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2010年4月12日 (月)

ソドムとゴモラ  マダバの地図  シリアの旅から

 ももりはここ10年ほどずーっと「ソドムの街」と云うタイトルで展覧会に出品してきました。今回、ソドムの町のすぐ近くまで行けて、頭からバッサリやられた感じ。ロマンチックな絵空事しか知らない自分に一体そんな絵が描けるのかいな???悲惨な戦争の散々な記録を、暖かい掘りごたつで美味しいコーヒーを飲みながら読んでる・・みたいな偽善・・・じゃないのかいな???

 ソドムの街は人間が、あまりにもほしいままにおごり高ぶって、神を忘れたため、ついに、神の怒りをかって一夜にして破壊された町。旧約聖書の一編です。ももりが描きたかったのは、あまりにも人工的な近代都市。人は一杯いるのに、みんな孤独でバラバラ。近くなってきた老いへのおそれ、そんな漠然とした不安感みたいなものを描きたいと、理屈っぽく欲張っていたのですけど・・・・こらぁ・あ・あ・・・ドダイ、ムリってモンなんやろなあ・・・チュン
 下のスケッチはマダバの聖ジョージ教会 

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上は、世界で一番古い世界地図、床一面のモザイクです。赤鉛筆のしるしはソドムの町 下は部分を拡大しました。聖ジョージ教会の床に今もあります。AD6世紀頃のもので、エルサレムの城壁に囲まれた部分が左下。右端がナイル川の河口三角州、真ん中、死海に塩と泥を運ぶ船が2艘、ヨルダン川が左から流れ込んでいます。おやおや、魚があまりに塩っ辛い死海の水に驚いてUターンしていますよ。

Syria1037_3

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コメント

朝霧圭太様   お上様が桂でお一人住まいですか。桂には親戚も何人もいますし、我が家からはゴクお近いです。お会いできる機会があるといいですね。特に芸大ですから・・・お話も合いそうです。

さらさ様   羊の丸焼きのニュース読んできました。申し訳ない。羊さんに申し訳ないなあ。あんまり、シルクロードでお腹をこわしたり・・・も・お・お・・・古い話ですから、今ではシルクロードもそんな事はないでしょうね。

ちゃぐまま様  思いっきり地理オンチの私が、最近、地図にハマっています。飛行機の中でもマップを拡大したり縮小したり・・・それにしても上空から見るシベリアとか、地球の襞とか、あらあらしい力を感じます。昔はシリア、ヨルダン・・このあたりライオンだってウロウロ歩き回っていたんでしょうから・・・そう思うと、本当に旅って面白いです。

投稿: 山口ももり | 2010年4月14日 (水) 10時23分

出ましたね、ソドムとゴモラ。必ず出る!と思っていました。
》頭からバッサリやられた感じ・・・》
この衝撃は、きっとももりさんのエネルギーになる気がします。
あの絵、しんと静まり返った孤独な街、靴音だけが聞こえてきそうな冷たい空間・・・は、やはりももりさんの気持ちが出ていたのではありませんか?

この絵地図は面白いですね。6世紀か~…。この地図に当時の世界観が感じられます。

投稿: ちゃぐまま | 2010年4月12日 (月) 23時21分

ももりさん、お帰りなさい。
忙しくしている間に旅の記事が沢山アップ
しているではありませんか!
大変!!
明日から時間を見つけて遡り、最初から
ゆっくり読ませていただきますね。
楽しみです。
地図はモザイクなんですね。

投稿: さらさ | 2010年4月12日 (月) 19時44分

ごぶさたしております。しばらくネットを使っていない間に、ももりさんが中近東に行かれていて驚いてしまいました。浦島太郎状態。
それにしても、ヨーロッパへの少女のような憧れから、峻厳な自然を相手に死と隣り合わせの乾燥地帯まで、本当に興味の幅が広いですね。僕もついていけるよう自分の幅を広げようと意欲が湧きました。

ところで、
娘が京都の芸大に進みました。桂で一人暮らしです。学生時代に、「桂は京都じゃない。何となれば、桂の人は四条河原あたりに出かけるときに『京都に行ってくる』と言うから」などという話を聞いたことがありますが、なかなかどうしていいところですね。桂駅周辺、洛西団地はともかく、桂坂とか老ノ坂とか気に入りました。桂坂では北奥の野鳥観察園でカワセミに出会いました。

投稿: 朝霧 圭太 | 2010年4月12日 (月) 09時22分

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