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2015年11月18日 (水)

古代への旅

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 「日御子 ひみこ」帚木蓬生  読み終えました。
変わった小説です。文学以外では表現できない世界です。やさしい語り口で、歴史以前の九州と漢、韓との交流を描いていきます。語り部は・・・まあ・・・通訳とでもいいましょうか、あずみの一族。はるかむかしに北からやってきた一族。まだ日本に独自の文字のない時代の語り部が、一族で語り継いできた倭国の歴史です。

 下は「韓委奴国王」(かんのわのなの国王)・・・ご存じ、志賀島から発見された金印です。その中の「奴」の文字は実は「那」(九州にあったな国)であったのを、奴隷の意味を持つ「奴」に代えられてしまった・・・・あずみ一族の無念の思いを代々つたえていきます。1784年(天明4年)博多湾口の志賀島から発見された実在の「韓委奴国王」金印。中国側の記録では、後漢の中元2年、57年にあたるそうです。

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 戦乱の世が続き、やまたい国に卑弥呼があらわれて、平和がきます。「親魏倭王」の肩書を魏の国王からもらった邪馬台国は、しかし、卑弥呼の死と共に、たちまち、又乱れ、「登与」が女王位についてやっとおちつきます。そのあたりは魏志倭人伝に書かれて、史実かどうかにぎやかなところです。

 下、写真は何度目かのおつとめですが、吉野ヶ里遺跡で卑弥呼時代の人達とももり。


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 相棒病んで、もう遠い国への旅は望めません。でも、久しぶりに、旅!!!遠い古代への旅を楽しみました。作家の、深い知識と空想力に脱帽・・・文学って、やっぱりすごい!!!

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コメント

吉野ヶ里遺跡、くちこも、昔、母と行きました。
でも、こんな衣装の人とは遭遇しなかったわ。
くちこも、もう旅、自信喪失です。

投稿: くちかずこ | 2015年11月18日 (水) 20時53分

卑弥呼はこの字で覚えています。日御子、なるほどです。
定説になったとしても、さまざまに思いめぐらせる余地のある過去ですね。
良い笑顔のお写真です。

投稿: kazuyoo60 | 2015年11月18日 (水) 09時24分

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