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2015年3月30日 (月)

狂王ヘロデ  続編は???

 曽野綾子さんの「狂王ヘロデ」読了。登場人物の名前に苦労しました。親子で同じ名前。ご先祖とも同じ名前。多くの妃から生まれた、よく似たまぎらわしい子供の名前など。メモ片手に、でも、とても面白く読みました。息子たちが王位をねらってると妄想にかられた王は、次々とわが子を手にかけます。王の身辺にひっそりと、存在を消したように生き、すべてを見た口のきけない竪琴ひき。


 ところが・・・・主人公はももりの思っていたヘロデ王とは違うヘロデ王。どうやらももりの思っていたヘロデ王はこの王の孫らしい。孫が王位をついでキリストを磔刑にした????
 物語はヘロデ王の死で、ハラリと唐突に終わります。続編は????きっと書いてくださいね。それまでお元気で

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 ももりの知っていたヘロデ・アンティパスは予言者の「今夜、未来の王が生まれました」という予言を聞いて、嬰児を皆殺しにしたという恐ろしい王です。上はブリューゲルの「嬰児虐殺」
 下は、その妻、ヘロディア。ヘロディアは牢につながれていた予言者ヨハネに横恋慕。言うことを聞かないヨハネに怒ったヘロディアは、一計を案じます。踊り子として魅力的なわが娘サロメに宴たけなわの時に踊るようにすすめます。やんやのんかっさいに喜んだ王が「褒美には何でも好きなものをとらす」、という言葉に、サロメは「では、ヨハネの首を」といいます。ヨハネの首をお皿に乗せて・・・おっそろしい。

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 先日行ってきた植物園の野草園。世の片隅でひっそりと生きる・・・・っていいなあ

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2015年3月27日 (金)

エリーさん死にました

 とうとう・・・最後ですね。本当に毎朝楽しみに見たドラマでした。

 安らかな死・・・最近、自分や相棒が病気になって、ごく身近に死を考えるようになっています。
ももり自身は先日の血液検査で「どこも悪いところはない」と言われて以来、いっそう元気が戻っています。一方、相棒のリハビリは一筋縄ではいかないようです。力を失った筋肉が骨を支えられないらしく、肩や腕が酷く痛むのです。最近は朝会いに行くといつも寝ています。痛みどめのせいかもしれないなあ。


 3月30日は結婚記念日、49回目です。
「血のしたたるビフテキが食べたいなあ」って言っていたので、お昼にお弁当を差し入れようと、主治医の先生に許可をもらいました。
 「みんなが結婚記念日って言ってるでええ」っていいますけど、先生の承諾なしには、外から食事を持ち込めないんですから・・・・
 「すき焼きの方がええなあ」ですって・・・はいはい・・・


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 愛宕山と下は比叡山と桂川。なの花やももはまっさかり、桜もほころんでいます。やっぱり、自然っていいいなあ!!!

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 病院から帰宅。スケッチブックを持ってママチャリで・・・ルンルン。お日様ピッカピカ!!!風はまだ少し冷たいけど・・・・西へ西へ・・・桂大橋をわたって、自転車道へ・・・・その内、小さな川原の道に入りこみ、だんだん道はきえていきます。草にママチャリの車輪をとられて2回転倒。でもお・・・・また来た道を戻るのは・・・登り坂だし、しんどすぎ。
 その内、小さな流れに出てしまいました。ずいぶん向うに車道がかがやいて見えています。


 ほんの2メートルほどの浅瀬・・・・コンクリートブロックと石が5つほど足場に置いてあります。
「行けるか??このたよりない足で」・・・・しかし…戻るなんて、イッ・ヤッ!!!!
 踏み込みました。途中で、自転車が石に引っかかり、川にはまりました。「ええいっ」と引き起こしましたが、又倒れ、やっと自分自身だけ向こう岸へ・・・川の中の自転車を力一杯引っ張りだして、やっと無事、彼岸につきました。ももり自身はぬれることなく、やれやれ・・・・小さな冒険でした。


 も・お・お・・・こんなに元気になって・・・でも・・・もう、旅にもそうそう行けそうもないしなあ。相棒を見とって死ぬのがももりの最後の大仕事なんやねえ

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2015年3月24日 (火)

活字大好き

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 このところ、曽野綾子さんばっかり。何冊読んだでしょう。わからないほど・・・
エッセーや評論ばかりで、中々小説にはたどりつけなかったのですが・・・彼女の小説は・・・・どうも・・・救いがなくて暗い・・・そんなイメージがこびりついていましたから。


「狂王ヘロデ」久しぶりに胸躍る・・・・どんどん読み進みます。
ヘロデ・アンティパス・・・・有名な・・・有名すぎる人物です。キリストを磔計にした男・・・


 ももりは、さ・あ・あ・・・40年ほど前でしょうか。旧約聖書にひどく入れ込んだ時期がありました。そのきっかけとなったのは、とある展覧会で見た「幼児虐殺」の絵・・・誰の絵だったかはすっかりわすれましたが、幼い子を殺す多くの兵士、取りすがる母親、もう息絶えた幼児の死体。狂ったように、あるいは茫然とすくむ母親たち。


 それまで、キリスト教というのには何かしら穏やかなイメージを持っていました。子供の頃、家の近くにキリスト教の学校があり、物静かなシスターたち(ペンギンさんって呼んでました)に少しあこがれていたからです。


 そのキリスト教の歴史に登場する「幼児虐殺」。時のローマ帝国のエルサレムの統治者、ヘロデ・アンティパスを描いて物語りはぐいぐいももりをひっぱります。
 まったく・・・久しぶり!!!やっぱり小説の方がエッセーより面白いやんか!!!!

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 これはまだこれから・・・三浦朱門ってどんなおっさんやろ???曾野綾子さんの本でだいぶ耳学問は進んでいますが・・・

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 上の本は先日図書館に返した本です。アップはしなかったけど・・・・活字大好き!!

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2015年3月19日 (木)

うぐいす???ホント???

 一昨日、とても暖かでポカポカ。相棒のところへ行こうと自転車を引っ張り出して、乗ろうとしたら・・・・

 かすかに「チッチッ」と声が聞こえたような・・・耳を澄ましてじっとしていますと、動くけはいがして、椿から梅へ、小さな鳥が移動しました。つがいです。
 「アレレ???まさか・・・・???」
よく見ましたが確かに雀でもない。雀よりちょっと小さいような。メジロでもない。目の周りに白い輪がない。うぐいす色・・・
 「こんな中京にうぐいすが????」


 今、我が家のネコノヒタイ、椿満開。さざんかも残っています。その横の梅満開です。


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 午後、ママチャリで梅宮神社へ行きました。
ここは大好き。あまりはやらないからか、どこか寂れたすさんだ??風情が好き。あまりにも人工的に手入れされ過ぎたお庭よりも、伸び放題みたいにのびたつつじや梅。雑草の中に咲く水仙。もう三つ葉つつじが大きなつぼみを膨らませています。このおみやさんは古い。橘諸兄創建の官幣大社です。

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2015年3月15日 (日)

あっ  わらった

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さゆりさんの作品が、表紙になりました。
なんて可愛い!!!絵を描きたいという意欲の原点とは???きっと家族や身ぢかな厨のものとか・・・・ちょっとお玄関に飾りたいとか・・・・今しか描けない孫の成長の記録とか・・・素朴で自然な楽しみでしょう、

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 上は以前に取り上げられた絵です。このお孫ちゃんたちはもういくつ???立派な少年少女でしょうね。


 さゆりさんは一人っ子。結核で亡くなられたお父上のあと、小学校教員として生計をになった母上の手で育てられた病弱な一人っ子でした。
「私は、ほんとに、しがんだで・・・・」しがんだって・・・いくじのない弱い子ってイメージです。
 おばあちゃまが赤ん坊の小百合さんにお乳を飲ませるために小学校の先生だった母上のもとに毎日、お昼になると学校へ通われたといいます。そのことは1月24日「こぎくさんと父母」に書いています。 


 さゆりさんは、今、94才の母上と、その妹さんのふたりの老人、働く娘やお嫁さんたちの子供・・・ふたごちゃんもいます。6人のお孫さんの世話でふらふらです。でも・・・・なんて、素晴らしい!!!たった一人の家の跡継ぎが3人の子供を育て、孫は今6人・・・まだまだ・・・増えそう・・・命ってなんとたくましいのでしょう。
 


 さゆりさんは、ももりのお仲間です。こういう絵は、展覧会にはちょっと弱い。優しすぎ、かわいらしすぎます。でも・・・絵の本質、絵の喜びはきっときっとこういう世界です。この絵が、世に出る日がくるとももりは信じます。

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2015年3月12日 (木)

負け戦

 曽野綾子さんの本を読んでいます。その中の「別れの日まで」の面白い言葉をみつけました。


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  ・・・・50才から先の生き方が大切だとしみじみおもいました。それはその時期をすぎると、人間は一日一日弱り、病気がちになるという、絶対の運命を持っているからです。それは負け戦にも似ておりますね・・・


 負け戦・・・・う・・・う・・・ん・・・いい得て妙。でも彼女は今、84才のはず。ももりより10才上ですから。

 昨日、予約しておいた「私日記8巻」を入手。ここでは、大分衰えて、昼寝と料理が大好き・・・しかし、執筆やインタビューに追われています。おもしろいことに、この「私日記」は後になるほど楽しく読める。「まだ誰も癌にならないなあ」とか、朱門さんも「脳溢血にならないなあ」とか・・・・期待するのは悪いけど・・・・彼女は能力、健康もありすぎ…足りないのはできの悪い息子くらい???


 先日、たまたま行った病院の待合室にて「家庭画報」を手に取りました。三浦朱門と曽野綾子ご夫妻がそれぞれ2ページずつエッセーを書かれています。つまり最新の状況です。今、84才と89才の老夫婦!!!それによりますと・・・・少しご病気・・・命には別状ない病気・・・とありました。
 「8巻」をひもときますと、2012年 3月13日に病名がでてきます。繊維筋痛症、免疫不全だそうです。3年前です。


 彼女、ごく最近でも「アパルトヘイト云々」で話題になっていますが彼女は、自分の主張を撤回する意志なし。

 どうですか・・・見事な快男児…イエイエ快老婆???失礼!!!負け戦なんてとてもとても・・
でもでも・・・ももりは、これからから負け戦???・・・身にしむ言葉やなあ

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2015年3月10日 (火)

生還

 手術から9か月。きのうは血液検査でした。


「数値的には問題ありませんね」
「ただ・・・・・・・」と、突っ込んだのはももりです。
「いえ、今日は、ただ・・はありません」ですって。


「うれしいっ!!!先生のおかげです。ありがとうございました」
「いえいえ、ぼくは外科医として切っただけです」ですって。若い男前のセンセはクールです。

 また3か月たったら、今度はもう少し突っ込んだ検査ですって。
でも・・・「一年以内に悪い兆候が出たら現代医学ではどうしようもありません」ってはっきり言われてましたから、今9か月と半ば・・・・快調です。

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息子がドライブに連れていってくれました。貴船神社です。ここは梅はなし。菅原道真さんは関係ないからか???水の神様をまつっています。


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 貴船神社、本殿・・・まだ人はあまり多くない。春の日差しが背中にホコホコと暖かいのが、やっぱりうれしい
   

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 その後、広河原スキー場へ。スキーはしないけど・・・ここは京都市内にあるたった一つスキー場です。当日は摂氏5度。道路は乾いていますが道端の雪は、70センチくらい???春から冬へ・・・・・いいなあ!!!・・・久しぶりにスケッチ・・・うれしいなあ。

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2015年3月 7日 (土)

りっこちゃん   はたち

 なんと・なんと・・・・りっこちゃんが、昨夜、突然やってきました。

 りっこちゃんは、ももりが教えたたった一人の絵の子供弟子です。当時7才。その、りっこちゃん、昨夜、すっかり美しいはたちのお嬢さんになって、わが家にやって来ました。


 当時・・・もう13年前になりますね。りっこちゃんのお母さんが「お習字を習いたい」といって、教室にやってきました。その中で、ももりりが絵も描いていることを知りますと「うちの子が絵が大好きで・・・もう、寝なさいといってもまだ描いています、というのです。「じゃあ、一度絵を見せてもらいたいわ」といいましたら・・・・それが、下の絵です。

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 あまりの素晴らしさに、しばらく声を失いました。のびやかで力強い動物や魚の形の自由さ、何より色が美しい。子供らしい夢いっぱいです。

 「今でも絵描いてる???」
 「今は描いていません。大学は経済学部で、親元を離れて東京に住まいしてる」んですって。


 当時、ももりたちグループのお仲間とグループ展に出したのが下の絵。りっこちゃんの絵は、もっぱら話題を独占。7才と描き込んでいるでしょう。

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 何度か、「子供に絵を教えてもらいえませんか」とお声をいただきましたが、りっこちゃん以外は生徒はいません。子供に絵を教えられるとは思えなかったからです。子供には、絵をかきたいと思わせる感動が必要です。教室で「はい…今日はこれを描きましょうね」なんて、リンゴを前にしても、絵はちっとも楽しくないに違いありません。そっくりに描くなんてことには意味がありません。心の中が描けなくっちゃ・・・と、思っていましたから。


 りっこちゃんに、環境省が全国公募した「省エネ」のコンクールに、出品させました。京都市ではたった一人の小学生の入賞です。その絵というのが、また、感動でした。


 7才のりっこちゃんは、紙を前に「何を描こうかな」と長いこと迷っています。
「じゃあ・・・冬、お外はとっても寒くて、雪が降ってるのに、お部屋の中は暖房で暑すぎっていうのはどお???」
彼女はまず、画面いっぱいにこげ茶色の家を描き、そこに大きな空色の雪を散らしたのです。どうですか…空色の冷たい雪!!!!ついでに大きな雪だるまも空色で描きたしました。お部屋の中は暖色で、こたつ、ヒーター…子供は袖なしです。


 もっとも、この絵はお母さんが「空色の雪っておかしいよ」と言ったとかで、雪は白くして、もう一点描きました。
夏、ひまわりがかんかんさく中のお部屋は寒色で、もう一点。3点が出品可能でしたので、この3点を出品。絵は大阪城の近くのホールに展示され、ももりの家にはありません。


 「この家が大好きやったから」って、りっこちゃんは言ってくれました。今は絵を描いていなくても、心の中に大きな喜びを持ち続けてくれていたことがうれしくてなりません。


 この3点は、ももりの宝物です。ピカソやルノワールなんかよりも・・・は・る・か・に・・・すばらしい!!!

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2015年3月 5日 (木)

ホドラー展見てきました・・・兵庫県立美術館

 スイスの画家・・・ホドラー・・・日本ではあまり取り上げられなかった作家ですが、スイスの代表的な画家です。

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 スイス・・・どこよりも・・・!!!行こうと思っていた国です。
一日山を眺めて過ごしたい!!!車いすになってしまった相棒を連れて・・・もう一度行けるか??


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