さつき満開
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どうも・・・・図書館通いはももりを不健康にします。それに気がついて、久しく遠ざかっていましたが・・・やっぱり、知りたい!!!
篠田桃紅・・・・有名な・・・さ・あ・あ・・・書家というか、抽象画家というか・・・・彼女は100才をすぎて現役。
レオナルド・フジタ・・・・知らない人はいないでしょう。ももりにとっても・・・・どうも・・・イマイチ。どこか俗っぽい???ももりごときが・・・・でも・・・改めて・・・・知りました。あまりにも正直、あまりにもエエカッコシイ・・・・
でも…この本に描かれるエコール・ド・パリの作家たちの群像。これは、もう少し知らなくっちゃ。ヴァン・ドンゲン、モディリアニ、スーチン、モーイズ・キスリング・・・アンリ・ルソー・・・ピカソ・・・そして、島崎藤村・・・山田新一・・・山田新一はももりの大学時代の教授です。
図書館から遠ざかって、健康な眠りをえたももりですが・・・・やっぱり、もっともっと知りたい!!!知ってみたい!!!今日は雨・・・明日は・・・
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処女作???からいきなり世に出て、絶筆までが世に受け入れられ賛辞を浴び続けた作家はそう多くはないと思うけど、井上靖は、まさにこの稀有の作家でありつづけました。
毎日新聞学芸部の記者であった14年間を考えると、処女・・作とは???とはいいがたいかもしれないけど、昭和24年10月号の「文学界」に発表された「猟銃」は、佐藤春夫のもとに持ち込まれ、大いに認められました。
続いて、同年12月に書かれた 「闘牛」は芥川賞を受賞して、のっけから文学界の寵児となりました。
このももりの蔵書は100円と書かれ、おっそろしく字も小さいですけど、改めてよみかえします。「う・う・・・・・ん!!!やっぱり・・・これは、す・ご・い!!!!」
そして・・・絶筆「孔子」・・・・往年の緊張感は全くなく、老々と語る言葉は、眠気をもたらしてくれます。今、睡眠になやむももりにはこれはこれで???いいのかも???
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井上靖をして、「私の生涯の一書はこれだ」と言わしめた西域の旅の克明な記録です。かつて旅したももりの旅とはスケールの違いでは、月とすっぽん・・・NHKのTV班とか、中国政府要人とかはでてこないし、過酷な砂漠の中に、車は立ち往生、まだ調査のされていない古都を訪れたり・・・でも・・・・少しは共感することを許してほしい。
下は、ベゼクリク千仏洞。その下は、トルファンにて葡萄棚の下で羊の皮をはぐ家族。今晩のごちそうか???一番下は、干しブドウをつくる乾燥小屋
相棒病み、自分の膝ももうすり切れて・・・でも・・・旅っていいなあ!!!
井上靖の、日本人遣唐使をテーマにした小説には、主人公のそばに必ず、やたら旅する・・未知の地を歩くことそのものが人生最大の目的、使命、生きがい・・のような人間が必ず登場します。
ももりも旅はした方でしょう。何にも実を結ぶことはなかったけれど・・・やたら、旅をしたがった。もっとも旅って本来、旅そのものが目的であって実を結ばないのは当たり前です。
このももりの西域旅行の時に作った短歌が下です。
荒涼の ゴビの砂漠のはたてには 碧空えぐる 天山のあり
はじくごと 銀バエ散りて ロバ駆けぬ ウイグル乙女の さざめきのせて
水のおもに のぼりゆくがに 日輪の すべてを焼きて いまし沈みゆく
歩むごと わがくるぶしを埋めしは ゴビより降れる 太鼓の砂か
突然の砂嵐。あわてて必死でバスに逃げ込む
太古も今も、そう変わらないと思われる人々の営み
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桜といえば・・・やっぱり遠くからみるだけでなく、包まれなくっちゃ。暮れにはまだすこし・・・天神川のつつみです。
桜は古木になるほどいい。そこへ行くと人間様はあわれですねえ。老残・・・残酷です。先日、なにわの宮跡を一度見てみたいと大阪へ。大阪も随分久しぶりです。ついでに、歴史博物館を見ようと訪れましたが、定休日。クシュン。と、いうことで、NHKの「朝がきた」のセットを見て帰りました。
今年も桜の春は忙しく過ごせました。最近、健康的な眠りをえています。薬を飲まなくても眠れます。
と・・・いうのは、図書館へ行くのをやめています。どうしても、欲ばって、借りた本は返却日までに読まなくっちゃと・・・読み過ぎます。今は、自分の本棚の古い本を引っ張り出して再読、再々読。読んだはずなのにすっかり忘れてしまっていて、何度でも感動できるのがうれしい。自然な健康な眠りの目覚めは、感動的に気持ちいい充実感です。
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今日もママチャリで、太秦の「広隆寺」へ。もう、夕方でしたが、霊宝館へ。暗闇に目が慣れて、息をのみました。
勿論、写真は禁止。手持ちの本からの複写です。国宝第一号の弥勒菩薩・・・・めがねを忘れた!!!なにしろ暗いんです。
その対面に安置されている3体の千手観音像・・・・素晴らしい!!! 3体いらして、真ん中は白鳳仏、左が天平仏、右が平安時代ですって。
上、2体の仏様の真ん中にいらした仏様がももりのお気に入り。ところが写真がありません。
その、まんなかの白鳳仏のお顔が・・・・かわいい!!!ちょうど山田寺の仏頭に似た感じ。子供っぽい童顔でお体もほっそり。肩も腕も子供のバランスです。
きっとぉぉぉおおお・・・・当時の権力者の女性をモデルにしたんじゃない???なんて空想しました。
作家ってのはあこがれを作品に込めるものなんだから・・・・
白鳳といえば、645年の大化の改新から、都が藤原京をさって平城京に移るまで・・・。すると・・・・???持統さん????
持統女帝のやったことは、すごい!!!すざまじい。父親の天智天皇の勇猛果敢、そして時として冷酷非情。そのお方が、こんなかわいらしい童顔???だとしたら…???その2面性こそが???
下、写真は山田寺仏頭・・・仏様は飛鳥時代だそうですけど・・・・白鳳仏と解説された、ここ、広隆寺の仏さまもよく似た同じ童顔です。
夕闇が迫ります。急ぎましょう。でも・・・・太秦といえば「蚕の社」
ここは秦氏をまつる古い神社です。聖徳太子の腹心の部下であった秦川勝の建てた神社です。そう・・・広隆寺で秦ご夫妻の木彫も見てきたきたばかりでした。
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日曜日、釣りキチがお花見ドライブに相棒と私を連れ出してくれました。
天神川から北上、宝が池へ・・・「深泥池がいい」と私が言いつのったので、深泥池へ。京都では「みぞろが池」とよびます。桜の名所ではありません。まだ半分も春の目覚めをしていないような原野の広がりが何ともいえず心にしみます。深泥池と、神泉苑の池水は、太古の水だそうですよ。このあたりがこれ以上俗化しないことを祈るばかりです。
深く京都の北部、雲ケ畑へ。そこから大原、更に八瀬へ。日本の原風景ってこれなんやろなあ・・・・周辺の山々には、驚くほどたくさんの白い花木が、まわりの木々の中に浮かび上がっています。「あれはやまぼうしやろなあ。さくらやないでえ」みつばつつじの甘いピンクが可憐です。桜はもちろん、菜の花やボケまで咲いて、ホント、何ともたおやかで甘やかな自然です。
最終の目的は「野村美術館」書の名品を見せてもらいます。
南禅寺に近く、人の流れはとぎれませんが、館内はひっそり。
「大事に大事に されてきたんやなあ」最近は、ちっとも絵の展覧会には心がむきません
動物園は通り抜け。老人パスでスルー。ついでにお昼は「ゴリララーメン」は・は・は・・・
夢を見ました。私と釣りキチが車を走らせていますと、交差点の向こうで、次男が「のせてえ」と手をふっています。近寄ったのですが、いませんでした。
私たちをなつかしがってるんやろか。でもおおお・・・もう、私と一緒に車にのってる。又、私のお腹の中に・・・・ネ。妊娠の初期状態・・・・は・は・は・・・・
相棒は、「三途の川を渡れるか渡れへんかまよてるのに、四つ足なんか食べるな」とか言っていますが、何一つ悪いこともようしなかったような次男ですもの。迷うはずはありません。弱いお嫁さんを守って、世の中の片隅でいじらしく頑張って生きてたんですもの。
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写真は金婚式プラス1年記念にいただいたバラの花束・・・・・あ・あ・あ・・・・うれしいなあ!!!
皆様に守られていきてる・・・・うれしい!!!
そして、又、今日もフラフラ。ママチャリです。上着をぬいで、もお・・・春!!!さむくない!!!うれしい!!!桜ゆえこころせくこの日頃です。
まずは、西陣、千本釈迦堂へ。ここは応仁の乱にも、燃えずに生き残ったお寺で、本堂は国宝です。
応仁の乱は、10年も続きました。大義のない戦いで、京都はひどくすさんだといいます。賀茂川の岸には、餓死者がゴロゴロ。盗賊追いはぎが跋扈し、町は壊滅状態だったといいます。
ここのお寺が焼けなかったのは、細川勝元対する山名宗全。この山名宗全が守ったとか????
柱には、大きな槍き傷や、刀傷。痛々しい。
下は、近くのとげぬき地蔵さんへ。お線香をあげました。
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