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2012年12月25日 (火)

「愛妻記」 進藤兼人

 このところ、凄く本が読めています。というか・・・面白い本との出合いで、本がぐいぐい引っぱってくれて、アッという間に読めてしまうのです。
 読めてしまう本となかなか読めない本・・・いや、タメにはなっても・・・難しい本は、目だけは文字を追ってるけど、頭のほうは勝手に好きなとこへさまよい出るってな感じで、何時までたっても先へ進めないんですけど・・・このところの本は、もう、面白すぎて・・・


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 先日、見てきた「午後の遺言状」乙羽信子さんが肝臓がんで、「余命1年か1年半」と宣告された進藤監督は、乙羽信子にはそのことを伝えません。


 乙羽信子最後の作となった「午後の遺言状」を撮る進藤兼人・・・・彼女は「段々良くなっているわ」と云うほど元気で、撮影をつづけますが・・・やがて・・・気力に癌が勝ってしまう時期がきます。映画と、その生涯の終わりを競うような悲壮感のただよう中、作品は完成しました。


 妻も子供もいた進藤監督と一途な乙羽信子。長い監督と女優の関係から、初めての交わり、その後の家族との間での苦しみなど、淡々と語られていきます。


 随分前に見たのに鮮烈に覚えている映画、殿山泰司と乙羽信子が演じたの「裸の島」
これも強烈な映画でした。その時の監督も進藤兼人です。長くお互いに自制した、禁断の、大人の恋でした。


 乙羽信子の確固とした自己、苦難の子供時代、しかし、誰にも好かれる開けっぴろげな性格。甘えのない職業人としての熱情・・・妻であり同志であり最高の相棒でした。

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2012年12月22日 (土)

又2冊借りてきました・・たかのてるこ

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 ジプシー・・・私のイメージはまずヴィクトル・ユゴー「ノートルダムのせむし男」。せむしのカジモドが恋する娘、エスメラルダ。エスメラルダって、エメラルドの意味だと知った時のうれしかったことといったら。
 映画では、ジーナ・ロロブリジダが演じました・・・ヤギとおどるエスメラルダの異様なまでにくびれた細い腰。彼女はしかし、赤ん坊の時にジプシーにさらわれたのでした。狂ってしまった母親が洞窟の中で、世を呪い、娘ともしらずエスメラルダを呪いながら生きています。


 もう一つ、シューマンの「流浪の民」


 ぶなの森の はがくれに うたい ほがい にぎわしや
 ねぐら 離れ 鳥なけば・・・いずこゆくか 流浪の民
 これぞ 流浪の人の群れ まなこ光り 髪清ら
 
 ニイル(ナイル)の水に ひたされて・・・・キララ キララ 輝けり
 燃ゆる火を 囲みつつ 強く たけく♪♪♪


 私はと言えば・・何年も前、パリで一人スケッチをしていて囲まれたジプシーの子供達。「あっちイケー」って大声出して無事・・・やっぱりイヤやったなあ。

 たかのてるこはジプシーにあこがれて ブルガリアへ出かけます。相棒はカメラマンのボーイフレンド。行き当たりばったりの旅は、ともかく軌道にのるまでは、七難八苦続きです。白タクにはボられ、有名な映画スターにも恐喝マガイでたかられます。夜中に泊まったところではすんでのことで、マタマタ強姦されそうになる・・・


 しかし・・・彼女は、懸命に相手の立場を理解しようとつとめます


 インドから、世界各地へと放浪の民となったジプシー。持てる者からは盗っても当然。ウソもつき放題。感情は獣じみて激しい。夜ッぴて踊るタフネス。しかし、これだからこそ生き残れた・・・・10代前半で結婚し、30代では孫もいる・・・自分と1才しか年が違わないおばあちゃんにびっくりします。しかし・・・ユダヤ人と違って特定の宗教が無い・・・だから民族としてのまとまりには欠けて・・・この当たりの洞察は鋭いなあ。


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 ももりが行ったブルガリア。カラフルな家・・・という表現がアチコチに出てきます。

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 とてもとても・・・ももりにはこんな旅は真似しようにもできません。
ともかく、彼女はお腹が丈夫です。こちとらは、エジプトでもシルクロードでもペルーでも、散々・・・
 旅先の下痢ほどつらいものはありません。キューッと差し込んできたら上からも下からも・・・出さないことには収まらない・・・そんなところに限ってトイレがない。


 まあ・・・年も年やし・・・旅行社が連れて行ってくれるたびで満足しましょう。スケッチを一杯して・・・ネ 下、スケッチはブルガリア

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2012年12月20日 (木)

ハマりました  たかのてるこ

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 ハマりました!!!たこのてるこの旅・・・あっという間に6冊読みました。先日アップした「モロッコで断食」も入れてです。


 今夜、BSでご本人が出られるとのこと。TVごしながら、ご対面といきましょう。


 勇ましい女の子の一人旅。もっとも、TVで放映するようになってからはカメラマン兼ボーイフレンド???の男性と一緒のようで、なんとも危険な恋愛事情は姿を消したようです。親心ではないけど、安心なような、ちょっと寂しいような・・・。


 さ・あ・あ・・・図書館で借りだせるのは、後、もう3冊だけ。来年はヨーロッパの旅の本がでるそうですから・・・ことによっては買ってもいいなあ。


 ももりも、若い日々、一人でアルプスを歩き回っていました。「なんで、そんなに山がええのん???」って聞いた友達に「だって、行くたびに、前に違う山が見えてるんやもん」


 知らない国を歩いてみたい・・・どこか遠くへ行きたい  ♪♪♪

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2012年12月17日 (月)

「午後の遺言状」見てきました。

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乙羽信子ってこんなに大柄でたくましいおばさんやったんやなあ。 


年老いても、第一線で活躍する有名女優・・・演じる杉村春子の実像とダブります・・・が、八が岳の別荘に休みにきます。その別荘を管理している、通いの田舎女性が乙羽信子・・・ぶっきらぼうで、お愛想なんかまるで言わない。地面から直接足が突き出しているような存在感。真っ正直で、ゴマカシはきかない。ガンとした存在感。進藤兼人が愛した乙羽信子は、まるで今風の卑しさ、嫌らしさの対極です。 


 映画は、別荘に突然姿を現したのが40年以上も昔の舞台女優、今はすっかりボケてしまっていますが、なんとも、童女のようにかわいく、すなおで頑是ない。彼女に付き添っている夫は、小学校時代からの同級生で観世能の元役者。二人は別荘を出て、海へ・・・


 面白い映画でした。進藤兼人監督乙羽信子、杉村春子、倍賞美津子・・・他、実力者そろいです。現実感があまりくなく、作り物っていうのを前面に出しています。映像は美しい!!!
 進藤兼人の好きな女性像は、きっと、このボケ老女の童女のような素直さと可愛さ、か弱さ。しかし、一方ではガンとした強さを持つ・・・・両方とも持つってのはむつかしいなあ
 

杉村春子・・・どうも、あの、割った竹の切り口のようなあの声が好きになれないなあ。俳優さんがた、こぞって大尊敬されてることは、良く知っていますけど・・・


 「あ・ら・ら・・・下の線が消えません」

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2012年12月14日 (金)

初めてのこと

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年老いたか・・・自分でも始めての経験。ついイラッときて電話をガチャン。ガッチャンときるなんて、生まれて初めて・・・です。

 でも、まあ・・・聞いてください。

 夜、10時半過ぎ、お風呂に入って、お布団の中でヌクヌクとしたとたん、階下で電話。
「こんな時間になんやろ???誰やろ???なんかあったんやろか」
 膝もイマイチで、降りるのに時間もかかります。裸足でねまき、階下は寒い。受話器を取り上げた瞬間、電話はプッツン。「やれやれ。又、かかるんんとちゃうかいなあ」


 案のじょう、しばらくして、又、電話。「なんやろ???一体??誰???なんかあったんやろか???」

 今回はFax。「何度もお電話したのですが、いらっしゃいません。構図のことで悩んでいます。私は11時まで起きています。電話ください。Fax、電話はこれこれ」。「え・え・え・・・・・???」と思ったものの、相手は先日、絵の教室に始めて見えた方。すぐ、指定のNoにTel。そしたら、ピピーっとFaxの音。カチンときて「もう、明日にしよっ」


 あくる朝、気になって電話をかけました。そしたら
「今から医者に行きますので、後ほど電話します」ですって。思わず、「はい」と受話器をガチャン!!!


 しつこい勧誘の電話以外に、こんなふうに受話器をガチャンしたのは生まれて初めてです


 その後、どうしたって???「もう、私はお断りしようと思っていました。他にも一杯先生はいらっしゃるんですから、どなたか、別の先生のところへ」


 年のせいで気難しくなってる???やっぱり、これでも、ももりが悪い???

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2012年12月 9日 (日)

「モロッコで断食」 たかのてるこ 幻冬舎

 次の旅はジブラルタル海峡をねらっています。パックツアーを見つけました。モロッコとスペイン、ジブラルタル海峡を訪れる旅です。ジブラルタルは、今もイギリス領なんだそうです。イギリスもここというとこは絶対に手放さないっていうことか???しっかりしてるよなあ。でも冬の海峡は???モロッコの冬は???

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 「マルセル」を借りに行った図書館でたまたま見つけたこの本・・・実に実に!!!面白かったのよお。 


 作者は、大学卒業を前に、一人でヨーロッパからアフリカへ渡り、マリ、セネガルを越えて帰国しようと、2ヶ月のバックパッカーのフラリ旅に出かけます。パリで偶然出会った同級生とスペインへ。スペインは、そもそもの目的地ではなかったものの、「折角、スペインに来ていながらガウディーも見ないなんて」と云う言葉につられてスペインを軽く見てまわります。その後、船でモロッコへ。 


 女の一人旅・・・彼女は1日に3度、強姦されそうになります。モロッコへの船の中。小さな入口を見つけて階段を下りていきます。奥へ奥へ・・・船員たちが食事をしている部屋があり、手招きされて、一緒に楽しく食事。そのあと、「もっと案内してあげる」という言葉についていった奥の一室で、船員は豹変。ここは、なんとか無事に脱出しました。

 船はマラケシュに着きました。ガイドが回りを取り囲みます。彼女はガイドたちを相手にせず、脱出しようとしますが食い下がった、悪人ではなさそうな一人のおっちゃんとマラケシュを見て回ります。
 夜、お腹がすいて「おっちゃんのおすすめのレストランへ行ってあげる」と入ったキチンとしたレストラン。オレンジ色に金色のモールの制服を着たボーイが食事を運んできます。食事を終わって、トイレへ。「電気もなくて暗いから」とお案内されたトイレに押し込められます。腕にぎりぎり噛み付いて何とか、これも無事。


 さ・あ・あ・・・YMCAにたどりつきました。受付の若い女の子はとってもフレンドリー。民族衣装などを見せてもらって「今夜は私の部屋で寝たら」と言われた夜中。彼女の顔の上にあったのは、そのカワイコちゃんの彼氏の顔。必死に脱出して男子部屋に入り、見かけていた阪大生に「一緒に逃げて」と頼みます。帰ってきたカワイコちゃんは涙を浮かべて「彼は良い人。あなたにとっても悪いことではない」と言いますが、勿論、理解不可能。何人でも妻が持てる国の倫理観なのか???


 女の子の一人旅・・・真実の姿でしょうねえ。
 ももりも若い頃は、一人でアルプスを歩き回ったものです。日本でしたから、こんなことは一度も起こらなかったけれど。彼女も、頼りなさそうでもおとなしく見えても、日本人男性と一緒の時にはそんな危険には一度も会わなかったのです。
 考えて見れば男性のエスコートなしで一人でウロウロする・・・これは、やっぱり無防備すぎるのですねえ。特にイスラムの国で、顔を露出した女の一人歩き・・・それに少々、彼女は馴れなれしすぎるみたい。そこがももりとはちがうような


 さ・あ・あ・・・70過ぎた相棒でもやっぱり男性は男性???もちろん、もう、ももりも、もう女の内には入らないから・・・ハ・ハ・ハ・・・モロッコへ!!!。行ってみたいなあ!!!

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2012年12月 7日 (金)

悪魔がいた時

 旅は楽しい!!!今、ハマってるのが中世です。大学時代、西洋美術史や西洋建築史の授業は一応受けたのですけど・・・全くピンとこなかった。バロックとロココくらいなら何となく雰囲気はわかる。しかし、ロマネスク、マニエリスム・・・ネオ・クラシックとくると、もういけません。


 ロマネスク・・・11世紀12世紀j頃の民衆の芸術でしょうか。一方ではゴチック建築が大掛かりに作られ始めた時代のようですが、巡礼道には多くの小さな名もない教会が建てられました。身近な素材、身近な才能を駆使して。それが・・・なんともロマンチックで素朴、夢がある。その夢の中でも可愛らしいのが悪魔!!!


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 写真はパリのサント・シャペル教会のガーゴイル。突き出した雨樋の先端をヨックご覧くださいマセ。悪魔が大きな口をあけて、私達を威嚇しています。「悪いことしたら地獄へ墜ちるぞ」って。何となく笑ってしまう悪魔の形相ですが・・・ノートルダム寺院のガーゴイルも有名です。
 神は自分に似せて、人間を造られた。悪魔は天使になれなかった落ちこぼれ・・・つぅ・まぁ・りぃ・・・・天使も悪魔も人間の形をしてっているってことでしょう。悪魔としか思えない人間も、どうやら本当にいるようで、新聞TVを騒がせています。
 現代人よ、ちょっとは悪魔を恐れましょう!!!


 なんとか、先のフランスの旅をホームページにアップしおわりました。お時間あればゼヒゼヒ・・・左の「山口ももりのホムページ」から入れます。

 

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2012年12月 6日 (木)

「マルセル」・・・改めて面白い!!!高樹のぶ子(毎日新聞社)

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 図書館から借りてきて、読み直していますが、面白い!!!あらためて、作家ってすごい!!!作家の頭の中をのぞきたい!!!
 小説の筋書きは最初から周到に用意されたものらしく、話の展開に無駄がありません。以前、毎日新聞朝刊に連載されていて、朝が来るのが待ちどおしかった程、楽しみでした。この小説につられて、ロートレックの生まれたアルビを訪れたのです。


 しかし・・・警察でも捜せなかった真犯人は一体、誰???「マルセル」を京都国立近代美術館から持ち去った人物は???読み終わってもわからない。新聞小説は、唐突に終わり、歯がゆい思いをしたものでした。犯人が居たことは間違いない!!!国立美術館から盗まれるなんて・・・国の信用にかかわる大問題ですから、警察も必死に捜査したことは間違いない。時効成立後に、とある部屋に風呂敷に包まれて置かれていたなんて・・・ももりだって刑事だったら・・・タダではすまさないわよ!!!

 ショパンが残した楽譜を演奏家が弾くのは罪ではないが・・・精巧な複製は・・・・罪でしかも価値はないのか・・・


 展示される前に、複製にすり代えられていたのか???保険金は支払われたか???国の威信は???大変なことやなあ。お後は、どうぞ「マルセル」へ

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2012年12月 5日 (水)

お醤油の湯浅町を見学

 これも11月のお出かけ。快晴の一日、京北町ゼミナールハウスの一枚のパンフレットに心ひかれて、お仲間もさそって参加しました。


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 お昼は国民宿舎湯浅城。おいしくてご馳走!!!周辺は一面、鈴なりのみかん畑。
いいなあ!!!豊かやなあ!!!なんてきれい!!!

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2012年12月 4日 (火)

大文字山から大阪のビル群が見えた!!!

 この11月、忙しいほどによくお出かけしました。人生、たそがれ時に入っていますけど、こうして楽しく過ごすお仲間がいてくれますことに感謝!!感謝!!出歩きすぎてアップできなかった分をこれから・・・ボチボチ


素晴らしいお天気のさる日曜日。真っ青に晴れ上がったこの日は、前日までの荒れ模様がウソみたいです。銀閣寺の裏手から大文字の火床まで・・・そこでお昼ご飯を食べました。 下スケッチは火床から。手前は紅葉の吉田山、正面、愛宕山

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 三角点までのぼります。なあんと・・・稲荷山から鴨川・・・淀のあたりか・・・京都が一望できます。あ・ら・ら・・・その上にボーッと蜃気楼のように浮かびあがった人工的なビル群。「え・え・え・・・・???あれは、大阪やろか」・・・お天気がよければ大阪が見えるのです。 


そのあとは山科の町を見下ろしながら日向神社(ひむかいじんじゃ)へ。天の岩戸をくぐりぬけ、南禅寺の南インクラインへ・・・何とか、みんなについてヨチヨチ歩きました。19000歩。13キロだそうです。


お仲間は・・・みんな若い。小学生一人を入れて、私を外したら平均年齢は30ン???才。みんな美人そろいなんですよお。書道のお仲間です。小学生頃から私の教室に来てくれてる生徒さんたちで、本当に楽しく嬉しい。のぼり坂では、そっと肩を差し出してくれるナナミちゃん・・・その肩にすがって、ヨイッショ!!!なんてやさしい!!!


 ある時はセンセイツラしたり母親のようにも・・・、ある時は老人としていたわってもらって甘えてる。そして一番嬉しいのは若い方々とのお友達関係・・・ホント・・若いかたといるのは楽しい!!!年寄りといっしょだと・・・何処が悪い、かしこが病気・・・嫁が・・・息子が・・・と・・・ヤンナッチャウ・・・は・は・は・・・ 
 

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2012年12月 3日 (月)

丹波亀岡のかくれ里 日置亭(へきてい)

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 先日、絵のお仲間と丹波亀岡の日置亭にスケッチに行って来ました。明智光秀が収めた亀岡。亀山城が真下に見えるという高台に、築300年以上の風雪に耐えた武家屋敷があります。ここ、日置家は幕府直轄、御家人で亀山藩のお城を見張ってたんですって。お食事もさせてもらえます。要予約 0771-23-0889


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 明智光秀は「敵は本能寺にあり」と明智越えと呼ばれる道を深夜、京都へ逆走。本能寺にて信長を襲います。きっかけは、信長が「今から行く山陽の土地は切り取り次第くれてやる。しかし、亀山はやらん」と云ったからだとか。どちらかというと、武門の人というより領地の治世を愛した光秀は、心血を注いだこの地を手放せなかったから・・・とか、どこかで読みかじった記憶があります。


 京都から、1時間足らず。しかし、愛宕山を大きく迂回しなけらばならないこの土地は、どちらかというと最近まで、昔のままのたたずまいが残っていました。広大なお庭はイチョウや紅葉が素晴らしい。くぬぎやいちょうの落ち葉はフカフカと足にやさしい。時に鳥の声が聞こえる他は、物音も無い静けさです。表は旧街道。何度も映画の撮影、最後の「水戸黄門」にも使われたそうです。

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