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2008年4月30日 (水)

サンタ・ルチア・・・♪・♪・♪・・・

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「スールマーレ ルチカ
ラストロ ダル ジェント・・・・♪・♪・♪・・・」
そこまで、そこまで ・・・ここから先は忘れましたけど、「イタリア民謡 サンタ・ルチア」。何て素晴らしい曲なんでしょう。ベルカントで堂々と歌われますと・・・もう・・・感動!!!です。
サンタ・ルチアと言いますと、ナポリ港を思い出しますけど、サンタ・ルチア=聖ルチアはシラクサの守護聖人なんだそうです。かの聖女はシラクサ生まれでした。
 「シチリア島へ」  寺尾佐樹子  角川文庫 によりますと、あまりにも美しい瞳の持ち主、処女ルチアは、しつこい求婚者に、その瞳を自らくりぬいて届けた・・と、あります。ディオクレティアヌスの大迫害によって捕らえられ、殉教者としての短い一生を終えた・・・殉教の際には、ローマ兵士は彼女の喉に短剣を突き刺したとあります。だから、両目と短剣がこの聖女のシンボル。絵はカラヴァッジョ 「サンタ・ルチアの埋葬」です。深々と落ち込んだ目が・・・怖ろしい

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この大きな画集「カラヴァッジョ」は、あるステキなイタリア人男性からいただいたもの。そう、ももり40才くらいだったでしょうか。お相手は京都大学助教授、ボロニア大学では教授・・独身でした。丘惚れしたなあ!!!何にも、起こらなかったけど、こんな立派な画集をいただいた日は、胸がときめきました。フッルーイお話。「子供さんの年は???」「ウ・ウーン・・・十・・ン??才・・・」大きく見張った驚いた灰色の目・・・それで、オ・シ・マ・イ・・・チョン!!!・・・シラクーサの大聖堂は、ギリシャ時代の大神殿の柱をそのまま使った建物で、その中の小礼拝堂の中には、サンタ・ルチアの像があって、お祭りの日にはかつがれて町を歩くそうです。サンタ・ルチアの手首だというものを飾ったガラスケースもあったけど・・・聖人の骨にしては品がないような・・・(No694)

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2008年4月29日 (火)

映画 「トスカーナの休日」

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 「アッ、あそこ・・・ポジターノか、アマルフィー!!!」って思わず食い込んでみてしまったBSの画面。なんとも美しい海岸線。「え・え・え・???あんなとこ、通るの???」ってためらってしまう、海に大きく張り出した道路。その下の真っ青な海の青。昨夜、たまたまBSで、「トスカーナの休日」見ました。先日旅してきたばかり。切り立った崖に積み重ねたように建つ、赤い屋根と白い壁の家々。
 残念ながら映画は途中からでしたので、パソコンで、中味を確認。夫にいきなり裏切られ、発作的に10日間のトスカーナの旅に出た女性作家。フムフム・・・築300年の家にゾッコン。修理にのめりこみ・・・・ステキなカッルーイ、イタリアの若い子と恋に落ちて・・・・フムフム・・・イイッ!!!私も、そんな事体験したい。ベストセラーの映画化らしいから、原作のほうを読んでみましょう。お金さえあれば・・・ももりだって・・・

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2008年4月28日 (月)

豚に真珠か??・・・シラクーサ

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 かなり予習をして旅してるつもりでも、後から、「ああ、あそこはそんなに大事な所だったのか」って悔やむ事は多い。今回はシラクーサ。11時20分、タオルミーナから出発。道中が、結構長い。その道は素晴らしい「シチリアの春」だったんですけど、お目当てのシラクーサはたった2時間の駆け足でした。昼食はローマ人気分でゆったり・・・とても、おいしかったけど、ももりはパンをかじりながらでもいいから、町をゆっくり歩きたいほうです。シラクーサの旧市街の遺跡は、一般の住宅に紛れ込んでしまっていて、知らないと「何だか大きな石がゴロゴロ」って感じで、見過ごしてしまいます。シチリア最古のドリス式アポロン神殿も、後世、石材が他の建物に転用され、持ち去られて、殆ど原型を留めていない上に、周囲は貧しい民家でした。

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スケッチはアポロン神殿。石材は、後世のように何層かに積み重ねるのでなく、一つの石塊から彫り上げられたものとか。BC570年の碑文があるんですって。帰国してから、やっと、この神殿の重大さに気づくなんて、不覚!!!
 バスから降りて渡った橋がオルティージャ島への道。BC734年、コリントのギリシャ人がやってきて以来、治世者はかわっても、町の中心であり続けた玄人好みの場所らしい!!!トイレを探して、コーヒーを飲んでたところが、古代から、すぐ海の近くなのにかかわらず、コンコンと泉がわいていたという、「アレトゥーサの泉」だったんです。バスの車窓からは、行きの帰りも、ズーッと美しく裾を引くエトナ山と雄大な円弧を描くシラクーサの湾が見えていて、そちらの方は文句のつけようのない素晴らしさでしたけれど・・・まあ、又、行くとするか!!!

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2008年4月26日 (土)

星野さんの笑顔

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 あ・あ・あ・・星野さんが笑ってる。やさしい・・何もかもを包み込むような大きな笑顔。この笑顔こそが世界一のメッセージ!!!何となく涙ぐんでしまいました。ももりは、決して偏狭な愛国主義者ではありません。けれど、怖い!!!中国人の激しい感情の発露は、今後の世界に大きな問題になるにちがいありません。激しい渦巻きの先駆けと見えてしまいます。地球の上の5人に1人は中国人。世界中の都会に中国人街があり、どこへいっても、その地に溶けてしまうことのない国民性。

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色んな問題を抱えて、北京オリンピック、上海万博までは中国政府もなんとか、いける???でしょうか。・・・僻村から流れこんだ膨大な労働者が、仕事を失って、こんな風に激しく叫び始める時・・・・中国が乱れるという事は・・・膨大な中国人が外国へ流出するということ・・・世界に波及するのは必至でしょう。「世界の教科書」というシリーズの中国編を読んだことがあります。大衆が、体勢に暴力で立ち向かい、成立した革命政権。その政権の本質的な暴力礼賛体質が怖いです。今、「愛国」を叫んでいる彼らは、やがて???スケッチは関係ないアルベロベッロ、イタリア

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2008年4月25日 (金)

お役所仕事

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ももりは鈍いって言うのか、今まで、病気らしいものも知りませんし、入院なんてお産以外はしていません。せっせとヒトサマのために保険料も介護料も払ってきました。ところが、今、膝関節痛で、2本目のヒアルロンサンとやらの注射をしたところ。まあぁ・・・病院って、たくさんの患者のいること!!・・・そんな中で再会した古い知人が知恵をつけてくれました。
「65歳以上やったら、1割負担になることがあるんやでぇ。今、3割払てるんやろ??私も友達から聞いて、市役所行ったんよ。なんや、ポンポン、とコンピューターで調べてくれて、ハンコ押したらそれでええねん」
「そんな、大事なこと役所から言うてきいひんの?」
「何にも言うてなんかくるかいな。そらぁ、自分で行かなあかんのらしいでぇ」って言うじゃありませんか。さっそく、ハンコ一本持って、市役所の福祉課って言う所へ行きました。


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 どうやら、お安くなる場合もあるらしい。ナンボ説明してくれても、ももりの頭では理解不可能。でも、扶養家族じゃなく自分の保険の場合で、所得が少ない場合は亭主の保険と関係なく、1割になる場合もあるとか・・・でも、・・・やっぱり、お安くなるより、医者要らずの方がよい!!
 少しながらも働いてるし、今のうちに旅したい!!!旅の間は膝なんか、若い人並みで痛くもなんともない!!!エコノミーだって平気!!!スケッチはカプリ島の青の洞窟。下はガラス絵、カプリ島・・・この絵は以前の旅の収穫です。このガラス絵は、めずらしく自分でも気に入ってる。許してください。若いお方々・・・セッセと今までヒトサマの保険料を払いましたから、未だ当分、旅したい!!!
(No690)

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2008年4月24日 (木)

アフロディテの誕生秘話

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 ム・ム・ム・・・残念!無念!!買い込んだワインとチーズ、レモンのケーキを撮った写真が、どっか行ったちゃったあ・・・ぐ・や・じ・い!!!もう、みんなお腹の中に収まっちゃったし・・・  ク・ヤ・シ・イ・ィ・ィ・ィ・・・ということでシチリアで食べたレストランのスケッチなぞ・・・

 さてもさても、難解なギリシャ神話よ。 今、手元にある少なくとも4冊の本を読み比べていますと・・・やっぱり、ギリシャ神話って結構、テンデバラバラで、この3冊でも、言ってることがちがいます。先日シチリアで買った以外の3冊とは
 ギリシャ神話と壷絵   柳沢大五郎  鹿島研究所出版会
 ギリシャ神話   山室静   社会思想社刊
 私のギリシャ神話  阿刀田高  集英社文庫

この中で完読したのは阿刀田氏の本だけ。買う時は読もうと思って買い込むんだから、意欲はあったはずなんですけど・・・頭の方が・・・イマイチで追いつかないSisirii053

ところで、誰も知ってる、あの有名な、ボッティチェルリの「ヴィーナスの誕生」・・・(アフロディテ=ヴィーナス)あの美しいヴィーナス・・・・彼女は海の泡から生まれたんだけど・・・母なる大地、ガイアは自分が創り出した、ウラノス、天、と結婚した。ウラノスは世界を覆いつくして支配したから。横暴な父、ウラノスから別れたいと願った、母、ガイア、大地、の願いを、娘や息子達は断ったが、ただ一人、クロノスだけが父を去勢して追い払った・・・っと、ここまでは、先日書きました。さて、この去勢されて飛んでいってしまったイチモツ???又は精液が、海へ落ちて、まっ白な泡となり、そこからヴィーナスが生まれたんですって・・・その、それが、イチモツだったか、精液だったかが本によって違うんだから??そんなのないよ。でも、そういうことって、もっと、早く言ってよ・・・教科書には「海の泡から生まれたヴィーナス」って解説があったけど、こんな説明をしてくれてたら、もっと早くからギリシャ美術に目覚めたのに・・・・上はチェファルー 洗濯物がイタリアって感じ。下はシラクーサ・・とても大きな牧場のレストランでゆったり。美味しかった。ローマ人の気分かな???

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2008年4月22日 (火)

地球は??そして人は??どこから来たの???

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 アテネのオリンピック開会式、深夜でしたが、とても感動したことを思い出します。キュクラデス諸島の目鼻のない卵型の顔から始まって、アルキメデスの原理、ピタゴラスの原理・・・やがてギリシャ神話の世界へ・・・・たしか、ケンタウロスとか出たよなあ。もう、すっかり記憶は霧の中ですが、人間の知性を謳いあげていて、とても感動した事だけは、はっきり覚えています。今、少しずつギリシャ神話の本を読み始めました。
 地球(ガイア)は、果てしない空虚の混沌=カオス・・・から生まれた。その時から、もう、エロスを伴っていた・・・
神々の祖先たるは海と空・・・空の広大さのみが海を覆えるから・・・・空と海から12人が生まれた。残忍な空、ウラヌスの愛情に、疲れ、逃れたいと懇願した母、海の願いに、12人の子供の中のクロノスだけが、母なる海が去って行くことを許した。クロノスは片手鎌で、父を去勢し、鎌を海に投げ捨てた。父の血は地に注ぎ・・・その海の泡からは、アフロディテが生まれたっていうんだから・・・「クローン」ってのは、ここから来てるのかしら???何しろ、何年も使ってない英語ですので、間違っていましたらお許しください。

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 シチリア島は全能の神、ゼウスが、地の女神、デメテールに捧げたものだといいます。デメテールは、娘、ペルセフォネを冥界の王、ハデスにさらわれてしまいます。嘆き悲しんだ、デメテールが神々に訴え、一年の半分は、母の元へ、半分は冥界へ・・・・ペルセフォネは、もう、冥界の水を飲んでしまっていましたから・・・シチリアの一年、半分は緑豊かに花咲き乱れ、あと半分は荒涼と、全く実りをもたらしません。2001年の秋、シチリアを訪れた時はデメテールの嘆きの時、荒涼の大地でした。今回の春は、デメテールに娘が戻った喜びの時・・・レモンやオレンジがたわわに実り、緑の牧場はビロードのようにその緑を風にそよがせます。あ・あ・あ・・・・ギリシャ人ならずとも、神話の世界に入りそうな・・・ (No688)

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2008年4月18日 (金)

あこがれ地中海

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 写真は、前の本が今回買ったもの「ギリシャ神話」です。1000円くらい。壷は左、2001年に、シチリアのパレルモのホテルで買ったもの。右はギリシャへ行った時、アテネのお土産屋さんで買いました。勿論、お安いニセモノですけど・・・・特に左の壷なんか実物そっくりですよ。さあぁ・・・6000円くらいだったか???うれしいんですよねえ。大事に抱いて帰りました。
 「一体、これは何を描いてるんやろ???どちらも、どうやらシッポが生えてる。サチュロスっていうヤツなんやろか???うしろの木は神樹キズタらしいから、バッコスかもしれん???」今回、買った本、表紙はエンボスって言うのでしょうか、凹凸があって、有名なポセイドンを手で撫でるような感じが嬉しい。ゆっくりと読んでみたいんですけど・・・・ギリシャ神話は東アジアやギリシャ各地の土着のお話が、複雑に混線してるそうで、なかなか読みつらい。以前、児童書で読もうとしたけれど、やっぱり途中で投げ出してしまいました、。この本はうれしい事に、有名な絵画や彫刻、レリーフなどを、「この絵は何を表しているのか」という説明を丁寧にしてくれています。さあ・・・読めるか???そして、ももりのお宝のこの壷の、この場面の主人公は??一体?誰???(No687)

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2008年4月16日 (水)

どちらが稀代の詐欺師???カリオストロとゲーテ

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「カリオストロ」と聞いて、耳がピンと立つ人とは、ゼヒゼヒ、お友達になりたいなあ。稀代の詐欺師、カリオストロ。もし、マリー・アントワネットが登場する話を読まれた方なら、必ず耳にする名前です。 
 有名な「ダイヤモンドの首飾り事件」先王、ルイ15世が愛人のために作らせた、超弩級の豪華な首飾り。ところがルイ15世は急死。首飾りは買い手を失って、宝石商はマッツァオ!!!「バラさないで、なんとか、この豪華な首飾りを売りたい。お妃、マリー・アントワネット様なら???」ところが、さすがの王妃も、「買う」とは言いませんでした。もう、この当時、自分の浪費が、革命気分を煽る手合いによって喧伝されていましたし、国庫には、実際お金がなかったのです。
 そこに目をつけたのが、カリオストロとバロア・ド・ラモットという女。女は、今は落ちぶれていますが、前のバロア王家の末裔です。ヴァロア・ド・ラモットは上手く女官になって宮廷に入り込みます。そして、一計を案じるのがカリオストロ。3枚目として、ローアン大司教という男に目星をつけます。ローアン大司教は若い頃オーストリアにあり、素行が良くなく、マリア・テレジアが大変嫌っていた人物です。母親から、ローアン嫌いを吹き込まれているマリー・アントワネットは彼をシカトし続けます。なんとか宮廷で、上手く立ち回りたいローアン大司教に、ソッとささやいたのが、カリオストロ。「あの首飾り、実は王妃様は買いたいのですが、周りがうるさいもんで・・・。だからぁ、あなた様が、買ったということにして、後から、代金は王妃様がお払いになる、という事にしてはいかがでしょう」
 ローアン大司教はその手にマンマとのり、首飾りを受け取って、お金を立て替えて支払いました。この受け取ったお金を宝石商には渡さず、ロンドンへドロンしたのが、カリオストロとバロア・ド・ラモット。集金に宮廷に現れた宝石商から、「お約束の・・・・首飾りのお金を・・・」と切り出され、驚いたマリー・アントワネットとルイ16世の前にローアン大司教が呼びだされます。王夫妻は彼を激しく宮廷で非難。ところが、同情はルーアン大司教に集まりました。「本当は王妃が買うはずだったんだ???・・・」王妃の浪費は、当時のマスコミ・・・当時、印刷術は大変盛んでした・・・の格好の話題になりました。王妃のイメージを決定的に傷つけ、革命へと、大きく動かしてしまった事件です。
 
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 ここから先は、「シチリア島へ」  寺尾佐樹子 角川文庫・・・を要約します。カリオストロはパレルモ生まれ、パリのバスティーユ牢獄に幽閉された後、ゲーテがイタリアに旅行していた頃はロンドンに滞在していたといいます。その、カリオストロの留守宅を、なんと、ゲーテはカリオストロの友人と称して訪れ、カリオストロのロンドンでの状況を報告するという・・・これって、詐欺じゃありません???詐欺とまではいえなくても大ウソです。ゲーテは彼の家族から大歓迎されて、彼の借金を払おうか、と、ちょっとは思ったけど、「やっぱり旅行のお金が減るからイヤ」と払わなかったとか。パレルモ市内には、「カリオストロの住まい跡」という看板が幾つかあり、それが何処からたどっても、大きなゴミ箱に行き着く・・・さぁ・すぅ・がぁ・・・・稀代の詐欺師、現代人まで、うまくちょろまかしてる。スケッチ、上はパレルモ、マルトラーナ教会、左、サン・カタルド教会、右。 下はカテドラル(No686)

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2008年4月15日 (火)

アマルフィーの夢

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 シチリア島をひと際魅力的に見せているのが色鮮やかなモザイク画です。教会の内部はキンキラキンのガラスモザイク画で飾り立てられています。モザイク画は貼り絵を立体にしたように、色ガラスや美しい石を棒状にして、細かく埋め込んでいくといいます。特に、金色が見事に輝いています。ガラスの間に金箔を挟みこんだそうで、退色せず、写真も撮らせてもらえます。イスラムが入った国にしては顔とか無残に削られていないのも嬉しいです。イスラム以後だからでしょうか。ヨーロッパの、他の敬虔なカトリックの国々とは、ひと際違うのがこのキンピカのモザイク絵画。キリストだってマリアさまだって使徒たちだって、キラキラ輝いています。それと、陶器を張った丸屋根もカラフルで、カーッと明るい南国の日差しにアッケラカンと輝いています。内省的な辛気臭さはゼロ。いいなあ!!!スケッチはアマルフィー海岸のカテドラル

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上は2001年に行った時のイメージで、行く前に描いた水彩画。今回、もう一度、ホンモノ見ましたら、随分ウソ描いてる。でも、まあ、いいでしょっ???ウソ描くのが絵の面白い所なんだから・・・(No685)

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2008年4月14日 (月)

ポンペイ最後の日  リットン卿

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 ジャーン!!ももりのお宝。昭和46年発刊のポンペイ特集です。ボロボロになって、でも、より一層大切な本です。100円っていうのがうれしい。26才でこの展覧会がを見た時、よほど印象深かったのでしょう。その後???あるいはその前???「ポンペイ最後の日」っていうリットン卿の本も、とても面白く読みました。ローマ時代の貴族の生活がそのままそこに、入り込めそうに鮮やかに浮かび上がる本です。未読の方はゼヒゼヒ・・・
 下はヴェスヴィオス火山とナポリ湾。AD79年、8月24日に大噴火。当時はネロの後、テイトゥスの時代。ナポリは空前の発展を成し遂げていました。ナポリから約半時間、ポンペイは6メートルにも及ぶ火山灰にすっかり埋もれていたといいます。

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今回はポンペイへは入らなかったのですが、入り口で食事をしましたので、匂いだけクンクンとかいだ感じ。帰国してこの本を読み直してみたら・・・・マタマタ面白いことが書いてありました。以下要約。
 フランス革命で断頭台の露と消えたマリー・アントワネットの姉、かの偉大な女帝、マリア・テレジアの娘、カロリーネは、少々頭の弱いナポリ王、フェルディナンド、17才の元にお輿入れしました。1768年のこと。政略結婚でしたが、彼女は姉と違って、ポンペイの発掘に非常に興味を示しました。兄、神聖ローマ帝国皇帝、ヨーゼフもマリア・テレジアの指示でここを訪れ、やはりポンペイ発掘の魅力のとりこになった・・・と、あります。1789年フランス革命、革命のドサクサにつけ込んで、ナポリ王国はフランスに攻め寄せましたが、ナポリは全く弱く、敗退。王夫婦はネルソン提督の助けを得て、命からがらナポリを逃れシチリアに渡りました。10年後、ナポリはフランスを追い出し、王夫婦はシチリアから戻りました。が、それも束の間、あっという間にナポレオンに乗っ取られ、ナポレオンの兄、ジョゼフがナポリ王になる。1806年。ナポレオンが失脚して、再び、ブルボン家がナポリに帰ったんですって。本当に有史以来、めまぐるしく統治者が変わった国です。
 ナポリ人はお調子もので軽薄、アッケラカンと約束は守らない・・・んだとか・・・これほどトップがめまぐるし変わったら、そりゃあ、目の前の現実しか見なくなるよなあ。(No684)
 

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2008年4月12日 (土)

ゲーテとの道行き シチリア

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 彼の文豪ゲーテがイタリアを旅するべくブレンナー峠を越えたのが1786年。旅は続き、翌1787年、3月3日、ナポリでシチリアに渡りたいとしきりに思い、絵描きの若者と知り合って意気投合した2人はシチリア行きを決行します。ナポリから船出して散々船酔いに苦しみ,4日かけてパレルモに渡ったのが4月2日でした。ももりメがナポリからチレニア号に乗船してパレルモに着いたのが4月1日。エイプリルフールじゃありません。間に221年の月日が経っていたって、ももりの気分はゲーテと道行きです。
 ゲーテは2週間ほどパレルモに滞在し、やがて内陸部へ。幾つかの町を越えてアグリジェントに着いたのが4月23日の夕刻。ももり達はその日のうちにアグリジェントへ行ってしまいました。
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スケッチ上はナポリ港の古い建物、下、アグリジェントのギリシャ神殿・・・残念ながら雨(No683)

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2008年4月11日 (金)

ナポリのゴミ戦争

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ナポリ・・この有名な港町は今、ゴミ戦争で有名です。本当に何処もかもゴミだらけ、人だらけ、車だらけ。信号なんてお構いなし。赤信号、みんなで渡っても怖い!!!カオスです。港には、卵城と呼ばれる美しい城砦があり、その辺りは、まあまあぁ、まだきれいです。
 私達が泊まったのは再開発計画エリア、日本の丹下健三だったか???も参加していて、超高層のモダンなビルが建ち並ぶ地域でした。朝、早速、スケッチブックを手に、周辺ウオッチング。そりゃあ!!!、もう、ス・ザ・マ・ジ・イ・・・!!マフィアが公共事業を食い物にしていて、ゴミ処理施設は既に満杯、イタリア北部のミラノやヴェネツィアあたりの、豊かな工業地帯のゴミまでが持ち込まれて不法投棄されているとTVでは言っていました。人が生きるってことは実に、実に、罪深い。中世、町に人が増え、ゴミが増え、ネズミが増え、ペストが蔓延。人は神に呪われた町を捨てて新しい町を造ったとか???生きる限りゴミは増え・・・・地球は???

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ところが、ヘソが少々曲がっているももりメとしては、そのカオスぶりが又々面白い。美しくお掃除して「イラッシャーイ」って言ってるような所は、実は舞台装置。この、カオスこそは人間の本質・・・・???スケッチ上は卵城、下はお昼を食べたレストランの前(No683)

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2008年4月10日 (木)

南イタリアから帰国しました

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 レモンがたわわに実り、アーモンドの花咲くシチリアの春。本当に豊かで美しい自然です。前回は10月の終わりでしたので、荒涼と乾いて厳しい自然のイメージが強かったのですが、今回は春。さすが、ゲーテも称えたシチリアの春でした。でも、パックツアーの宿命なのですが、とも角忙しい。2度目なだけに、じっくり見たいところが多く、そのほとんどが素通り状態。大きなトランクをガラガラ引いて、時間を気にしながら、のんびり旅するのか、お安く効率的にサーッと見て回るのか・・・予算の事もありますし・・・つらいところです。
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絵画や彫刻から見る限り、ももりは古いほど好き。ギリシャはローマよりも好きだし、アッシリアやヒッタイトはギリシャよりも、もっと大好き。シチリアには重層に重なった文化が残っています。明日から少しづつ書いてみたいと思います。
 スケッチはアッピア街道の真っ黒な松並木。紀元前312年に開通したと言います。アッピウスが敷設させた、ローマからカプアまでの南イタリアヘの道は、今は、勿論高速です。スパルタカスの反乱の後、十字架に貼り付けられた賊軍が、この街道沿いに、ズラリと立てられ、さすがのシーザーも、その臭気に鼻をつまんだとか・・・
(No682)

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