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2013年12月30日 (月)

塩野七生さんで今年を終わる

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 長いことかかってやっと読み終わりました。ローマが、新教徒であるドイツ皇帝カルロスの率いる傭兵たちに蹂躙される「ローマ大虐殺」。フィレンツェの繁栄も間もなく終わる…つまりルネサンスの終わりへとつながる・・・トップの無為無策が滅亡を招きよせる・・・・


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 今年は、塩野七生さんを読んだ年でした。彼女の文は、ももりには大変重く読みつらい。翻訳に慣れた人の文章という感じです。つまり・・・関係代名詞、関係福詞でえんえんと続き、どれが主語で、どれが述語かわからなくなる???読んでいるうちに主題からそれる・・・なあんて・・・ね。自分の頭の悪さを横において・・・ですが・・・
 でも、少しは12世紀頃から1500年代くらいの時代の匂いを感じることができたかもしれません。


 あまり、残りがない年代になってしまったももりですが、もう4~5回は死ぬまでにイタリアへ行きたい。でも・・・そうそうパックツアーでは目的地へいけそうもない。やっぱり個人旅行になるか・・・


 海外ヘは、何度か一人で出かけたり滞在もしていますが、最近パックツア-に甘やかされてしまって、今更と、億劫です。大きなトランクを押して、バスやタクシーに乗り込み、時刻表に合わせて交通機関を使い・・・暗くなるまでにホテルに帰ってくる、お金も持ち歩かないといけません。これが案外、気を使います。

 さ・あ・あ・・・どうする???もうどこでもええか???とりあえずイタリアへ・・・GO!!


 昨日、プールで1時間歩き、1キロ泳いで今年は終わり。何とか膝を強くして、旅したいです。
来年もこのお気楽ブログをよろしくお願いいたします。皆様、本当にありがとうございました。

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2013年12月27日 (金)

古文書入門

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 古文書入門講座・・・・この講座は人気が高く中々抽選に受かりませんが、今回初体験。とても面白かったです。会場はぎっしり。さ・あ・あ・・・100人はいるでしょう。無料です。


 ももりは、もう50年ほども書道をやっています。古今集の臨書に熱中していた時期もあり、変体かなは、まずはカンペキ????なあんて・・ネ。草書も人よりは、まし???・・・と思っていたのですが・・・授業はとっても面白かったし、これは案外すぐ手に入りそう・・・と感じました。


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 自分の死後の店の譲り渡し状。この場合は、妻と、せがれ、せがれの嫁に・・・横から不埒なことを申し出るヤツはおりません、って書いてあります。お奉行様に届け出て、認可されたら、町の年寄り、五人組のところへ戻ってくるんですって・・・・それが、何度でも代えられたんだそうですよ。

 
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 急にお金が必要になったので、借りる・・・当時の銀三百匁は今の30万円くらいだそうです。

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 町人が大脇差をさしてはならん。もし、さしていたら盗人とみなして捕えるように申し付ける・・・・と、まあ…平易な言葉で命令して、なんだか滑稽・・今の法律もこんな言葉でやってほしいなあ。


 会場の京都府立大学は、ももりが卒業した学校のすぐ近くです。比叡山がすぐそこに見えて、何ともロマンチック。大きな大木の落ち葉の下を若い人とすれ違いながら歩いていると、久しぶりに青春時代に戻ったみたいでした。

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2013年12月22日 (日)

永遠のゼロ

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 ももりの教室の高校1年生、マー君が「センセ、ぜったいこの本読んでほしい」と言いました。珍しいことです。本が大好き同志ではありましたが、まるで好みの方向が違ます。今どきの若い人の好きな本はどうも・・・。


 一気に読みました。先の大戦の話は、今までにもわりと読んでいまして、あの手ひどい敗戦に至るおおよその経過や、軍部の横暴、無能な戦争指導者、若く一途な命が使い捨てにされたことなど、予備知識はありました。


 ももりは、大学のOBたちと年一回のグループ展をしています。さ・あ・あ・・・・もう、何年になるでしょう。
最初の頃、出品者は、皆、戦争帰りで、会期中の話といえば、戦争の話が多かったのです。ももり自身、戦前生まれです。1941年の1月に生まれ、同じ年の12月に戦争は始まりました。


 ある日「あの戦争は負けてよかったと思う。あんな遠い太平洋やアジアに植民地があったら戦後の独立戦争なんかで大変やったんとちがいますか」って、生意気にも、ももりが言いました。その時、「負けて良かった。勝ってたら日本人全部、軍部の奴隷やった。軍隊が解体したことは何より良かった」と言われた先輩の言葉を鮮明に覚えています。

 「潜水艦に乗っててなあ。海に4回浮かんだんや」と言われた方、「スケッチができるもんやから重宝されて、敵情視察に行ってたんや」「兵役免除になるために、建築科へ行った」という方もいらした。

 高1のマー君。戦争は親も知らない世代です。彼は感動して泣いたといいます。「絶対、戦争なんか行きたない。あんなアホに命令されて死なされるなんて絶対イヤや」

 ももりも、イタリアでのムッソリーニのように東条秀樹は逆さ吊りにすべきであった。しかも日本人の手で・・・と思っています。あの戦陣訓「生きて虜囚の辱めを受けず」という一節がなかったら、「捕虜になっても生きて帰れ」と言われていたら、もっと多くの若者が命を助かったと思います。


 「でもねえ、戦争はいやとだけ言うてても、それで無事に世界がなでなでしてくれるわけではないでえ。やっぱり戦争はいかんけど、負けたら絶対あかんということかて、知るべきやと思う。敗戦で、日本を統治したんはアメリカやったよ。アメリカやったから、今でも日本人が日本に住んでるんやと思うけど、これが、ロシアや中国やったら、今頃、日本人はシベリアやらゴビ砂漠へ追いやられて、日本はロシア人やら中国人ばっかりになってたかもしれへんでえ」ロシアが、ラトビア、エストニア、リトアニアでやったこと、無条件降伏ということがどういう意味を持つか・・・イメージトレーニングの教育が必要です。

 原作は、戦争をあおった新聞やマスコミにも、厳しい言葉を投げています。敗戦以来、手のひらを反してアメリカ礼賛。自由、人権・・・愛国心や君が代、日の丸は軍国主義の復活、と、目の敵にした時代も、ついこの間まで続いていました。「お国のために」戦った・・・という言葉を、「「愛するものを守るために命をかけて国を守った」と言い換えたいものです。


 ともかく、若い人に大いに読んでもらいた本です。知ってもらいたい。かつて、こんなに一途に国を守ろうと若者達は戦ったいうことを

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2013年12月17日 (火)

初めて知ったこと

 先日、ひどくお腹をこわしてへたっていた時、相棒がおかゆを作ってくれました。初めて・・・・です。ごはんをお水で炊いた白がゆ。小皿に、塩昆布、ネギ、かつおぶしが添えてあります。ま・あ・あ・・塩気はないけどやわらかい真っ白なおかゆをいただきました。おいしかった・・・デス。


 「あんたは混ぜたらイヤなんやろ???」そう・・ももりはぶっかけ猫飯は大嫌いなんです。汁かけご飯で食べるのは卵かけごはんと、親子どんぶり・・・くらいのもの。それも「つゆだくはやめて」です。かにのお鍋の残りだって雑炊はパス。


 その後、面白いことに気がつきました。ももりが作らないもんですから、相棒は何を食べてる???鍋の残り汁で、雑炊・・・まあ・・・一応は濾してお冷ご飯をいれて、三つ葉とかネギとかを入れて「うまいっ」って食べてるじゃありませんか。

 「へ・え・え・・・・この人、こんなん食べるんや!!!」ももりの思っていた相棒は、食べることにはむつかしく、せっかく買ったお寿司でもポーンと食べずに放ってあったりします。となると、又、その残りを食べることになる・・・実際、結構つらいものです。
 それが・・・・こんな鍋の残りやおすましにぶっちゃけ猫飯でええんや・・・

 


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 自分が嫌いなものですから、今まで作ったことがなかった「おじやさん」や「ぞうすい」「ぶっかけ猫まんま」・・・これなら、うーんと簡単でお安い。さ・あ・あ・・・これからはいろいろ作りましょう。もっとも、鰹節をかけるのだけは・・・ヤ・メ・テ・・・ヨ

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2013年12月12日 (木)

主婦のごちそう

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 何年も前・・京都高島屋で「新春書道展」というのに参加していました。その期間中の一日、企画立案、お世話してくださるさる方が、出品者を「萬洋軒」でごちそうしてくださるという慣習がありました。京都「萬洋軒」・・・リッチです。出品者が和やかに食べている時、ふと、向こうの方のお席で一人の老婦人が、ゆったりと食事をなさっているのが目に入りました。其の方は、ももりの先輩、ながああーいお付き合い、もっとも尊敬敬愛するお方でした。ご主人を83才で亡くされて、一人住まい・・・・でも、ゆうゆうと西洋料理を楽しむっていいなあと思ったものでした。


 この二日ほど、ひどい腹痛で、へたっていました。やっと医者に行ってお薬ももらい、楽になりましたが・・・床の中で考えたこと・・・
    も・お・お・・・・ごもく腹はムリ・・・なんだかんだともったいながって、残り物を食べるのはええ加減に、ヤ・メ。年齢的、体力的に、ム・り・・・


 「これから一人でもごちそう食べるようにするわ」って言いますと相棒は、「誰もアカンなんて言うたことないでえ」ですって。
 いじらしく家計を始末してたのにねえ。

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2013年12月 9日 (月)

今夜はどれにする???

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 相棒はどちらかというと日本酒。ももりはビールかワイン・・・・たまには焼酎を少し。「お酒大好き」って言いふらしているせいか、ちょっと変わったお酒がわが家にやってきます。


 上、一枚目はももりがトランクの中にひそませて密輸したワイン。左、フランスは「サンテミリオン」で買ったもの。
真ん中はボルツァーノで買った「ピノ ノワール」、右は「キャンティ」です。


 飲むのは勿論素晴らしくしあわせですが、眺めて旅を思い出してるだけでも、ホコホコと幸せです。ももりはグルメでは決してありません。「グルメ」というのは気むづかしい」という意味だそうですが、こちとら、どんなお酒でも楽しみます。もちろん「これは!!!すばらしい!!!」とか「ちょっとイマイチ」とかは、少しは思いますよ…それに・・・・すっごい高級ワインとは縁がありません。 


 下は・・・瓶がちょっといびつ・・・面白いなあ!!!さ・あ・あ・・楽しみです。


 「江戸元禄のお酒」これは、相棒と取り合いでした。面白いなあ!!!江戸時代、元禄時代・・・おいしいお酒を飲んでたんやあ


 下は「グラッツァ」というきついワイン。イタリアで買ってきました。葡萄の皮から作るそうです。ワインの焼酎版???オンザロックでいただきましたら・・・すっきりしておいしかったのよお・・・

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2013年12月 6日 (金)

若き日・・・・ボローニャ国際絵本原画展

暮れも迫り、本棚のお掃除でも・・・・と脚立に乗って一番高いところにあった小包状のもの

 「なんやろ これ???」


 取り出してみますと・・・・遠い過去のももりがいました。ボローニャ国際絵本原画展に出品。結果は???ショボン・・・・

 封筒の日付けは24.4.87・・・・1987年といいますと・・・26年前・・・ももり46才・・・・う・う・・・ん
こんな日もあったんか・・・・

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 裏には英語で説明が・・・・日本のお人形の歴史ですねえ。

 順不同ですが一枚目は、疱瘡よけの御所人形「さんまじいんさん」京都宝鏡寺にあります。
2枚目は天がつ(あまがつ) ほうこ(這う子)と呼ばれた平安時代のお人形。3番目は流しびな。4番目ははにわですねえ。残りはいずれ・・・又々・・・

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2013年12月 5日 (木)

ゆく秋  亀岡歴史探訪

 素晴らしい好天に恵まれて、亀岡歴史探訪としゃれました。書のお仲間と、江戸末期、幕末の書作品を見学するというのが表向きです。


 亀岡はJR京都から、ホンの20分くらいでいける身近すぎるくらいのベッドタウンです。しかし、実にいい城下町です。嵯峨野や東山の人混みを歩くよりよっぽど落ち着いて秋を楽しめます。スケッチは造り酒屋「丹山」

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 まず、亀岡といえば明智光秀。亀山城の見学です。城は維新で取り壊されて、全く廃墟となっていたとか。その石垣に目をつけたのが、山陰線を作った田中源太郎。石垣の石をレールの下に敷いたといいます。その後、荒れ放題になっていたのを買い取ったのが、宗教法人、大本教。石垣を再現し、それは今、もはや苔むして、古格充分の廃城の趣です。天守閣はありません。城跡は、きれいに管理されています。植物園もあって、今は枯れていますが、春はさぞ楽しいことでしょう。若い男性が丁寧に解説してくれました。

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 亀山城址を出て、石垣を持ち去ったという山陰線の生みの親、田中源太郎旧居へ。そこは今、料亭になっていますがお庭や洋館、茶室など、きれいに保存されています。以前、太田垣蓮月の短冊を見たのですが、あいにくと、その日はお部屋を使用中ということでした。ここでイタリアン。おいしかったですよ。

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 亀岡駅に戻って、タクシーに分乗して「へき亭」へ。ここは以前アップしたことがあります。その時は絵のお友達とスケッチでした。今回は、幕末の文人たちの書作品の研究です。 

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