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2011年10月30日 (日)

イラン映画 「ともだちの家はどこ」

 TOHOシネマズ二条「午前10時の映画祭」です。

 イラン映画です。まず・・・タイトルも何もなく、画面は薄汚れたうす水色の傷だらけの壁がずーっと居座ります。やがて、人物がドアを開け、教室の子供達が登場、字幕で言葉が少しはいります。

 やがて観客は真っ暗な空間にとりのこされました。はてはて????観客は少ない・・・

 実は、これは映写器の不具合で、長ぁく待ってはじめからやりなおし・・・なんだか前途多難です。 

 イランの小さな村の小学校。強者のおとなや教師、弱者の子供達。おとなたちの一方的で身勝手な都合に子供達は縮こまって生きています。

 ある日、例によって、些細なことをあげつらってじくじくといじめる、遅刻した教師。主人公の少年、アハマッドは、いじめられている少年ネマツァデに同情します

 授業が終わり、子供達が駆け出します。転んだネマツァデのカバンから中味が散乱。アハマッドは拾ってあげます。

 家に帰り宿題をしようとして、友達のノートを持ち帰ってしまったことに気がつきます。

 「又、宿題をしていなかったら、今度は退学だ」と言われていたネマツァデ。アハマッドは友達の家に届けようと遠い山道を走ります。村の中はみな同じ名前、家がどうしてもわかりません。朦朧の老人に道をたずね・・・日は暮れて・・・犬か狼の吠え声が・・・

 翌日、又、例の教師が宿題を見て回ります。少年は・・・・友達の宿題を・・・そこには、あの朦朧の老人がくれた小さな花が・・・


 イラン。想像することもできない土地です。その小さな村・・・近代文明の光のささない、大昔とかわらぬような、取り残された村。迷路のように入り組んだ石の階段をひたすらグルグル・・・

 ソバカスだらけの少年の大きな瞳。まつ毛に深々とおおわれた真っ黒な善意のひかり・・・ これこそが、未来への希望なのでしょうか

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2011年10月29日 (土)

贋作家の驚くべき腕前

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 今朝の毎日新聞「マルセル」高樹のぶ子

 久方振りに”キョクッ!!”と心が振動???しました。

 毎朝楽しみに新聞を開いていた一番のお目当てが、この「マルセル」
主人公のアラフォーの女性新聞記者は、なき父の住んだ家を整理する過程で、父親の古びた手帳を見つけます。


 彼女の父親も又、新聞記者でした。京都国立近代美術館から盗まれたロートレックの小さな作品「マルセル」盗難事件を追っていた当時の手帳です。
 先日もロートレックのこと書きましたが、この事件は実際にあった事件です。時効後、大阪にて発見され無事ロートレック美術館に返還された・・・といいます。

 主人公のアラフォー女性記者は、父親の手帳と自分の母親をさがして・・・・小説の中で動き回ります。

 そして、今朝の一文「盗まれたのは贋作だから保険金は払えない、と、保険会社が支払いを拒否した・・・」の一文

 Oh?Oh?Oh!!!明日の朝刊が、待ち遠しい!!!
ロートレック美術館から貸し出され、美術館に展示されていた作品は、精巧な贋作であった????と、続くのでしょうか????

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 ももりが見た多くの美術展のうちでも、5本の指に入るくらい面白く見た展覧会が、上の「誰も行ったことのない美術館」
 贋作ばかりの展覧会でした。全てホンモノそっくりです。さ・あ・あ・・・・素人で、これを贋作と言われなくて見破れる人がいるか???

 それに、おもしろかったのは、贋作の作者の紹介とテクニックの苦労話。描かれた当時の画材にせまる苦労話も解説されています。

 そもそも、贋作が作れるということは原作者と同じ程度、あるいは、それを越えたテクニックの持ち主です。弟子入りした弟子の修行にと、自分の肖像画を模写させていたレンブラント、だから、同じ作品が5枚もある・・・たしかぁ・・・銀座の某有名画廊が騙されて高額で買った・・・TVで見た記憶があります。古いお城へ連れて行かれて・・・コロリと、その道のプロが騙された・・・と云うことでした

 ももりに言わせると・・・・贋作と模写・・・どうちがう???

 ホンモノと言って売るか???売れるか????

 ももりだって、若い頃、クレパスで盛んに模写しましたっけ。そして、それを自分の絵と並べて置いておくと・・・
 ぐ・や・じ・い・・・!!!模写のほうがよく見えるのよぉおお・・・!!!

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2011年10月26日 (水)

堺サイクリング・・・♪♪

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  秋晴れ・・・素晴らしい朝日が輝くと、もう、おしりがモゾモゾ。
と、いうことで念願の堺へ。
 堺へは、釣りキチが、まだ小学5年か??6年???でした。夏休みの自由研究の課題にと、奈良や河内の古墳を見に回った事があります。その時はまだレンタサイクルはなかったから、与謝野晶子とか、鉄砲鍛冶とか・・・見られなかったなあ。

8時半に中京の家を出て、10時には、もう、堺に着いていましたから、案外近い。
先ずは駅前でレンタサイクルをゲット。
  なんと、なんと!!!うれしい!!!240円で1日、4時半まで乗り放題!!!お安い!!!
上は千利休屋敷あと。ビルの谷間です。与謝野晶子の家は跡地に石碑があるだけ・・・  

  海恋し 潮の遠なりきこえては
   おとめとなりし 父母の家・・・・・明治のころは、ここから海鳴りが聞こえたんやねえ
 句はうろおぼえ。まちがってたらお許しを・・・

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 南宗寺(なんそうじ)。
ここでは、よその歴史愛好家らしいグループの詳しい説明を、耳だけ参加させてもらいました

 そのグループから、面白い話をゲット。実はこのお寺で家康は死んだ、大阪夏の陣の時、という記録が残っているんですって。それは固い秘密にされ、徳川の世になってから秀忠と家光が此のお寺へを訪ねたといいます。お堂が焼失した時に墓が出てきた・・・とか???歴史っておもしろいんやなあ。槍の穴が駕籠に残っているんだそうです。


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 堺市歴史資料館は70才だからと、無料。ここはとても資料が充実していて楽しいです。
その後は、竹内街道へ出て、堺市庁舎の21Fへ。チーズケーキとコーヒーでゆぅっくり。

 お・お・お!!!先日登った二上山、葛城山・・・まだこれから登りたい金剛山!!!
こんな景色を眺めながら食べたもんですから、チーズケーキが、そっりゃあ・・・ことのほかおいしかったのよ。

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2011年10月22日 (土)

大和三山、長年思いはべりしこと

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先日、素晴らしい秋晴れの日、大和三山に登ってきました。スケッチは甘樫の丘から見たニ上山。手前、耳成山、うしろ右は葛城山。


 近鉄橿原神宮でレンタサイクルと地図をゲット。さ・あ・あ・・・ルンルン 

 まずは、畝傍山へ。自転車を橿原神宮北の鳥居前において登ります。200メートルにも満たない小さな山、何ほどのこともあるまい、と、思いつつ・・・ところが大きく大きく迂回してケッコウ道は長いです。

 頂上で見た看板には死火山であったと書いてあります。下ろうとして看板を見ますと「畝火口神社」とあるじゃないの。おやおや、・・・こんな小さな山の古い火口が祀られてるのなら見ないわけにはいかないと、そちらの道をとりました。道は下ります。
 やっと神社に着きましたら、なんと、「畝火山口神社」ですって。「火口」じゃなく、山の入り口なんでしょう。なんとも、ハヤ・・・そこからもう一度登るというのも芸のない話と考えて、結局、平地へ出て、畝傍山の裾を延々と歩いて橿原神宮の中を通りぬけ、自転車置き場にもどりました。


 あ・あ・あ・・・なんて、バッカ!!!自分のアホさ加減にあきれます。でも、迷った道すがらの田んぼ道や、家々のお花がとても素晴らしかったです。ひとりのお気楽さも、こうなればうれしいもの


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 次は香具山。葛城山や西の京の高見から見ても、よくわからないのが香具山。この山は多武の峰の尾根続きらしく、独立峰と云う風には見えません。急な上り坂で一気に山頂へ。見晴らしがなくスケッチはなし。

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 耳成山も穏やかなハイキングコースで、ケッコウ人も多かったです。
 
 
 その後、いかづちの丘と甘樫の丘にも登って、レンタサイクル屋に帰りつきました。
「ゼエーンブ、クリヤー!!!甘樫の丘もいかづちの丘も登ってきたでぇえ」って言ったら、レンタサイクルやのおじさん「達者やなあ」ですってサ。

 ももり、70才!!!真実、うれしかったなあ!!!
 長年の夢果たしはべりぬ、でした。

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2011年10月20日 (木)

釣りキチの秋の饗宴

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先日、釣りキチが、イカ釣り舟に乗ってきました。家族の楽しみはその後の釣りキチのおもてなし料理です。

 アジとイカとアコウはお刺身に,ウマズラのフグつくり、イカめし、鯛のささづけ・・・・etc、下左はカワハギとキノコの酒蒸し・・・

まだまだ冷蔵庫にはいっぱい。ゲソを塩コショウで焼いたり、てんぷらにもしましょう。

 つらい苦しい仕事も、この楽しみあってこそ、という釣りキチの心づくしにみんなで盛り上がりました。

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2011年10月19日 (水)

ロートレックとの朝の出会い

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 今、朝イチの楽しみは、毎日新聞、朝刊の連続小説「マルセル」です。

 1968年、ももり、17才。京都国立近代美術館で開催されていた「ロートレック展」の会場から、女優「マルセル」が盗まれました。捜査はカラ振りし、未解決のまま時効になり、その後、大阪にて発見され、無事ロートレック美術館に戻ったそうです。

 新聞小説では、事件当時、この盗難事件を追っていた新聞記者。記者は、もう、死んでいないのですが、その娘、同じく記者となった娘が、遺品を整理している時、見つけ出した一冊の古びた手帳から始まります。それは未解決の事件を追った手帳だったのです。

 先日来、ずーっとアルビが舞台になっていました。

 行きたいのよネエ・・・

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 仕事から帰り、ドタンと草臥れてベッドに倒れこむ・・・誰でもやるよねえ。

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 当時の貧しい人々のお風呂。たらいにお湯をそそいで、体をふくだけ・・・


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 憐れにも崩れた笑顔。酒場で騒ぐ人間ども。心ならずもこびをうる疲れた女性達。悲しみに満ちた女達に注がれるロートレックの眼差しは限りなくやさしい。

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2011年10月18日 (火)

行ってたはずの・・・

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ホントなら・・・行ってたはずのフランス。待ち遠しくて、やるせないほどに行きたがっていたアルビ。ロートレックの生まれた町です。旅行社が催行しないっていいます。ガックリ

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 「プティ ビジュー」(小さな宝石)と呼ばれ、両親の愛を一身に受けて育ったロートレック。十字軍に参加したという家系を誇る伯爵家の嫡男でした。しかし・・・財産、血統を守るためとて、何代にもわたって重ねられた近親結婚のせいで、その名門の血の濃さゆえに、骨が異常にもろかったのです。

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 13才、椅子から立ち上がろうとして転倒、骨折。14才で再び骨折。彼の両足の発達は終わりました。

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 彼が心の安らぎをえたのは娼婦の家。踊り子や劇場を描きます。特にポスターは人気を博しますが、アル中と、さらには梅毒で、36才の生涯を終えました。

 芸術って、作家の苦しみが作品を磨くのでしょうか。 

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2011年10月12日 (水)

お江のお墓、秀忠、家康ほか・・いかつい面々

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パックツアーに一人参加して高野山へ。初めてです。高速で阪南へ、そこから、よくブログで耳にしています粉川寺、根来寺、華岡青洲生誕の地と云う看板を見つけますが、バスは一路高野山へ。ちょっと寄ってほしいけどなあ。ここがパックツアーの我慢のしどころです


スケッチはお江のお墓。そのかたわらには小さな千姫のお墓。世界遺産の森には秀忠、家康、明智、織田・・・敵味方なくお墓が並んでいます。

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 女人禁制であった高野山。九度もお大師さんに会い来られたという母上も、ここから先は禁足だったとか・・・九度山は、たぁしぃかぁ・・・かの真田幸村が蟄居した所だったっけ。


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 スケッチは高野山大門。ここからの夕陽は「夕陽百選」の一つだそうで、昨日も美しかったです。  

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2011年10月 7日 (金)

アレクサンドル・デュマか藤本ひとみか

 左2冊はご存知アレクサンドル・デュマ、児童書です。その右は、翻訳。物語は・・・

 ルイ14聖の御世、バスチーユに囚われていた鉄仮面をかぶせられた囚人。彼は一体何者か???

 アレクサンドル・デュマは言います。
ルイ14世が生れ落ちた時、ややしばらくあって双子の兄が生まれた。本来ならば、後に生まれたほうが王権を継ぐはず。宰相リシュリューはお家騒動の根を絶つべく、赤ん坊を人知れず遠くへ。
 やがて、自身の秘密を知った兄は???

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 右側の2冊は、藤本ひとみさんが創り上げた双子の兄弟の運命「ブルボンの宝剣」
此方の方がよっぽど面白いのよねえ。奔放な空想力、創造力はデュマに負けてないって、ももりは応援します。

  

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2011年10月 5日 (水)

映画「はやぶさ」見てきました

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 封切ホヤホヤを見てきました。これは・・・ス・ゴ・イ!!!素晴らしい!!!久しぶりに映画らしい映画を見ました。しかもドキュメンタリー。アメリカ20世紀Foxの制作です。子供達にも是非見て欲しいなあ!!!

 鹿児島県の内浦といえば・・・まだ3人の息子達がみんな小学生だった頃に行きました。凄い山の中を、バスでガタガタ、長時間でしたので、釣りキチがひどくバスに酔いましたっけ。下は古いアルバムから。もう・・・30年以上前になるか・・・

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 映画よりずーっと大昔・・・なのよねえ

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