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2009年6月19日 (金)

アトリエ桃源展 ーⅣ

Buroyou012
 「アトリエ桃源」展の出品予定作からアップしています。写真は先日、東京都美術館「日本水彩展」で、不破賞をブッ飛ばしたS・康子さん。タイトルは 「夜のガスパール」ラヴェルの曲から。ガスパールって悪魔なんだそうです。どうですか・・・やっぱり、音楽をやっている人にしか描けない画面です・・・凄っごい!!!

 夏目漱石に「夢十話」と云う短編があります。
有名な仏師、快慶が教王護国寺で、大きな仁王を彫っていると聞いて、作家は見物に出かけます。人だかりの中で仏師は一心にのみをふるっています。パッと木屑が飛び、鼻が現れ、次の一のみで・・・鼻の穴が・・・大文豪はこんな俗な表現をしていないはずですが、うろ覚えなのでお許しください。ももりが貰ったイメージです。大文豪は「ウーーン・・・うめえもんだ」と、思わずうなりました。
 すると、横にいた、卑しげな車夫・・・当時、車曳きは、まあ、高尚とは見られない職業だったらしい・・・が云いました。
「ありゃあ・・・難しいってモンじゃねえ。元々木の中に仏はおって、仏師の先生は、それを掘り出しているだけさ」

 ももりは講師なんていっていますけど・・・絵はみんなの中に既にある。一人ひとり、全く違う世界、絵がある。それを掘り出したい!!!決して教えたりはしない・・・と、常々思っているのです。

Buroyou011
 今、ちょっと甘ピン。お許しください。撮りなおしますから タイトルは「孤城」

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コメント

「夜のガスパール」、この絵も素敵。
音楽が奏でられる人はこういう絵が描けるんですね~~。天は二物を与えずというけれども、この方は音楽と、絵の天分と努力を続ける気力を貰っているんですね~~。やはり純粋にうらやましいです。

投稿: 浜辺の月 | 2009年6月20日 (土) 23時55分

悪魔!、どなたの心の片隅にもいる?。
先日、円空仏の旅?(テレビ)がありました。写実的な仏像から、これ以上省略できないほどの粗い彫りまで、それに至る肉ずけもされていました。
別の番組で、中国の玉の名品と、現在の名工が映りました。玉の中に形を見つける、木の中に仏形を見つける、それぞれ、究極の心と目をお持ちなのですね。

投稿: kazuyoo60 | 2009年6月19日 (金) 09時12分

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