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2008年1月30日 (水)

フランスが画商になれたわけ

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 花の都、パリ。芸術の都、パリ。そして、パリ以外、田舎でもどこでも、フランスは本当に美しい国です。でも、どこかの本で読んだことがあったのですが、過去には、ガリガリに瘠せた人を「フランス人みたいに瘠せた・・・」と言う表現があったとか。フランスは、何時どのようにして、芸術立国になったのでしょうか??? 
 「ヴェルサイユの太陽王」、ルイ14世の宰相コルベールは、「パリ・アカデミー」で、ローマ賞を取った芸術家を、ローマへ送るべく「王立フランス・アカデミー」をローマに設立。イタリアに留学させて5年間勉強させました。古代やルネサンスを研究し、3ヶ月に1点は大作を描く義務がありました。ほかにも、ギリシャ彫刻やルネサンスの美術、彫刻を次々に買いあさり、ローマ教皇が抗議して止めさせたといいます。それならばと彫刻家や画家をオランダ、ドイツ、イタリアなどから呼び寄せ、ヴェルサイユやマルリ宮殿を飾り立てました。ルイ14世のご機嫌を取り結ぼうと、貴族たちはあらそって作品を献上し、自らの城や館も芸術品で飾り立てました。芸術家から貴族になったものもいます。その文化至上主義はヨーロッパ各国の王家、貴族にまで行き渡り、今日のももりたちの旅行の楽しみを至上のものにしてくれています。
 国家財政が破綻すると抗議する宰相の意見も聞かなかったという、ルイ14世ですが、戦争好きで、贅沢な宮廷生活は、歯止め無くエスカレート。庶民は極端な重税に苦みました。飢饉、疫病もあり、平均寿命は20才に満たなかったといいます。ルイ14世が77才で死ぬ前、孫のルイ15世に「決して、私の真似をしてはいけない。特にお隣の国とは仲良くするのだぞ」と言ったそうです。各地で暴動が起きていて、9月1日、王が死ぬと、フランス国民は神に感謝したと伝えられています。フランス革命の70年前。
 日本の絵、決してレベルは低くないと思っているももりですが、やっぱり、国としての、文化の称揚が決定的に欠けています。個人の資力と才覚で外国でアッピールに成功した人を急にもてはやすのでなく、手作りの日本人作家を海外へ紹介する人はいないのでしょうか。スケッチはエクサン・プロヴァンス、マチスも滞在しました(No657)

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2008年1月29日 (火)

ゾラとセザンヌとナポレオン3世

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 ナポレオン3世という人、案外ナポレオンと同じ程度には絵になる???3枚目のようです。ご存知、ナポレオンの妻、ジョセフィーヌの連れ子と、ナポレオンの弟とのあいだの子です。つまり、本家ナポレオンの甥っこです。彼が皇帝になったのは1852年、ゾラ12才、セザンヌ13才でした。1858年には、皇帝閣下肝いりのパリの大改造が始まっています。シャンゼリゼ通りをぶち抜いて、今のパリ市の都市計画が実行に移されました。その間、プロシャに大いに侮辱され続けていたナポレオン3世は、1870年、遂に宣戦を布告。普仏戦争が勃発しました。用意万端ぬかりなく戦備を整えて待ち構えていたプロシャのビスマルク、方や、怒りにかられて挑発に乗ってフラフラと腰を上げたフランス。7月19日に始まった戦争は9月2日には結果がでました。たった1ヶ月でセダンに追いつめられ、1万余の将兵と、皇帝ナポレオン3世がそっくりプロシャ軍の捕虜になったという実におソマツな次第でした。その時、ゾラ、30才。もう、文壇にデビューを果たし、美術評論を盛んにやっています。
 「サロン落選展」というのが開催され、大変な話題になったのが1863年。ゾラは、旧弊な古典絵画を踏襲した作品を徹底的に弾劾し、審査員を愚弄しました。新しい絵画に光を当てたのです。「落選展」では、印象派に先駆けたマネの「草上の昼食」を絶賛し、マネを一躍有名人にしたてました。マネはお礼にゾラの肖像画を描きました。上、1868年です。結構、青二才やねえ??1874年にはモネが「印象 日の出」を発表し、印象派という名前は市民権を得ました。セザンヌは、おくてで、まだ、パリでもがいています。下はももりのセント・ヴィクトワール山(No656
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2008年1月28日 (月)

親友か仇敵か セザンヌとゾラ「制作」

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 エミール・ゾラ「制作」を読み終えました。エミール・ゾラが描く、この小説の主人公はセザンヌがモデルになっているといわれています。上巻は明らかにセザンヌです。しかし、この主人公、クロードは、ゾラが創作した人物で、後半、突如暗転、狂っていきます。「こんな風に書かれたんじゃあ、そらぁ、セザンヌも怒るわなあ」と思いますが、容赦なく、暗く、うっとおしく、破滅に向かいます。実際、この本が上梓されて2人の友情は決定的に壊れました。少なくともセザンヌは、ゾラを許しはしませんでした。実際のセザンヌの晩年は、小説とは、明らかに異なり、穏やかな生活を、故郷エクサン・プロヴァンスで送っています。セザンヌの名誉の為・・・念のため
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 ゾラとセザンヌは、どちらもエクサンプロヴァンスで、幼年時代を送っており、美しい自然の中で、自由奔放に走り回っていたようです。その後、パリで再会、セザンヌが1才上でした。「近代絵画の父」と、今では言われているセザンヌですが、サロンには1回入選しただけ、しかも、友人の推薦を受けての事で、決して成功とはいえぬ苦い日々でした。明日から少し、2人の周辺を洗ってみたいと思います。スケッチ、上はセザンヌのアトリエの外観、下はアトリエ(No655)

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2008年1月24日 (木)

落書きのすすめ

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ある日、友人が喜びでパンパンになってやってきました。
「オ・モッシローイ!!!」
「どうしたん???」
「この本よ、この本」???手には私の本を持っています。
「あ、あ、あ・・その本。面白かったやろ???」
「そぉ・・・れぇ・・・がぁ・・あなたの落書きが・・・・ハッハッハッ ケッケッケッ・・・」笑ってばかり????
「だってぇえ  ホラ、これ ”そうや、お前が一番悪い サッサト死ね”って  ハッハッハッ書き込んでるぅ」

そう、私は本に落書きをするのが大好き。今、塩野七海さんの本を読み始めて、先ずしたこと、それは、地図の海の部分をきれいなブルーに塗ることです。読み始めると、所々に書き込みがある。??マークも書き込んでる。図書館の本よりも、どうしても、本を買いたいと思うのは落書きをしたいから。「へえぇ、こんなことあの時、感動したんか。あ、あ、あ、今なら、これはヨォーックわかる、知ってる!!!」とか
勿論、図書館の本にはいけませんよ。それに、古本屋にも売れない。絵は近作(No654)

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2008年1月23日 (水)

わが愛すべきブロ朋たち

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もう、間もなく3年目に入ろうというももりのブログですが、すっかりネタは切れましたけど、やっぱり楽しいです。それにとても良い刺激になっています。ブロ朋・・・失礼!!!・・達とのお話から、いろんな本を読みます。今年は塩野七海さんを読もうと目標を立てました。ところが、先日、早くも、浮気。ある方のブログで、エミール・ゾラ「居酒屋」がアップされていまして、それを読みたいと本屋へ走りますと、「居酒屋」は無かった。でも、「制作」と言うのがあって、それが、どうやら、セザンヌとその友人達、若い芸術家の群像を描いているらしいのです。文庫本で上下2冊。今、上を読み終えたばかり。この本はすぐ読めそうなので、読み終わったら、塩野七海さんに戻りましょう。塩野さんの本は、何冊も本棚にあるのに、殆どは完読していないんです。読み直してみると落書きをしていたりして、「ははぁーん、ここは、もう読んだんや」なんて、でも、すっかり記憶からは消えています。あ・あ・あ  ・・・ホント、本は大好き。本あってこそ・・・シ・ア・ワ・セ(No65)

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2008年1月22日 (火)

粗衣粗食

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 先日、お誕生日が過ぎて67才。しっかり老人です。戦争の始まった年に生まれたももりは、乳児結核になりました。もう半年遅かったら、この子の命は無かったってお医者様がおっしゃったそうです。「戦地へ、薬も医者も行ってしまうから」って。でも、こうして、今、信じられないくらい元気です。両親は空気の良い田舎へ、と園部に帰りました。4才です。戦後の食糧難は百姓ではない我が家には深刻だったのでしょう。その中で、楽しみだったのがすき焼き。父が「切りこみ買うて来い!!!」って言うと、喜んでピョンピョンはねて、お肉屋に走ったものです。食べ盛りの兄も2人。お肉を取り合いしたなあ。ホント、結婚するまで、「切り落とし」って上等のお肉だと思っていたんですから。
 最近では100グラム????円とかのお肉ですき焼きをするようですが、子供の頃の方が、はるかに美味しかった気がするのがおかしいももりです。京都は底冷え。こんな夜はすき焼き お酒があれば、もうサ・イ・コ・-ッ!!!(No652)

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2008年1月21日 (月)

京の底冷え

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 先日のボヤキに本当にマジメなコメントをたくさんお寄せくださいまして感謝しています。そして、誰もが本当に心配していることを思いました。

 BON狸さんのお言葉  「何が正しいのか」を他人に決めさせるから「偽装」になるのですよ。昔は清く正しかった?そんなわけがない。「正しいかどうか」を自分で見極めるしかなかった。自分で見極められないものに「正しさ」なんて求めなかったのです。
 自分で判断することすらできない「正しさ」を求めることこそが病巣なんだと思いますね。

自分の正しさの判断ほどエゴイスティックなものはありません。特に、地球にとっての正しさとは正反対だって事が多すぎます。たとえば、そりゃあ、私だって、元気で長生きしたい。でも、地球はきっと「もう、堪忍してくれ。これ以上、人間を養えん」って言うでしょうね。いいえ、若い人達のためにも・・・ホントは・・・地球の言い分と自分のエゴとで、どちらを取るか???誰もかもがエゴイストです。暖かな冬を楽しみたい。でも、地球は「これ以上、不自然な事してくれるな」って言うでしょう。

 京都は灰色の空の下、底冷えです。我が家は特に・・・相棒がオッソロしく機嫌が悪い。こんな時は近づかないにかぎる・・・きっと株安のせいよ。とうわけで、部屋にこもって絵を描きました(No651)

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2008年1月19日 (土)

本物の偽ものは どれ???

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 古紙が殆ど使われていない再生紙ですって。去年、いっぱいありました。産地偽装、賞味期限改竄・・・・・でも、本当にみんな正しくしていったら???どうなりますか???理想的なクリーンな食の価格は支払い能力に耐えうるか。世界の労働単価と激烈な競争をしながら、単純労作を機械に盗られて、あんまり、優秀でもない一般人、私達でも、健康な最低生活を保障してくれるとかいう憲法は本物か・・・可能なんか・・・なんて・・・
 政治向きの話はダメなももりですが、一杯ある、偽、にせ、ニセ・・・エセ・・・健康保険の使い道、年金問題・・・酷すぎます。自民党は土建屋に牛耳られて、セッセと不要な自然破壊してる。野党だって、長年、エエ加減なことばっかり言って給金泥棒だ。健康保険だって、もしエターナル治療を加減しなかったら、こりゃ、どうしようもないワイ!!!地球上で、戦争して、戦争止めるためにと武器売ってる・・・一人で何人も子供を生ませてる国の子供は、一体誰が世話するの・・・人口が増えて増えて・・・でも、医学は、長生きさせる・・・ことしか考えてない・・・これじゃあ「ソドムの街」も描きたくなる・・・う・うー(No650)

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2008年1月18日 (金)

いかんなあ

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 二月、東京のセントラル美術館である「日本水彩選抜展」の絵を描いているんですが・・・上手くいかんなあ!!!ト・ホ・ホ
 描き始めは、こういう風に、ああいう風にとイメージが一杯膨らんでいるようなんだけど・・・描いていく内に・・ウ・ウーン・・・
7才のりえちゃんの絵の横には置けないよ。絵はりえちゃん 40号ですよ。(No649)

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2008年1月17日 (木)

子供の絵

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 どうですか!!!りえちゃん、7才の時の絵です。今、りえちゃんは中学1年生。こんな絵は、もう、描けないでしょう。
 先日、ちょっとしたきっかけで、ある子供さんの絵を見る事になりました。「お話を読んで」の絵を描こうというものです。絵を、見せてもらった時、ガクゼン・・・。きっと、母親は一生懸命だけど、子供は全然その気はない。寒々とした絵でした。子供に絵を描かせるって、本当に難しい。まず、子供がそのお話に、感動てしないと描けない。心底感動なんてオーバーなことは言わない。でも、少しくらい、感動してから絵を描いてほしい。
 りえちゃんの絵は私の宝物。7才の感動が伝わります。こんなに、大らかに、ダイナミックに、楽しんで・・・ももりもいつもこんな気持ちで描きたいと・・・思うのです。(No648)

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2008年1月16日 (水)

泥棒よりもよっぽど怖い

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 北の天満宮の梅林の梅もチラホラだそうです。
そんな昨日、うれしい事がありました。

「なんや、これ???」って素っ頓狂な相棒の声。手に小さなポチ袋をヒラヒラさせています。
「アアーッ!!!それそれ、それ、探してたんよぉー」
表に「ペペおばちゃん、お体お大事にね みんなより」って書いたお年玉袋。毎年、ずぅーっと貰ってもらうご近所のおばあさんへのお年玉です。暮れに用意して、帰宅した息子達に見せて・・・みんなから徴収するもんですから・・・、その日は、たまたま家族で新年会をしてくれるって急いでいたもんですから・・・・玄関先で靴を履いている息子達に見せたのです。「こんなとこ、置いといたら、用心悪い」と、フト、どこかへ隠した・・・さあ、あ、あ・・・それが何処へ置いたのか・・・さがしても探しても探しても・・・ない、ないっ!!!
もう一度作るときの腹の立つこと・・・でも、それが・・・二階の机の上から出てきました。全く、泥棒よりもよっぽど怖いのが自分。そんなの、一度じゃないんです。実は・・・・

 3人の子供達を連れて、始めた書道教室。若く、相棒は学校へ行っていましたから少しでも・・・と思ってやり始めた教室は、見る間に軌道にのりました。当時、誰でも、お習字を習う時代だったからです。今ほど、保育所も充実していなかったし、姑は子守を嫌がりました。困り抜いていた時、手を差し伸べてくれたのが、未だ若かったペペおばちゃん。キャンキャンとうるさいスピッツを何時だって「ペペオさんっ」って大声で叱っていたおばちゃんです。うどん屋の店員だったおばちゃんが赤ん坊の息子を背負って、岡持ちを持って歩いていた姿を忘れられません。未だ濃厚なご近所付き合いがある時代でした。子供がなくて、今は孤独なペペおばちゃん・・・ア・リ・ガ・ト・・・ね(No647)

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2008年1月14日 (月)

殯(もがり)の森  見ました

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 BSで「殯(もがり)の森 」見ました。不思議な映画です。カンヌ映画祭で監督賞を受賞したとか聞いていましたから、一度は見たいと思っていました。
 老いと、そして死・・・野生動物や昆虫は、死ぬときは姿を見せないって聞いて育った世代です。今のペットのように、つながれていなかった頃、猫はどこか人目にふれない所へ行って死ぬって聞いていました。我が家の猫も出て行って帰ってこなかった。
 痴呆老人の「しげきさん」はどんどん森へ入っていきます。そして、自分の穴も掘る。枯れ枝で一心に掘ります。爪を立てて土を取り、そして、その穴に入って安らかな顔で横たわる・・・・その先には死が・・・・あるのでしょうか。寡黙な映画です。その後、どうなるのかも説明しません。最近、鈍くなっていた聴覚を研ぎ澄ませて聞いてしまう、風の音、森の音、雨の音、増水した川の水音、ヘリコプターの音・・・・
 人は一人で自分の死に立ち向かえるか・・・最近のチューブだらけの死は一体何事か???しばらくゆっくり考えて見たい映画でした。

http://blogs.yahoo.co.jp/scarford4/11961201.html

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2008年1月12日 (土)

宗教論争

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昨日のテーマは仏教徒にも叱られ、キリスト教徒からもキッツーイお小言を頂戴する話題でした。ももりはクリスチャンではありません。かと言って、確実に仏教徒と呼べるほどのものでもない。家には、神棚、仏壇があって、本棚には聖書関係の本が一杯ある・・・とまあ、いい加減そのものです。バチをあてられたら怖いから、適当に仏事も行なってる。でも、ももりメが、実は、密かにキリストが好きなのは、彼が人を救いようの無い状態なのにかかわらず、「救い主」だと言われている、まさにその点なのです。つまりぃ・・・中途半端に「救われる」なんて言ってくれるな・・・っていうんです。
 人とは救いようの無い罪深い存在。地球にとってはカビのようにしつこく増え続けて、やがて表面を覆って窒息させるような・・・どうですか???やっぱり、「ソドムの街」ってタイトルで絵を描きたくもなるじゃありませんか???(No645)

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2008年1月11日 (金)

毎日新聞 発信箱 本日朝刊

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 我が家はももりメが嫁となって押しかけてから、ズーッと毎日新聞。もう40年以上です。他紙だったのを、断固として替えちゃったんですよ。
 最近のももりのお気に入りは「発信箱」の中村秀明さんの記事。写真で見ると未だお若い。今朝の記事は概略ながら

ブッシュ大統領に教えてあげたかった。日本人の半数は、あなたより高い意識を持っていることを。中略・・・
「温室効果ガスの削減義務のためなら、生活レベルを下げられる」は46パーセント。朝日新聞にも同様なアンケートがあって「温暖化を防ぐために今より生活が不自由になってもよい」が55パーセント。地球を食い尽くしかねないほどの成長を追う米国やロシア、中国・・・原文のままではありません。ここには、ももりなら日本も入れるでしょう。
 「贅沢は敵」と言っていた明治生まれの親に育てられたももりには、今の生活は贅沢です。と、言っても個人的には出来る限りの倹約はしていますよ。でも、不夜城みたいな都会はいけない。やたら紙を使うのも、過剰な包装や、お掃除まで使い捨ての紙を使うのも良心がとがめる。食べ過ぎて太ったら薬を、又、食べて瘠せるなんて・・・お話にならない。でも、まあぁ・・ももりが生きているって事が最大のムダ???
 日本の仏様、実にたくさんの物を持っています。幸福であるためにはこれほどたくさんのものが要るといってるみたい。そこいくと、ももりはキリストが好き。彼は、やせこけ、裸で、十字架につながれています。そう、彼は言ってるのよ「私はあなたを救えない。私は何も持ってない。その上、ホラ、十字架につながれて、手を伸ばす事すらできないんです」物で人は救えるか??人間の本質は???(No643)

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2008年1月 9日 (水)

独り寂しく生きるか??

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3月、京都市美術館であります「京都水彩展」に向けて描いています。100号F.暮れの研究会で、「人物を一人にしたら???」って言われてたんですけど・・・さあぁ・・・あ・あ・どうするか???
 最初の頃「宇宙たち」って言うタイトルで出品していて、そのタイトルもひどく気に入ってたんですけど、その後を「ソドムの街」に変えてからずーっとそのままです。
 ソドム、旧約聖書の中に出てくる、神の怒りに触れてある日崩れ落ちる町。人間はおごり高ぶって神の領域まで犯そうとしています。ある日、突然、神の怒りの火が町に降りそそぎ・・・それって現代と同じじゃありませんか??高層ビルは林立し、あまりにも人工的な空間に人はうごめいています。でも、一人ひとりは、とても孤独でバラバラ・・・そんな現代の不安、不安定な立体のもろさみたいなものを描きたいと、大それたテーマのつもりなんですけど・・・老いへの不安もこめて描きたいと・・・
 理屈っぽいでしょう???人間が理屈っぽいと、絵も理屈っぽくなる・・・んです。勿論「わからん」っていう人も多いですし、それを説明する気もなく、しようもありません。アドヴァイスを受け入れる必要もないんですけど・・・
さあぁ・・・どうする???独り、孤独に生きるか???やっぱり、この2人は相棒とも・も・り(No642)

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2008年1月 8日 (火)

国立ロシア美術館展・・サントリー美術館

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 大阪港天保山のサントリー美術館は、日曜日、大変な人出で、切符を持っていましたのに、1時間並びました。大阪って、何処からあんなに人が出てくるんやろ。でも、ゆっくり鑑賞。サンクトペテルブルグからやってきた絵画、ヒットラーの攻撃を逃れて生き残った絵画で、ロシアの宝物という触れ込みです。
 ウ・ウーン・・・・完成されたアカデミズムを後追いするというのは、つらいなあ・・・ウ・ウーン・・・エカテリーナとかピョ-トル大帝とかは興味あるけど・・・つまりぃ、煮えつまった「おせち」みたいな絵。
 見終わって、売店で買ったのは、やっぱり、「ピカソの正しい鑑賞法」っていう文庫本。「絵の見方に正しいもへっちゃくれもあるかいな」ってプンとしたものの、やっぱり、ロシア絵画展の画集よりも、こっちの方に手が伸びました。どうやら、あれほど、ピカソは酷いやつだと知りながら、ピカソから離れられなくなったらしいももりです。なんてったって、自由。完成したスタイルを否定するところから出発してるってのが、ピカソ。なってたって、あれ程自由に描き、あれほど自由に生きた男はいなかった。いっぱい女達を泣かし、友人も手酷く裏切ったけれどネ
 昨日、今日と、ずぅーっと絵を描いてたんですけど・・・あ・あ・あ  間もなく春。春は展覧会のシーズン・・・ウ・ウー(No641)

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2008年1月 7日 (月)

釣りキチのお正月も お・わ・り・・・

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 釣りキチのお正月も終わりました。我が家の冷蔵庫にはお魚の干物、みりん干し、みそ漬け、つみれなどが一杯入っています。当分、ももりのお財布はちょっとは楽。もっとも、一家の家計としては、お魚はスーパーで買うほうがヨッポドお安いですけれど。でも、まあ、人生、楽しみだっている。競馬やパチンコよりはヨッポド良いでしょう。どうやら、釣りっていうのも、中々、奥が深いらしく、やればやるほど面白くなっていくようです。
 釣りキチの釣り歴は長く、小学生の頃から独りで淡路島なんかへ渡ったりしていました。和歌山の駅で、寝たりもしていたようです。「駅で寝てもおこられへんの??」って聞きましたら「ぼん、気ぃつけて寝ぇや。電気は消すけど」っていう調子だったそうです。働いている今では、ビジネスホテルに泊まったりと、それなりに倹約も考えているんですって。それに、うれしいのは、お料理の方へと興味が広がってきたこと。釣ってきたお魚は完食すると言う主義で、必要以上はリリースするんだそうです。でも、「エッ???このさかなぁぁ???」っていう料理もチットはある・・・実は・・・。それに、母親がいなくても自分の食べる楽しみは守れる・・・・(No640)

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2008年1月 5日 (土)

釣りキチの初釣果

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 ジャ・ジャーン・・・我が家の釣りキチの初釣り。始めての深海釣りに挑戦して来たようです。45センチのあこう鯛です。今夜は「あこう鍋」親としては、魚よりもお嫁さんの方がうれしいけど・・・
釣りキチのホームページへどうぞ


http://hetareebimakishi.hp.infoseek.co.jp/index.html
なんか、変なのが被さってお見苦しい事をお許しください。

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2008年1月 3日 (木)

極道のせっき働き

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 酒徒さんの記事に「薮入り」って言う言葉を見つけて、ふと、心安らぐ思いをしました。藪入りって、婚家から、親元へ帰ることをいいます。薮入りした日々もありました。もう、親もいないし、親元よりも今の自分の家こそが堅固なももりの藪です。
 このももりメが、若い、なり立てホヤホヤの嫁だった頃「極道のせっく働き」って言って大笑いされた事があります。普段、怠け者の私が、人が遊ぶお節句になると働くっていうことだと思って使ったんですけれど、これは、ちょっと違いました。「極道のせっき働き」って言うのが本当なんですって。大晦日が1年のせっき。せっきと言うのは区切りのことなんでしょうか。普段はグータラなのにお給金がもらえる日のせっきが近づくと、急に頑張る怠け者って言うことなんですって。
 「薮入り」って言う言葉は今でも周辺には生きています。それに「おんな正月」っていう言葉もありますよ。お正月が過ぎて、ホッと息ぬき、女たちだけが集まっておしゃべりしたりする事を言います。
 我が家のお正月は、もうハチャメチャ。おせちに、ビーフシチュー、それに、釣りキチ肝いりのグレのセビッチェにお刺身。でも、越の寒梅も、雪中梅も、幻滴も・・・みんな、みんなおいしかった・・・です。家族みんなが揃ってくれたから・・・もう、こちらが藪・・・なんです。普段、極道ももりもせっき働きをしました。
 越の寒梅も、雪中梅も、賀茂鶴も土佐鶴も、おいしい!!!幻滴については、これは、もう・・・チビチビと舐めて・・・ウ・ウグゥーッ

  http://yamaguchimomori.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_24be.htmlへどうぞ

酒徒さんのページへは

http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2008/01/post_c060.html#comments

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2008年1月 2日 (水)

ネコ年元旦の初日の出

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ネコ年元旦の朝は例によって発作的に始まりました。突然、「初日の出見に行こ」って相棒が言います。さあ、急いで、急いで・・・「はよ、行かな、お日ぃさん上ってしまわはるぅ・・・」
 嵐山、渡月橋まで車で急ぎますと、たくさんの人影がシルエットになって浮かんでいます。今、まさにお日様がのぼらんとしています。紫がかった、なだらかな東山の稜線の上には、オレンジ色に輝く雲が、ひとひら、ふたひら・・・
思わず、両手を合わせて「あん」と頭を下げました。すぐそばの「松尾さん」、松尾大社で初詣をすませて帰宅。本年が穏やかな元気な年でありますようにと、祈った私達でした。(No637)

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