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2006年5月 8日 (月)

スコットランド王立美術館展を見ました。

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会期が、昨日終わりましたが、やっと見てきました。スコットランドといえば、女王メアリのお話がなんといっても魅力です。5歳にしてフランス皇太子の花嫁として、フランスに渡り、フランス一の実力者の貴族、ギュイーズ家で、フランス文化の華やかな真っ只中に育ち、14歳にして、華麗な結婚式をあげます。義父フランス国王に手を引かれた花嫁は「天上の女神の百倍もの美しさ」であったそうな。そして、義父国王アンリが、馬上槍試合で、目を射抜かれて死に、王子は14才で王に即位、メアリは15才でフランスの王妃になりますが・・・生来、蒲柳の質であった新王は、ある日、耳だれを流して、死の床に・・・18才で寡婦となったメアリは、故国スコットランドへ帰ります。華やかな黄金の馬車で、フランスの港まで送られたメアリを故国で出迎えたのは、寒々とした港の漁夫たちのビックリした顔でした・・・「華麗なる二人の女王の闘い」小西章子著 朝日文庫。結局、イングランドのエリザベス1世に庇護を求めてイングランドへ、窮鳥が庇護を求めて、自ら敵の手中に・・・イングランドとスコットランドの国盗り合戦は、スペイン、フランスの領土的野心もあらわな中、エリザベスはそんなに甘くはなかったのです。だって、メアリの方が、イングランドの王位継承権は強かったのですから。16年間の幽閉の末、斬首の刑にされるまでの生涯は、事実は小説よりもはるかに劇的です。今回、スコットランドの絵の中で、一番心をうたれたのはあの暗い空の色でした。メアリが生まれたというホリルード宮殿、エディンバラ宮殿など、資料的な絵はないかと思ったのですが、歴史にはまったく触れてなくって残念。あんなに魅力的な悲劇のヒロインがいるのにねえ・・・絵はメアリが、生涯でもっとも幸せに過したフランスのシュノンソー城(320)

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コメント

酒徒善人様 奈良は大好き。HPにも書いていますけど、友人がペンションをしていたので随分泊り込んで面白い行事もみました。今、奈良の仲間たちが「奈良水彩展」っていうのをやっています。5/14まで、奈良県女性センター(東向南町6 tel 0742-27-2300)おついでがあればゼイゼヒ・山口ももりって言えばみんなイロイロ??いってくれるでしょう?
nyar nyar様 今度の旅はイギリスにしたいと今、いろいろ本を読んでいます。「リチャード3世」シェークスピア読みました。全く、人間って残酷。最近の日本も狂ってるけど・・・これって・・・めずらしくない???なんて、恐いこと、恐いこと!!

投稿: 山口ももり | 2006年5月10日 (水) 09時17分

そんな時代に生きるって大変なんでしょうね。きらびやかに見える王宮もねたみや、いじわるや色々の感情が渦巻いていたのでしょう。ナーンテ知ったかぶりしてしまいました。その時代じゃなくて良かった?誰も私のことなんてきにしてはいない!

投稿: nyar-nyar | 2006年5月 9日 (火) 13時06分

奈良に来ておられたのですね。雨は大丈夫でしたか?
私も先日、県立美術館と国立博物館へ行ってきました。奈良もいい所一杯ありますよ!

投稿: 酒徒善人 | 2006年5月 8日 (月) 18時49分

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