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2014年5月15日 (木)

芭蕉と旅狂い

 検査の結果を待っているのですが、痛みはおさまり、お上品にしていればちょっとペースダウンの日常です。ということで、相棒に、近江、膳所の義仲寺に連れて行ってもらいました。
  義仲寺・・・木曽義仲と巴御前・・・何より芭蕉翁のお墓があるお寺です。一度行ってみたいと思っていました。小さいけれど・・・本当に良いお寺…すっかり惚れ込みました。リピーターになること確実です。


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 木曽義仲は1181年、義経に敗れ、この地で討ち死に。31才でした。いつのころからか、見目うるわしい尼僧がこの墓所のほとりに草案を結び、日々の供養に余念なかった。里人がいぶかって問うても「われは名もなきもの」と答えるのみである。この尼こそ、義仲の側室、巴御前であった・・・といいます。尼の死後、この庵は無明庵、あるいは巴寺とも、あるいは又、木曽寺、義仲寺と呼ばれたといいます。
 スケッチ、若葉の中におかれた巴の小さな石、義仲の塔、芭蕉のお墓。義仲も芭蕉も遺体を埋めているそうです。



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 芭蕉といえば旅・・・・それほどまでに旅を急いだ心根は・・・・
さ・あ・あ・・・・・ちょっと書き出しました。芭蕉最晩年の10年の旅です。


 1683年  3月、次いで5月 この寺に滞在
 1689年  奥の細道の旅の後、12月京都、大津へ  伊賀上野へ帰る
 1690年  3月~9月  当寺に滞在   春にはこのお寺に無名庵を落成
 1691年  4/18~5/5  京都落柿舎に滞在  6/25~9/28 無名庵に滞在
 1694年  4/11  江戸へ 伊賀上野に帰る
         5/18  膳所   5/22 落柿舎
         6/15  無名庵に滞在
         7/5   京都、向井去来宅に滞在、中旬まで   伊賀上野に帰る
         9/9  大阪へ  10/12  大阪にて死 51才
              同日 遺言により。去来ら弟子10人が川船にて淀川を上り13          
              日当寺に至る

  めまぐるしい激しい旅心です。スケッチは翁堂


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 「旅に病んで 夢は枯れ野をかけめぐる」芭蕉最後の、血を吐くようなはげしい句です。旅好きといっても、ももりなら・・・・ト・ホ・ホ・・・「旅に病んで 夢は春野をかけめぐる」くらいやねえ。
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コメント

玉井人ひろた様  近くには出かけるにもってこいのところが目白押し・・・やっぱりッそこいらは京都です。


くちかずこ様   芭蕉の旅は、僧形で、現世のもろもろを捨て去ってということでしょうね。「笈の小文」あたりから・・・信州への旅から放浪性が強くなったようです。でも・・・・どこへ行っても弟子が現れて句会をします。・・・マ・ア・ア・・・それどころじゃない破れ家でノミ、しらみ、雨漏り、まくらもとの馬の小便・・・など酷いことも多いですが、覚悟の上の修行なんですね。

投稿: 山口ももり | 2014年5月18日 (日) 10時22分

ご無沙汰しています。
芭蕉、51歳だったのですねえ。
奔放に旅をして当時の寿命を全うしたと言うことでしょうか?
新緑の絵、素敵です。
体調、如何ですか?
全ては、なるようになる。。。。かと。。。
無責任でごめんなさい(^_^;)

投稿: くちかずこ | 2014年5月17日 (土) 10時47分

無理のないところで、なるべく動かれた方が良い状態に見受けられますが、近くにお出かけに良い場所があっていいですね。

投稿: 玉井人ひろた | 2014年5月17日 (土) 08時35分

nyarnyar様 すっかりご心配をかけたようでもうしわけありません。今日やっと検査結果を聞きに行くんですよ。癌の指数は5以上なら危ないという検査は1なので・・・ま・あ・あ・盲腸を切るようなもの???かしら。月曜日から病院です。痛いって言ってるのに10日間ほども治療なしで検査結果待ちなんてねえ。ところが、今、痛みも治まっています。

投稿: 山口ももり | 2014年5月17日 (土) 07時46分

検査結果はいかがでしたか?
と訊くのもドキドキでっす。
何事もないようと祈っています。
松尾芭蕉さん 当地にもあちらこちら出没なさったり、
滞在なさったりしていたようです。
先日行った寺巡りでも芭蕉塚なるものがありました。

投稿: nyar-nyar | 2014年5月16日 (金) 20時19分

kazuyoo様   ホント・・マダ結果も聞いてないんですよお。つぅまぁりぃいい・・・ほったらかし。です。まあ。明日は検査結果を聞きますし。月曜日にはいよいよ病院です。もう45年ほど前、父が胃がんで手術するとき「病院ちゅうのは、元気に入って病人になって出るとこや」なんて憎まれ口をきいてましたっけ。


ぼんたぬ様   道も酷けりゃ交通ルールもなし、車は悪いし追いはぎも出る・・・私よりよっぽど心配やねえ。明日、やっと検査結果を聞きます。迅速に対処してほしいなあ

ちゃぐまま様   わたしなんぞのは旅とは言えないオアソビですねえ。芭蕉さんは、何しろ、家を売って6か月のみちのくの旅ですもの。改めて今、「奥の細道」を読み返しています。実にすごい!!!歩いて…せいぜい馬で・・・知り合いをたよりに未知の土地へ。故人の歴史を訪ねての放浪です。持病さえ起こりて死にそうに・・・感じたり・・・オアソビでもいいから旅したいです。

投稿: 山口ももり | 2014年5月16日 (金) 07時43分

義仲寺、その由来を心静かに読んでいます。
源氏の流れから見ると義仲はあまりいい書き方は
されてはいませんが、そもそも歴史は為政者に
都合のいい歴史が書かれていきます。
義仲本人も言いたいことがたくさんあったでしょうに。
地元の人たちがこんな風にして志を引き継いでくれるのが
いいですね。

投稿: ちゃぐまま | 2014年5月16日 (金) 00時11分

旅に対するイメージが明るすぎるw 今日は移動日、悪路を10時間。無事に到着するのがミッションですw

投稿: ぼんたぬ | 2014年5月15日 (木) 13時10分

手術お済になりましたか。まだかな、どうかなと思っていました。
お出かけになられるほどのお元気で嬉しいです。お気に入りの場所にですか~。
31才!なのに、歴史に名を遺した義仲ですね。
床の間に祭られても人は元気を失いますし、働きすぎも駄目でしょう。
きっと大丈夫、そう信じています。

投稿: kazuyoo60 | 2014年5月15日 (木) 10時47分

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