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2010年8月30日 (月)

サントリーニ島のボクシングをする少年

やっと、ホームペ^ジにアップできました。お時間あればゼヒゼヒ・・・「お気に入り」から入れます。


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 この絵も見たくて見たくて・・・前回、見られなかったから、よけい恋こがれていたのです。
どうですか・・・このかわいらしい少年たち。このヘヤスタイルは部分的に伸ばした髪以外は剃りあげてるそうですよ。あたらしもの好きな若いお方、こんなのやって見たらいかがですか???きっとオリーブ油でコッテリかためてるんでしょう。絵は大体等身大でしょうか。
 この壁画は、サントリーニ島から掘りだされたもので、青銅器時代。BC16世紀だそうです。アテネ考古学博物館にあります。

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 サントリーニ島は、ドーナツの輪を、一部食いちぎって欠いた様な形です。昔、大噴火があって島の中央部が陥没したと言います。荒々しく描きだされた崖にむきだしに現れた地層こそは、自然の造形の凄さ!!!です。
 一夜にして消えた幻の大陸、アトランティス・・・・高い文明が栄えていた・・・ここ、サントリーニにちがいないっ!!!とももりは思います。

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 船はドーナツの輪の中へ入っていきます。切り立った崖の上は雪が降り積もったかの様な真っ白な小さな家々。一年に一度は白ペンキで塗りなおす義務があるそうです。ケーブルで崖の上へ、こんな教会がありました。今回は2度目。のおんびり

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2010年8月29日 (日)

シュリーマンとエヴァンス Ⅰ

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 このマスクはギリシャ本土のミケーネで、シュリーマンが掘り出した金のお面です。デスマスクだったとか???黄金のお面はこれ以外にも沢山あって驚きました。どれもこれも表情たっぷり。なんと、3500年以上前に作られたんですよぉおお!!!

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 シュリーマン・・・有名なお宝探し、墓荒らしです。子供の頃、父親からもらった、ホメロスの「イリアスとオデッセイ」を読んで、事実と信じ込みます。苦労の末、カリフォルニアの金鉱や、クリミア戦争の包帯の木綿で大もうけをして、余生をトロイの発掘とミケーネの発掘にあてました。驚いたことに日本にも立ち寄っています。シュリーマンは妻ソフィアと一緒にミケーネを堀りはじめました。アガメムノンの城跡と信じたからです。 

 シュリーマンが掘り出したミケーネの、このアガメムノンの黄金のマスク。しかし、このお面の主はアガメムノンではありませんでした。彼の発掘したミケーネは9層に住居跡が重なり、彼が黄金を一杯見つけ出したのは下から2層目だったのです。実際、アガメムノンが生きていのは第7層だったっていうことが、その後、わかったっていうんだから考古学って面白い。つまりぃ・・・このお面は、アガメムノンよりずーーッと古い。
 しかし、この地にアガメムノンって王が勢力を張っていて、実際にトルコの西岸、トロイまで攻め寄せたって事は事実ってんだから、考古学って全く面白い!!!
 ミケーネには、行けていません。掘り出されたお宝は色々なドラマを生んだようですが、アテネの国立博物館に展示されています。スケッチはアテネ国立考古学博物館
 

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 アガメムノンは、ホラ、映画「トロイのヘレン」に登場した敵方の王様です。弟の妻、絶世の美女、ヘレンを横取りされて怒り狂ったトロイの王、プリアモスとギリシャの王、アガメムノンの戦争です。デカプリオが・・・演じてたのは誰の役だっけ???忘れました。たしか・・アガメムノンはアル・パチーノだった・・・・しっぶい!!!い役者ですねえ。
 

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2010年8月28日 (土)

エーゲ海の今昔

 船で、この海を渡ってみると、陸上交通よりはるかに船のほうが自由なことが手に取るようにわかります。今回の旅、雲ってモノを一度も見ませんでした。視界絶好、行く先々に島が見えます。古代から人々は盛んに船で交流したでしょう。東はトルコ、ヒッタイトがいた。北東にはシリア、当時のフェニキア、西にエジプト北西は地中海・・・ 

 6000年BC頃には、クレタ島に人は定住し、新石器時代から青銅器時代をへて、ミノア文明を生み出しました。BC2600年から1500年も続いたといいます。頂点はBC18~16世紀ですって。
 クレタ島を発掘したエヴァンスは、ミノス王の名前からミノア文明と名づけました。ギリシャ文明をさかのぼること1000年以上・・・凄い!!!そのゲイジュツたるや・・モ・ダ・ン!!!
 ピカソ、ナニモノ!!!印象派・・・ナニモノ!!!


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 キュクラデス諸島・・・といえばのっぺりした目鼻のない大理石のお面が有名です。アテネ国立博物館のキュクラデスの彫像。BC1600年くらいとか・・・
 下はクレタ島のイラクリオン考古学博物館。こういうのって大好き!!!エジプトなんかにも、ビールを造っていたり船に乗っていたり、小さなお人形が楽しげに昔を語っています。


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 エーゲ海の子孫達は何処までも明るくくったくがありません。

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2010年8月27日 (金)

ギリシャ旅事情

 今回の旅、8日間・・・アテネとエーゲ海クルーズの旅事情を知らせて・・・って言うことですので・・・ちょっとだけでも・・・

 新聞でストライキのニュースをくり返し報道したからか、旅行社はなかなかツアーを催行しません。今回、最初は6月に行くつもりでした。そしたら、人が集まらない、と云うことで7月に再び申し込み。そのうち、此方の都合が付かなくなり8月に「もう、何でもいいから、ともかく行くっ!!!」ということになったのです。6人から催行という旅行社でしたが客は6人。現地参加が一人で、7人です。
 でも、アテネのホテルも、船の客室も一番良い部屋でした。お客が少ないからこそ、こんな所に入れたに違いないでしょう。
 日本人は少ないものの船は満客。ヨーロッパの人たちはプールで延々と体を焼いています。

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 アテネのアクロポリは、そっりゃあ・・・暑い。何しろ、木陰ってものがありません。ここは、でも、4年前に行っていますので、スケッチの意欲もなし。
 今回、目を見張ったのが新しく出来たばかりの「アクロポリス博物館」
地下鉄工事中に発見された遺跡をそのまま、ガラス越しに見下ろせるようになっています。このあたり、掘れば、いくらでも遺跡がでるんですねえ。

 うれしかったのが「アクロポリス博物館」のエレクテイオン神殿の柱の女性像。スケッチOK!!!上のスケッチ、右、パルテノン神殿、左、エレクテイオン神殿です。現場のはレプリカで、此方、博物館のは本物です。真近に見て、スケッチできるなんて・・・シ・ア・ワ・セ・・

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面白かったのは飛行機。カタールのドーハから飛び立った飛行機は真っ直ぐアラビアの砂漠の上を飛びます。地図で見る限り、シリアかヨルダンの上空を飛ぶ・・・シリア、ヨルダンはこの6月に行ってきたばかり・・・死海やヨルダン川の渓谷が上空から見られるかと目を凝らしていましたが、ナビゲーションの地図はクルリと半円を描いて北に上がりました。
 これは、きっとイスラエルの上空を避けたにちがいない・・・
カタールはアラブですから・・・イスラエルの上空を侵犯すれば・・・ロケット弾がとんでくる???ももりは一人納得しました。
 ともかく・・・ドーハの空港。飛行機からバスに乗るまでの間に吹き付ける熱風・・・あれは40度なんてもんじゃないでしょう。全く、人間が住めるところじゃない。石油が出るまでは、ほとんど人はいなかった人工の町・・・に、ついては前回のシリア・ヨルダンの旅をごらんください。

 トルコ南岸を見ているうちに、キプロス島に違いない島の上空も通過しました。飛行機は窓側に限ります。

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2010年8月26日 (木)

3500年以上前の神々・・・クレタ島にて

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 どうですか・・・この牛飛びの絵はBC1550年ごろの、クノッソス宮殿を飾っていた壁画です。イラクリオン考古学博物館で、ホンモノ見て来ました。もぉおおお・・・いつ死んでもええわああ・・・
 美しい雄牛に恋をしたお妃、バシパエの話は前にしました。牡牛と彼女の間にうまれたのがミノタウロス。
他にも、美しい牡牛に化けてエウロパに近づき、拉致したゼウスのお話・・・ヨーロッパの語源です・・・とかく、この島々の人々は牛が大好き。70セン程の高さです。
 

 下は「パリジェンヌ」ミノア文明の最高峰で、あまりにも有名です。ホンモノは案外小さかったけど、思いっきりモダンで健康的な若い女性です。水色が瑞々しく新鮮でした。
当時の絵描きって、エジプトまで行ったり来たりしていたんやねえ。


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 クレタ島のイラクリオン考古学博物館のお宝。この地母神は青銅器時代。BC1600年頃ですって。・・・まだまだモーセやらキリストやらが生まれるずーーーっと以前、大地の母なる神は女性でした。

 クレタ島がギリシャ本土に先がけて、ミノア文明を誇ったのがBC2000年ころだそうですが、クノッソス宮殿は火災で焼け落ちたそうです。あの大きな壷にオリーブ油を保存してたんじゃそりゃあ・・・火災は決定的でしょうね。でも、その後、再建されましたがギリシャ本土からやってきたアカイア人がその文化の上にミケーネ
文化をつくりました・・・そのあと、ドリア人がやってきて、ミノア文明は滅んだ・・・と、ももりの本には書いてあります

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2010年8月25日 (水)

ラビリンスは酷暑

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 粗雑な地図ですが・・・・クレタ島のラビリンス。かの、牛頭人間が閉じ込められた地下の迷宮があったというクレタ島のクノッソスの宮殿に行って来ました。何とか無事帰還。
 
 

 アッツかったぁあああ・・・!!!

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伝説では、大工、ダイダロスが地下の牢獄の中から脱出しようと、鳥の羽を集め、ろうで固めて翼をつくり、地下迷宮の窓から脱出。大空の中に出られて嬉しかったダイダロスの息子、イカロスは、父の忠告を忘れ、空高く飛びあがった。余りに高く飛びあがったので、翼を固めていたろうは融け、イカロスは真っ逆さまに海に墜落。そのイカロスが墜落したという島がイカリア島。
 イカリア島には行ってないんですけれど、ミコノス島の少し北東。つまりぃ・・・
クレタ島のラビリンスから、さあ・・・・・ジェット機でも1時間はかかろうって距離を人造翼で飛んだっていう、このお話は紀元前1500年以上???っていうから・・・スバラシイ!!!。ギリシャ神話のスケールはトテツもなく大きいのです。スケッチはクノッソス宮殿跡・・・

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 女王の間ですって・・・なんとも、モダーンなフレスコ画です。

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2010年8月24日 (火)

年貢を納めるか???真夏のギリシャ

 
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 スケッチはドーハから飛び立つ飛行機の窓から。下は、形から見て先ずまちがいなくキプロス島。この島も行ってみたい!!!

 真夏のギリシャ。暑かったぁああ!!!エーゲ海クルーズは4泊。冷房完備、朝風呂、お昼寝で、のぉんびり。あこがれのクレタ島、ロードス島へ行ってきました。他に素晴らしかったのがヨハネが黙示録を書いたというパトモス島。ミコノス、サントリーニ島は以前にゆっくり回ったので、あせることなくのぉおんびり。少しづつアップしていきましょう。

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相棒は食べ物の好みが強く、外国の旅では衰えます。今回の旅も4~5日目くらいから目だって食が細くなり、終わる頃には、パン以外ほとんど食べません。
 「よう食べるなあ」って、ももりをながめています。
 「もし、あなたがバテたら介護しなくっちゃ・・・ね」
ももりの口にはなかなかおいしいギリシャ料理です。

 眠っている顔が、なんだかほおがこけて・・・ゲッソリしています。
 「年貢の納め時ちゃう???」
 「いやいや・・・まだまだ・・・収めへんでぇええ」
口だけはまだ大丈夫なようです。
  

 帰国そうそう「うどん!!」「おにぎり!!!」


 その夜、ボリボリ大きな音で目がさめたら、おかきを食べていました。
まだ、当分年貢はおさめない???らしいです。

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2010年8月13日 (金)

しばらくブログお休みします。

Yosimura


 昨日台風の雨の中、自転車で図書館へ。本を返してきました。
図書館で、拾い読みしたのが津村節子・・・吉村昭との出会いから結婚まで・・・・
今、借りられないってときに限って、読みたい本があらわれるんですよねえ。


暑い、暑い・・・・と、言いながら、もっと暑い所へ行ってきます。
 昨日旅行社からTel・・・現地は40度ですって・・・

 無事、帰ったらご報告します。

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2010年8月 5日 (木)

姨捨て 子捨て

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 連日、おぞましいニュースが続きます。可愛いさかりの子供をおいて出て行ってしまった若い母親。考えられない荒れようです。
 年金欲しさに親の葬式も出さず・・・死体は???きっと、もう、どこかの山奥で土に返っているんでしょう。

Na


 働かなくても食っていける・・・・これが日本人を堕落させたのではないでしょうか。生きるためなら、どんな仕事だってする。生きることは命懸け。生きることは死ぬほどつらい・・・

Nat


 さしあたって早急に、必要なのが姨捨山と捨て子孤児院。頭に思い描くのは京都のある有名寺院。紅葉の名所で入場料1000円。そっりゃあ・・・・人は一杯入っています。ああいうお寺さんが、捨て子とか育ててください。その有名寺院、保育所は経営してるけど???なんか社会に還元してるって話は聞かないなあ。税金だって宗教ってことで加減してもらってるんでしょう???

 我が家の男達、みんなスッゴク働きます。冷房もない現場で長時間。もうフラフラです。
一方、刑務所、冷暖房完備って言うじゃありませんか。虫歯まで治すんですって。働いてるものは医者に行く暇もないというのに・・・それに、日本人じゃなくったって、やってもらえるそうじゃありませんか。社会的弱者???って、一体どっちなの???

 日本のやさしさ、ウソが多すぎます。 

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2010年8月 4日 (水)

津村節子「海鳴」

 
Tumura

 7月28日のブログ津村節子のエッセー集2冊から、読みたくなった小説を図書館から借りてきました。

 「海鳴」
これって???海鳴りと読むのか???’かいめい’って読むのか???最後までわからなかったなあ。
 

 佐渡へ鳥籠で送られる江戸の無宿人たちの中におとなしい無垢な青年、直吉がいました。罪を犯してもいないのに、無宿人狩りで捕らえられ、金山の水をくみ出す人夫として、3年もたないといわれる非道、残酷な坑道の中へ送られます。
 ほんの一度、苛酷な労働の中に、年に一度だけ娼家に行くことが許される。その時に会った薄幸な少女、はな。
 彼女は佐渡生まれ、漁師であった父の遭難で家族はたちまち飢え、14歳と偽って娼家に売られたのです。

 エッセーもいいけど、小説もいいなあ。
吉村昭は「事実は小説より奇なり」のひとで、克明な事実を追います。津村節子は、歴史の検証の中に人物を創作します。大好きな井上靖も、創作するタイプでしょう。

 さあ・・・・ももりは、当分、津村節子。
だって・・・あの吉村昭が、世界で一番好きな人って言ったんですもの。


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