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2014年11月20日 (木)

秋深し 古都、金戒光明寺

 ももりはふらふらと一人で歩くのが大好きです。古都京都、今、人混みを避けてひっそり閑とした穴場???を少しご紹介しましょう。


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 昨日は午後、金戒光明寺へ・・・きっと何か新しい発見がある!!!図書館を出て、ママチャリで丸太町通りをひたすら東へ。20分ほどで金戒光明寺の看板を見つけ、参道に入ります。何度も来ていますが、やっぱり山門をスケッチ。
 ア・レ・レ???あんな高い派手な幕の上に人の顔がいくつか見えます。そうでした。今、秋の特別拝観実施中。山門に登れるのでした。去年からはじまったのですって。勿論、登ります。
 お・お・お・・・・アベノハルカスまで見えます。

 金戒光明寺といえば、幕末、会津容保が京都所司代として滞在したお寺です。本来は法然さまが修行なさった黒谷ですが、ももりの興味は会津藩の方にあります。
 このお寺にはたくさんの会津藩士のお墓があり、秀忠供養の三重塔、お江の方の供養塔もあります。
 会津藩がはるばる遠路京都へやってきたのは、徳川家に対するひたむきな忠誠心。それゆえに苦しみ、それゆえに悲しみ、苦難の道をいかざるをえなかった会津。柴田五郎や新島八重、山本覚馬の写真もあります。


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 会津藩初代藩主、保科正之。この方は徳川二代将軍、秀忠の子ですが、奥方、お江の子ではありません。秀忠は、やきもちやきで口うるさいお江に頭が上がらない恐妻家でした。秀忠との間に多くの子をもうけたお江は側室を認めませんでした。そんなお江の知らないあいだに生まれた正之は、お江の怒りに触れて殺されるのではと、恐れた家臣の家でひそかにかくまわれて大きくなります。その後、武田信玄の次女、見性院に引き取られ、命は守られました。武田家の縁で、保科家・・・桜の見事な高遠城・・・主に迎えられます。
 3代家光の頃、鷹狩りにこの地に来た家光は、「あなたにはこんな立派な弟がいます」と聞かされます。家光は会ってみて立派な人格を確信し、会津藩初代の城主としました。

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  お茶室で800円をはりこんで、おうすをたてていただきました。茶室「花峯庵」今まで一度も入ったことがなかった本堂や回遊式のたいしたお庭もゆっくりお散歩・・・・ゆっくり静かでいい気持ち!!!
 三重塔をスケッチしていましたら、上から降りてこられた方が、この塔の裏側に「桑原武夫ご夫妻のお墓をみつけました」ですって。この裏へは今まで回ったことがありませんでしたから、これはこれはと思って「みましたら・・・ちゃーんとありました。

 西山の落ちる夕日を眺めながら、ママチャリは下り坂。すいすいでえーす。

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コメント

お久しぶりです。
お元気そうでよかった!
シルクロードのスケッチもいいですが、やっぱり紅葉は
心にしみますね~。日本人の原風景かも。
金戒光明寺から会津藩の話へ。歴史はももりさんの解説が一番すっきりしてわかり易いです。
薬を飲み終えられて私もホッとしました。とても大変そうだったから。
ブログを拝見しながら、私の心がそう見ているのか、ス
ケッチに優しさが増してきた気がします。
紅葉の景色にも透明感を感じました。

投稿: ちゃぐまま | 2014年12月 4日 (木) 11時52分

nyar-nyar様  山梨県・・・面白そうですね。ゆっくり回ってみたいものです。周辺の国への峠道に興味しんしんです。その内に・・・ね。

投稿: 山口ももり | 2014年11月23日 (日) 09時02分

kazuyoo様  東山も清水寺や南禅寺から離れると結構静です。


玉井人ひろた様   と・ほ・ほ・・・・女と鶏がなくと碌なことはない・・・って中国でもいうそうです。ハーイ・・・静かにしましょう。

すみとも様   京都、、、観光地は今人が一杯です。でも、実際、人が一杯の所は俗化しています。嵐山、渡月橋付近・・・俗化の極み・・・でも、少し離れると実に静かで穏やかで美しいんです。人混みはどうも好きになれなくて。侵入禁止の看板沿いに歩いてみてください。あなたの京都が見つかるはずです。


あきみず様   23日京都ですか・・・嵯峨野ならぜひ奥嵯峨へ。大覚寺から北上します。東山なら・・・???あなたの方がよく知ってらっしゃるでしょうね。

投稿: 山口ももり | 2014年11月23日 (日) 09時00分

こんばんは
体にも心にも良いお散歩なさいましたね!
先日も山梨へ行って武田家ゆかりのお寺に参拝しましたが、
歴史的な事柄はなかなか覚えられません・・・

投稿: nyar-nyar | 2014年11月21日 (金) 21時30分

自転車で廻られるのが、健康的でいいですね。
金戒光明寺は紅葉の頃は 行ってないのですが 
静かな感じがしそうです 23日に京都にいきます
嵯峨野も良かったみたいに かかれていましたので
どうしようかな? 

投稿: あきみず | 2014年11月21日 (金) 19時48分

古都京都の秋!いいですね。。

  ひっそりとした穴場。。地元ならではですね^^

投稿: すみとも | 2014年11月21日 (金) 16時49分

‘会津容保’は「松平容保公」のことだと思いますが、そのお寺には最初のころ新選組もいましたね。

初代松平正之公が徳川家光を思って作った会津の15の家訓の4番目をご存知でしょうか?

 一、 婦人女子の言、一切聞くべからず。

これは「藩の政には婦女子の意見を採用してはならない」というものですが、いろいろな意味が込められているようですが、今なら大問題ですね

投稿: 玉井人ひろた | 2014年11月20日 (木) 18時38分

お寺の山門、昔から見晴らしが良かったのでしょう。
>会津容保が京都所司代として滞在したお寺
そうだったのですか。私も、そちらの方にです。
モミジも彩って、綺麗なお庭、人様がおられても静かだったのでしょう。

投稿: kazuyoo60 | 2014年11月20日 (木) 13時02分

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