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2008年3月28日 (金)

多情な絵

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 もう、ずーっと以前、ある日、津田周平先生がおっしゃいました。
「あなたは多情です。持ってくるたびに絵が違う。一体、どれがあなたの絵ですか」
「先生、私はそれが知りたくてここに来ているのです」
この会話は気にいっています。いつも、絵を変えたいと思っています。「このスタイルはもう、描ける」と、思った途端にいやになる。最近、作った絵がいやになりました。もう、67才。もう、もう、子供に戻りたい。子供のような色いっぱいの綺麗
な絵が描きたい・・・・
 恩師、津田周平先生が恋しい!!!いつも、煙ったような顔をして皮肉屋さんでした。その言葉が詩・・・でした。先生が亡くなられてもう20年。テンペラ技法の大家でした。こんな、幼稚な絵を見せたら、又、呆れたような顔して、「アホかいな」って言われそう。間もなく行く、アマルフィーの海岸の大聖堂。今回、どんな風に見えるでしょうか。しばらく、ブログお休みします。(No681)000003

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2008年3月27日 (木)

BS「ニュルンベルグ裁判」見ました

 
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 戦勝国が裁いたドイツの戦争犯罪。映画は、爆撃で壊滅的なベルリンから始まります。ヒットラーは既に、自殺し、主だった戦争指導者は銃殺や絞首刑に処されています。裁判長は田舎者の朴訥なアメリカ人。 
 戦時、たくさん人を殺したとして勲章を貰い、終わった途端に、人を殺したことが罪となる。ナチスが殺したユダヤ人は600万とも、数えようもないとも言われています。ソ連1800万、中国900万、ポーランド580万、ドイツ430万・・・日本197,2万・・・空怖ろしい数の人が死にました。
この映画のことは、聞いてはいましたが初めて見ました。改めて、パソコン上で膨大な熱いページがあることも知りました。全く、素人のももりとしては、裁判の是非は専門のお方にまかせるとして、この映画が丁寧に作られ、様々な、考えるべき問題点を提起してくれていることに好感を持ちました。戦争が、いろんな局面で、殺人犯を作り上げてしまう事実。ワイマール憲法の高い理想を称揚していた高名な憲法学者、しかし、判事として、多くの罪なき人を死刑囚に仕立ててしまいます。優勢保護方により劣等と判断され、断種された男性。ガス室へ膨大なユダヤ人を送った法的な責任の所在は何処に???誰に???
 裁判にも、最早、新たな戦争の火種が影響します。ソ連がベルリンに侵攻。連合国側は、ドイツの全てが共産圏に組み込まれるのを警戒して、裁判は速やかに結審します。被告人は全員終身刑・・・・しかし、今は、誰も、あの被告たちは刑務所にはいない・・・と語って映画は終わりました。
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 映画は深夜1時から。終わったのが4時。この映画の前は、フィデル・カストロのインタビュー、1時間。しっかり参りました。スケッチ、上は早朝のベルリン、下、ドレスデン。この町はドイツ敗戦決定後、徹底的に報復として爆撃されたと聞いています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E8%A3%81%E5%88%A4

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2008年3月25日 (火)

「カリア・カラス 最後の恋」 見てきました

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 マリア・カラス・・・余りにも一途。あまりにも一徹なプリマ・ドンナの恋。相手は、名うてのドン・ジュアン、船舶王のアレクサンダー・オナシス。世界の視線を集めた派手なアヴァンチュールは、・・・しかし、結局、オナシスの身勝手な男のエゴイズムに対するには、一途すぎて自滅に・・・という有名なお話。
 舞台が素晴らしい。パリ、モナコ、ギリシャ、NY・・・・そして、間もなく旅する地中海。チャーチル卿もご出場。
オナシスという男は、何度かTVなんかで見ています。背の低い、顔だって???チンケなヤサ男。こんなのにどうして???野心だけで、難民から這い上がり、世界一の海運業王になった男。海運業界隋一だった、妻の父からは、石油権利の譲渡書を得たそうだし、商売のためには、何だって利用するし、裏の手なんかお手のもの。

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世界の注目を集めるマリア・カラスは,、結局、勲章だったのでしょうか???いえいえ、そんなものではないでしょう。嫉妬に狂ってわめき出す前は、可愛い、妻の座を欲しがる愛人という感じで、オナシスも真剣にマリア・カラスを愛したに違いありません。しかし、商売上の野心は何にも勝り、利用しようと近づいたのがジャックリーヌ・ケネディー。ケネディーが暗殺されて悲劇の大統領夫人を演じていた彼女は、しかし、したたかに、妻の座をモノにしてしまいます。あんな年増で、大して綺麗でもないと思えるジャックリーヌ・ケネディーが、どのように、オナシスを篭絡したか???二人が結婚したって聞いたときは、正直、ももりもアッと驚いたモノでした。新聞で初めて、二人の結婚を知ったマリア・カラスは決然と決別。二度とふり返りませんでした。
 
ジャックリーヌ・ケネディーについては、たしか、大変高価なダイヤモンドをエリザベス・テーラーとオークションで競り合ったことが話題になってたよなあ。結局どうなったかは知らないけど、彼女こそはケネディー一家の面汚し・・・映画にしてほしい女性です。結局、莫大な遺産は正妻になったジャックリーヌの手に転がり込んだんやろなあ???なあんて、これは、下世話なももりの観測です。スケッチはギリシャとモナコ(No679)

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2008年3月24日 (月)

BS「マンホ-ルで大人になった」 ウランバートルから

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 スケッチは22年前。ももりの絵日記から。原文のまま
8月10日  6時10分   まだ陽は上がらない。とても寒い。ベッドカバーを体にまきつけたままで絵を描く。汽車が大きな音を響かせて過ぎていく。大きな大きな大地。横に広がる無限の空間。ここでは、空が高いというより横に広い。・・・・中略・・・モンゴルに入って、何と穏やかな明るい透明な国だろうと思う。ウランバートルには私の目には理想的な清潔なゆとりのある国に見える・・・・

 昨夜と一昨日の、BS「マンホールで大人になった」、ウランバートルで増える一方のストリートチルドレンの生活を描いていてショッキングでした。マンホールの中での生活。仲間同士の暴力支配。その中でも堅く結ばれる友情もある・・・・22年前、一介の旅行人としてホンの一瞬、覗いただけのウランバートル。当時はまだ、共産圏でした。ガイドに「チンギスハンは世界史上一番の英雄でしょう」と、私が言ったら「彼は民衆のためには何一つ良いことはしませんでした」と強く否定。共産党支配が崩れて、貧富の差がどうしようもない国内経済難民をうみだした。貧しさゆえに育児を放棄する親。捨てられるストリートチルドレンが少女の生んだ赤ん坊。・・・保護された赤ちゃんたちの安らかで何と可愛らしいことか・・・世界上、至る処にある現実。そして・・・何時の日に足元の現実にならないと誰が言えるでしょうUran001

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2008年3月21日 (金)

滋賀 三橋節子美術館

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 春かと思ったら、又、冷え込んで、冷たい風が吹きすさんでいます。関西ではこの春先の嵐を「比良の八荒 荒れしまい」と言います。丁度この春嵐がそうなのでしょうか。スケッチはズーッと以前に訪れてアップしなかった「三橋節子美術館」。京阪「四の宮」駅下車。歩いて、さあぁ、15分くらいだったと記憶しています。人気の無い冬の山道をポトポト・・・小さな美術館へ出ました。三橋節子さん、35歳で子供を残し世を去った女流画家です。滋賀、琵琶湖、比良山にまつわる民話を、残していく自ら子供達の為に描いたといわれる絵本がたくさん出ています。絵で子供達に残せるって・・・・ウ・ウーン  三橋節子さんについてはHPへどうぞ

http://www.pref.shiga.jp/minwa/02/02-08.html

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2008年3月20日 (木)

嵯峨野早春

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 ももりの家から嵯峨野へは、ごくごく行きやすい。先日、ポカポカ陽気にお尻がムズムズして、ひょいと嵯峨野のトロッコ駅へ。
 今、トロッコ列車が走って入る線路が、実は、若かったももりメが、毎日舌打ちしながら通ってた山陰線なんです。園部から、1時間余り。8つのトンネルを抜けて京都へ。もう、40年以上も前のことですから、暖房はあったけど、冷房はなし。トンネルの前に来ると「ブゥオーッ」と汽笛がなります。一斉に窓を閉めるんですが、誰か、不心得がいてサボると、もうもうと黒煙が入ってくる。京都に着くときにはちゃんと、灰かぶりの芋姉ちゃんになってるって次第。「なんとか、このトンネルの外に住みたい」と思っていました。結果、中京は壬生の住人というわけです。それにしても、あの廃線になった山陰線を観光事業にした人はエ・ラ・イ。実際、新しい、嵯峨野線なんかより、よっぽど美しかったんですから。
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 嵯峨野トロッコ駅は、未だ人影も少なく、そこから清涼寺へ。千本釈迦堂です。釈迦堂では、普段は開いていない一切経堂が、撮影の為に開いていて、中から、音楽的なメロディーのお経が聞こえます。何も知らず、スケッチをしてしまいましたが、どうやら、お堂は撮影のためだけに開いていたらしい。間もなく、内部にくぐもったような音がして、お経も途切れ、大きな音とともに扉が閉まりました。あ・あ・あ・・・ただ見しちゃった。お経もテープやったんやなあ。このお堂にはお釈迦様の経典が5408巻収められ、この法輪を一回まわると、全部お経を読んだことになるんですって。(No677)

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2008年3月19日 (水)

早春の山野草 京都府立植物園

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 昨日、ポカポカ陽気に誘われて京都府立植物園へ自転車で。行きはちょっとつらい。45分。京都って、まっ平に見えるますけど、結構、北に向かっては上りなのです。まあ、その代わり、帰りはスイスイ。梅、みつまた、まんさく・・・・それと、早春の山野草が可憐に咲いていました。水仙、クロッカス・・・菜の花は勿論・・・
 絵は、左「ユキワリイチゲ」右「オオミスミソウ」ですって。ももりは、山野草の知識はありませんが、なんて可愛らしくいじらしいのでしょう。
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左は「ミヤマカタバミ」真ん中は、、珍しい!!!水辺に咲いていた「ショウジョウバカマ」 右は「ベニバナミツマタ」ですって。のぉんびりして、帰りは40分。ホコホコとうれしかったです。(No676)

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2008年3月15日 (土)

知事たち・・・頑張って・・・

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 家の近くには、スーパーが2軒、競り合っています。新聞記事より先に、スーパーの広告を見るクセがついてしまったももりです。今朝、一方のお店、東国原知事が例の黄色と緑のハッピで載っていて、「情熱!みやざきフェア」ですって。へええ・・・東国原って言う焼酎もあるんやって!!900ミリリットル1100円っていうやないの。いっぺん、買うてみようかしら???
 橋下知事といい、石原知事といい、大変苦労してるみたい。そう言えば、青島幸夫や横山ノック・・・あの二人は、まるで・・・・??ガッカリしたよなあ。
 橋下知事も、TVでは散々やけど、フ・ツ・ウ・・の市民の感情を正直に言ってるって感じもする・・・石原知事も、銀行なんて、作るときより、終わるときの方がヨッポド大変でしょう。どうなることやら???もう、お年だし、体が心配・・・誰か、「あんな朝まで議会は止めな」って言ってあげてよ

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 ももりは東京都知事賞ってのを貰ったことがあります。青島幸夫じゃなく、石原慎太郎なのがうれしい。展覧会でも、審査員になると賞は、フツウ、もらえないのです。だぁ・かぁ・らぁ・・・本当なら賞を貰って喜ぶより、賞を出す方に回らなければいけない。でも・・・どこまでいっても、賞って・・・うれしい。ほ・し・い!!!スケッチは関係ないけど、春爛漫の伏見港


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2008年3月14日 (金)

絶筆と若描き 「レンブラントの夜警」

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 上はレンブラントが死んだ後のイーゼルに懸かっていた絶筆「寺院のシメオン」。後ろのオカルト的な人物は後世の加筆なんですって。下は、得意絶頂の31才の自画像。若くして名声を博したものの、晩年の彼は莫大な借金、そして破産。3人の妻とも次々に死別。息子にも死なれ不幸でした。
 上の絵の赤ん坊はまぎれもなく、レンブラント描く、亡き子供への想い、そして、老いた自分自身でしょう。オランダ17世紀(レンブラント・・・1606年~1669年)は、スペイン支配下にあったベネルックス3国(オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ)の中から、ネーデルランド7州が厳格なカトリックを嫌って独立を達成した時代にあたります。絵を依頼するのは、国王や貴族、あるいは、教会ではなく、新興の貿易商人たち。当時、アムステルダムはバブル経済下にあったそうです。商人たちの依頼は自分の財力と存在を誇示するものであったはず。しかし、レンブラントは逆らいましたウソは描けない!!!。愛憎に激しい人間だったのでしょうね。絵を見るだけでわかります。そして、「夜警」を描いて失速。妻にも死なれ、でも・・・生きていった。描いていった・・・
 そう、生きてる限り、描かなくっちゃ(No674)

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2008年3月13日 (木)

お葬式の予約

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 昨日、友人達と大笑い。鴨川沿いに、大きなお葬式用の会館が建ちました。友人が、何人かで見学に行ってきたというんです。
「そらあ、まっすぐ前に大文字が見えて・・・鴨川の向こうにぃ・・・きれいやでえ」
「大文字に合わせて死ななあかんやん」
「エ・エ・エ・???お葬式の予約が出来るのん??」
「そうや、25万円払うといたら、いつでも、お葬式出してくれるねん」
「だってぇ・・・105才まで生きたらどうするのん」
「そぉんな・・・・家族やったら、誰が死んでも受け付けてくれるっていうのんよ」
「へえぇ・・・そらぁ、お葬式って、急なことやもんなぁ。会場が取れへんかったら困るわぁ」
「そんで???一日体験してきたん??」
「そんなアホな!!!ソンなんでけへんやん。死んでないもん。湯かんしてもらうのんか???」
「焼いても、くれるのん??」(No673)

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2008年3月11日 (火)

「京都水彩展」 今日から京都市美術館本館

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 「京都水彩展」が始まりました。3月11日(日)~16日(16日) 上は25回記念画集。左上がももりの絵です。
昨日、みんなで美術館で飾りつけ。6室満杯の作品は圧巻です。この公募展覧会に参加することで、ももりの画室は、社会に窓口を持っているといえるでしょう。最近、悩んでいます。「どうしても、ひと様に見せようという絵が描けない」個展もキャンセルしました。じっくり考えたいと思っています。そんなももりにとって、年に何回か発表できる場があることだけが、絵を止めない・・・そして、希望・・・いつか・・・又・・・自分の絵を、みな様に見てもらいたいと思える日が来るかと・・・耐えているのです。

画集は2000円(送料別)ももりに申し込んで下さいましたら送ります。料金は着後、50円切手か80円切手でお送りください。

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2008年3月 9日 (日)

レンブラントの妻たち

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 レンブラントが描いた、最初の妻サスキア・・・「アルカディアの衣装を着けたサスキア」 ロンドン国立絵画館の図録より。28才で結婚し、彼女の商才もあって、レンブラントは若年にして流行作家になります。レンブラントがモデルに衣装を着けさせて描いたのは本当のことらしい。レンブラントは1606年生まれ、1669年に死んでいます。
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 サスキアの死後、再婚したヘンドリッキェ・・・これもレンブラント自身が描いたヘンドリッキェ。映画ではセックスばっかり熱心な元娼婦と言う事になっていますが・・・・そんな風に見えますかぁ???。これも、ロンドン国立絵画館。明日はレンブラントの絶筆をアップしましょう。レンブラントが死んだ時、イーゼルにかかっていた絵だそうです。今日は、ちょっと時間がぁ・・・・(No672)

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2008年3月 8日 (土)

「レンブラントの夜警」見てきました

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 映画「レンブラントの夜警」見てきました。美術ファンなら、見逃せない・・・とか言うものの、監督は才能あふれるお方らしく。ももりにはなじめない、もう、少し。才気ばしらず素直に作って欲しいなあ。舞台芸術を多分に意識したみたいですけど、映画には映画にしか出せない凄みってのがあると思うけど・・・ウ・ウーン

 さて、写真は「芸術新潮  昭和44年7月」の記事。以下抜粋
・・・さる5月、NYのメトロポリタン美術館長ジェームス・J・ロリマーが死んだ。彼こそは世界の美術館員中、最もはなばなしいエピソードにとんだ人物だった。1961年レンブラントの一枚の絵を230万ドル(約8億3千万円)と言う市場空前の価格で、ウインク一つでせり落としたのであった。

 ここからは、ももりメの思い込みで、記憶違いがあるかもしれませんので、眉にしっかりツバをつけてお読みください。東京は銀座、とある有名な女性の画廊経営者。レンブラントの自画像といわれる小品を、市場最高の価格で買い取り、話題になりました。しかし、後、それは価値が著しく劣るものと判明。オランダ人だったか???の画商に、レンブラントの画室だった、という古いお城の一室にまで案内されてコロリと騙された・・・というTVを見た記憶が、しっかりあるのです。尤も「騙された」と言うのは、去る画廊の女性オーナーに可哀そう。レンブラントの生きた時代、弟子に自分の絵を模写させて教育したそうで、だから、結果として、何点かある弟子の一作であったと言うお話だったと・・・記憶しています。しかも、「買うほうがバカだ」みたい売り手のコメントまで、しっかり入っていました。バブル華やかなりし時でした。(No671)

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2008年3月 7日 (金)

あつかましいのはどっち???

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 「書」を、それなりに一生懸命やっていましたので、中国については、自分なりにかなり入れ込んで本を読んだと思いますけど・・・そして、一番最初の海外旅行も中国でしたけど・・・何時頃からか???今では、嫌いな国になりました。まあ、天安門事件あたりからでしょうか。
 今朝も、TVで、絹のふとんの、絹の含有量がどうのこうのとか???
ももりだって、不愉快な記憶があります。書道用紙って一反、つまり100枚単位で買うんです。そんな紙の枚数を数えた事がありません。ある時、たまたま、友人が二人で分けようと・・勘定したら・・・一方がどう見ても少ない。何度数えなおしても・・・6~7枚少ない。私が推薦したし、嫌な感じで、書道用品屋に文句を言いました。そしたら・・・・何だか、ブツブツ言って・・・・どう、言ったかは忘れましたが、結局、又、もう一反送ってきたんです。今度のも、数えたらやっぱり少ない。送り返そうとしましたら「どうぞ、そのままお使いください」ですって。結局、一反分の値段で枚数足らずのを、二反くれたわけですけど・・・それって、得したっていうのでしょうか???「ごまかす」っていう行為が不愉快でした。それ以後も、数えた事は無いのですけど・・・・さあ、又、数えてみましょうか。絵はガラス絵(No670)

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2008年3月 6日 (木)

ダーチャ マライーニってこんなに美しい人

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 あれは、何処やったんやろ???どうしても思い出せない。服を着せた骸骨が壁面全体を埋めた修道院。腰と首を支えられて壁面にぶら下がっている骸骨が、不思議なものを見るように通過する私達を眺めている。「へええ、骸骨って表情たっぷりなんや!!凶暴な顔もあれば、気難しい顔もある。なんやら、うっとりしたような顔つきの骸骨もある・・・・犯罪者ときけば、寒くなるような・・・」少し、妙な臭いがするし、寒い風が吹き抜けていく。
 ダーチャ・マライーニ描くシチリア貴族。主人公、マリアンナは死産の3人も含めて10人の子を生む。全く、家父長の絶対的権力と暴力的な性支配、猛禽類の愛の概念・・・と作家は語っています。喜びもなにも無く、耐え忍ぶだけ。そして、亭主の公爵が死んだ時、彼女は40才でした。夫の死によって初めて可能になった再生。目覚めていく彼女の命。マリアンヌは無類の読書好き。読書好きというよりも、本の中にしかなかった生きることへの問いかけは、夫、公爵が取り仕切っていた因習との決別を意味します。そして目の前の現実は???初めての小娘のような恋のときめき・・・
 夫、公爵の死体が、カップチーノ修道院に治められてミイラにされる・・・確かに、ももりも見たことのある骸骨を治めた修道院の地下風景。あれは一体???どこやったんやろ???メモ魔なのに、どこをさがしても見当たらない。
 夫の死後、初めて領地へ出向き直面する余りにもすざまじい貧困。糞尿にまみれた土民の土の家。逃げ出した彼女に伸びてくる強奪者の腕・・・・本の中の知識なんかは・・あんなものは!!!!

作家、ダーチャ・マライ-ニはこんな美しい女性です。写真は「シチーリアの雅歌」晶文社より転載しました。(No669) 

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2008年3月 5日 (水)

アラバマ物語

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 このところ、連夜の、BSアカデミー受賞作、どうしても見てしまいます。何度見てもやっぱりうれしいのが名作ってものです。昨夜は「アラバマ物語」
 あの女の子・・・何て名前だっけ??何とも可愛い。おもわず「キッキッ」と笑ってしまう場面が何度もあります。あの、夏だけやってくる反っ歯の男の子も、実にイケてる。アメリカ映画には、とても勇敢な女の子がよく登場しますよね。開拓時代、男達が開拓や狩に出かけた後、家を守り、子供を育て、家畜や畑をまもり、時にはインディアンとも戦った・・・勇敢な、そしていじらしいほど一生懸命な女たち。あの子役たちは今、どうしてるの???会ってみたい!!!
 アメリカ映画の子役と言えば、「クレーマー クレイマー」や「シェーン」・・・先日の「勇気ある追跡」の女の子もしっかりしてる・・・シ・ス・ギ・テ・ル・・・ぐれてしまった子役もいたみたい。デカプリオは子役から上がったとか???
最近のハリウッドの映画、見ようとも思わないけど、何時からあんなに荒れてしまったんでしょう。スケッチは「帰らざる河」の撮影がなされたカナダ、ボー川、下は「ドクトル・ジバゴ」の撮影がなされたカナダ、バンフ駅No668)

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今夜も「二人だけのアトリエ ジャクスン・ポロック」っていうじゃありませんか。マタマタ・・うれしい夜更かし・・・ジャクスン・ポロックは絵の具をしたたらせて、巨大な壁面を埋めた、アメリカがデッチ上げた???失礼!!最もポピュラーなアーティストです。お楽しみに

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2008年3月 4日 (火)

「シチーリアの雅歌」 ダーチャ・マライーニ  晶文社

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 久しぶりに夢うつつ・・・こんな本に出会ったのは。読みやすい本とは言えません。ほんの一言に、大事な鍵が隠されていたり、逆説的な言い回しに振り回されます・・・素晴らしい人格者とは、とんでもない欺瞞であったり・・・
 シシリアの古い家系の公爵一家に生まれた唖の少女、マリアンナ。12才で親が決めた結婚、次々と子供が生まれ・・そして死に・・・彼女は生まれついての唖ではなかった・・・近親結婚で汚れた血、遺産をめぐる争い。親が決める結婚、修道院・・・・苦しみを忘れるための麻薬・・・しかも、マリアンナは絵を描きます。作家は唖者のとぎすまされた嗅覚で、情景を描き出していきます。18世紀末が舞台のこの作で強烈に思い出すのは、映画「山猫」のバート・ランカスター。
 先日まで読んでいた「帰郷 シチーリアへ」はエッセーでしたが、これは小説です。 今日の倫理観では押しはかれない、人間の獰猛な本性。男性の暴力による性の蹂躙・・・
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 以前、ギリシャの島をいくつか旅したことがあったのですが、シシリアはどうやら、現代より、ギリシャ時代に近いみたい???前の旅での印象「この島には、絵になる顔のオッサンがいっぱいいる」って思ったなあ。限りなく美しい風景も、実際眼前に見るように思い描きながら読んでいます。この次はギリシャ神話を読もうかしら。子供向きの本で・・・ネ スケッチはタオルミーナ、ニコラス大聖堂(No667)

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2008年3月 2日 (日)

老いてこそ なおなつかしや・・・・

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 おひな様・・・「何でうちにはお雛さんがないのん」って子供の頃、よく母に訪ねたものでした。お友達の家のおひな様が心底うらましかったのです。
 「親がはよう、のうなったしなあ。戦争で、お雛さんどこやなかったし・・・」おひな様って、親元からお祝いにいただくものだったんですね。自分で買おうともせず、そのままに・・・でも、この大内雛は、もう、ずうっと以前に、人様からいただいたもの。毎年、我が家の玄関でほほえんでくれています。大内雛は、都からお輿入れした姫君があまりに、都を思ってふさいでおりますので、大内のお殿様が雛を都風に作らせたものですとか。お菓子の器は、奈良の赤肌焼き、二楽さんのものです。これもいただいたもの。本当に、皆様の一杯やさしい懐いに包まれて、今日まで来られたんだなあ・・・って、ほのぼのと、し・あ・わ・せ・・・・(No666)

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