絵を描き続けた・・・のでした。

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2016年6月19日 (日)

作らないサバ寿司

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 ももりは、実は・・・サバ寿司や巻きすしが大好き。勿論つくるのも、食べるのも.
でも・・・・次男が、もういないとなると、どうも、作れないんです。

 逝ってしまった次男。犬年・・・・まったく、犬でした。
子供の頃から、ももりの作るものは大好き。「できたよお」って声をかけたら、お膳の前に飛んできてチョコン。うれしそうな顔をして座ってました。「お手」って言ったら、」お手もしたかも???「おすわり」といったらいつまでも座ってたような・・・
 一番寂しいのは、食べ物をつくるとき。飛んできて喜んで食べる子がいないということは・・・・グ・グ・グ・・・

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 今日は父の日。長男は素晴らしいステーキ肉をおくってくれました。釣りキチは、昨夜釣ってきたお魚で、今、ごちそうを作ってくれています。あの子さえ、ここに・・・・もう・・・言ってはいけないのです。

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2016年6月14日 (火)

喜びというものは

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 「お友達のくつと帽子」夏ですねえ。まあ・・そのまえに梅雨・・・ということですけど・・・・


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 図書館へ本を返しに行きました。ちょっと・・・しんどい。井上靖はまじめやし、スッゴク勉強家やから大好きやけど・・・ちょっとくたびれました。というときに、チョロッと目にはいった本。これはおもしろい!!!

 5月、忙しかった。東京での審査、帰宅直後には相棒の緊急手術。相棒抜きで息子の100か日。そのあと、又批評を書けということで東京へ。この時は、相棒が入院していたからかえって安心で、夜の懇親会パーティーにもチャッカリ参加しました。


 喜びっていうものは自自身が意識して大事に喜ばなくっちゃ・・・ね。どれもこれも、喜びなんです。
75才・・・大きな会場に、晴れやかに展示してもらえるっていうことだけで、十分にうれしいことなんです。大きな展覧会に参加できて多くの人とおしゃべり、笑い・・・・大いに楽しみました。ア・リ・ガ・ト・・・ね

さ・あ・あ・・・相棒をデイケアーに送り出して、今日はこれから奈良へ。何しろ100才のお祝いをするという猛女のところへ・・ね。は・は・は・・・

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2016年6月10日 (金)

エッセー 井上靖

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 相棒、2週間で退院。また、自宅介護の生活にもどりました。静かな平穏・・・とはいえ、三度三度の食事を枕元に運ぶのは・・・結構・・・シ・ゴ・トです。


 楽しみは「本」。もう少し井上靖に近づきたくて、エッセーをさがして借りてきました。不眠の苦しみ、親の死など・・・身近な文章で、井上という男の体臭???がにおうようです。井上靖の父親は81才、母親はその5年後、認知症の末、85才まで生きました。彼は長男…当時はアフガニスタンやトルクメニスタン、など、西域への激しい旅をしている時期で、実際介護に携わったのは、彼の姉妹のようです。

 しかし…高齢の親が生きているということ、その現実は自分自身や周辺の者が自分のこととして死を考えるということから遠ざける、と、書いています。そう・・・親は、長生きすることは、無言のうちに、子供達を勇気つけてるんですねえ。
 ももりは、相棒や自分自身が死ぬことは怖くありません。でも、息子が死ぬのは怖い。
先日、お昼ころになっても、2階の釣りキチの部屋からコソッとも音がしないもんですから「死んでるノンちがうか」ってのぞきにあがりました。日曜日だったのにねえ・・・・「エエ加減にしいや」ですってサ。


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2016年6月 6日 (月)

京都と東京で

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東京上野の東京都美術館における「日本水彩展」に出品しています。
次男が急逝し、絵を描く気力も失っていましたが、何とか出品は続けたいと、古い絵を取り出しました。一度の出品に2~3点は描くものですから、出品しなかった絵はたくさんあります。その中の一つから。


 空間だけは描いているのですが、どうしても、ポイントになる‘何か‘を思いつきませんでした。ふみつぶされたビールの空き缶???なんてチンプな!!!おもちゃの飛行機の墜落したの???枯れたバラ????いえいえ、小さなものを描いたら空間も小さくなります・・・・ふと・・・・逝ってしまった息子を探してさすらうような・・・・フラフラした人間を描きこもうとおもいました。下「目的のない旅」


 

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いつもながら・・・・ショーモナイ・・・

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 京都市美術館で開催中の「京都水彩展」やっぱりここでも・・・フラフラと・・・・「あてどない旅」


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