« 映画「蘇る玉虫厨子」見てきました | トップページ | 「絵本 玉虫の厨子の物語」 平塚武二作 太田大八画」 童心社 »

2009年1月13日 (火)

平家物語・・・三昧

Zusi001
 今、楽しい!!!宮尾登美子さんの「宮尾本 平家物語」を読み始めましたら、以前読んだ吉川英次の「新 平家物語」も思い出して、読み比べています。そうすると・・・ゼーンゼン違うのよねえ。又々、本棚にあった井上靖の、「後白川法院」も引っぱりだして、あっちを読んだりこっちを読んだり・・・手の中で、コロコロ。楽しいのよねえ。作家その人を、リアルに感じます。
 それにしても吉川英次の、美文・・・なんとも、退嬰的なほどに綺麗。対する宮尾本は、キリッと理論派でしょうか。井上靖の本は注釈や出典が丁寧に書かれて、「フ・フーン・・・まあ、良く調べるもんやなあ」って感心するばかり。吉川英次は戦前、天皇は神、の時代に書いたはず。ユーモアや日常もそこはかとなく伺われて、読み手をぐいぐい引っ張ってくれます。作家って、多くの資料をさまよっている内に、その時代、その人の中にさすらい、彷徨い、入り込むんでしょうかねえ。
 京都御所は、今は、烏丸から寺町の間にあります。けれども、この物語の頃は、大宮通りと西大宮通りの間にあったそうです。その、西大宮通りこそは、ももりの家のすぐ側、今は御前通りと呼んでいる通りなんですよ/strong>

|

« 映画「蘇る玉虫厨子」見てきました | トップページ | 「絵本 玉虫の厨子の物語」 平塚武二作 太田大八画」 童心社 »

コメント

ももりさん、たいへんご無沙汰致しておりました。申し訳ありません。

とにかく、読書家で勉強好きなももりさんにはいつも敬服しております。

私も歴史小説を読みますが、作家さんはそれを書くにあたって相当な資料を読み漁り文章を起こすんだろうな~と思っています。まるで、その場にいてその人物の言葉を聞いていたような書きぶりのこともあります。でも、資料をもとにあとは作家の想像力でまとめられるのだろうとは想像できます。だから、その小説を読んだ時はそれに関連する他の資料を読んだりして一人の作家の思いに固執しないように客観的にその人物を知りたいと考えてます。

とにかく 私も今は有名な歴史上の人物に興味が出ています。だから大河ドラマにはまってます。今年はそれほど知られていない「直江兼続」ですが・・・。先日は「チェ・ゲバラ」の映画を観てきました。


投稿: タム | 2009年1月17日 (土) 15時57分

ちゃぐまま様  本当に、どの天皇の子が誰で、どのお妃の何番目の子がナントカ天皇で・・・って、全くややこしい。必ずメモ片手によんでいます。でも、こういう読み方をするようになったのは、そんなに、古いことではありません。年のせいかしら。面白いのよねえ。

朝霧圭太様   東洋史学科ですか・・・私も、息子が「大学行かへん。やりたい勉強がない」って云った時「あんた、歴史博士て云われてたやないの。なんで、眠れる虎の中国がアヘン戦争であんなにボロボロになったのに、この小さな日本は、外国の植民地にならへんかった???って、勉強したない???」って・・・そんな会話を思い出しました。そして、東洋史学科へ行きました。でも、やっぱり、それは息子にとって、とても、良かったと思っていますよ。

投稿: 山口ももり | 2009年1月16日 (金) 08時57分

実は、大学は史学科で東洋史を専攻していました。史料はいわゆる漢文の白文です。史料はあくまで「資料」で調査対象という感じ。そこから想像力を膨らませて、しかも人の動き、心の動きを思い描くなんて考えられないことでした。資料から物語を組み立てられるのは本当に異才です。

投稿: 朝霧 圭太 | 2009年1月15日 (木) 10時41分

歴史の流れの中で平清盛はマイナスイメージでとらえられていましたが、私の読んだ池宮彰一郎の「平家」はとても斬新な感じがしました。
経済人としてのスケールの大きい清盛が描かれていました。
「後白河院」も読みましたよ。
でも、複雑な系図をすぐ忘れてしまいます。

投稿: ちゃぐまま | 2009年1月14日 (水) 23時46分

kazuyoo様  この年になって・・改めて京都をじっくり眺めたくなっています。遅すぎるかもしれないけど・・・本当のところ、京都は何度もの大火で、平安時代の跡形は殆どないそうです。地名も少し残っている程度らしい。残念!!!  
がんさん@大和の国様 同感です。私がいつも行く、京都市中央図書館の横野アスニーって言うビルには、1/1000の平安京の模型がありますよ。とても興味深いです。

もうぞう様  これらの本、天皇の順番や親子関係など、ホント、混乱してややこしい。ややこしいからこそ、保元の乱が起きたんでしょうけれど。神にセッセとメモしながら、読んでいます。若い頃は、とても、こんな読み方はしなかったんですけど。

秋きつね様  そう、古い御所の東側には上長者町、中長者町、下長者町とかあります。ももりの家の辺りはどうやら湿地帯らしい。主人は、この地で生まれ、育っていますが、昔はしる田だったって云います。

投稿: 山口ももり | 2009年1月14日 (水) 09時02分

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り、ですね。
その昔、平家物語は平家側から、源氏物語は源氏側から同じ時代を書いたものと思っていた頃がありましたっけ。
 ももりさんがそういう場所にお住まいとは。御所の近く、かなり御身分の高い方でなければ住めなかったのでしょうね。

投稿: 秋ぎつね | 2009年1月13日 (火) 19時50分

む・む・むずかしそう・・・
私には無縁です。

投稿: もうぞう | 2009年1月13日 (火) 19時21分

私は古代史などには全く興味が無かったのですが、越して来て甘樫丘から大和三山を眺めたときから俄然興味が湧いて来ました。
むかしむかしのことに想いを馳せるのはロマンがあって楽しいですよね。
「今自分が立っている場所を○○も歩いたのか…」と考えるとワクワクします。
住む場所によって興味の対象も変わるものですね。

投稿: がんさん@大和の国 | 2009年1月13日 (火) 12時32分

お住まいのところで、古い時代に実際にあったことを、さも見たように--。それだけに興味の広がりは大きいと思います。
それぞれの作家の良さも味わっておられますか。

投稿: kazuyoo60 | 2009年1月13日 (火) 10時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平家物語・・・三昧:

« 映画「蘇る玉虫厨子」見てきました | トップページ | 「絵本 玉虫の厨子の物語」 平塚武二作 太田大八画」 童心社 »