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2006年5月23日 (火)

賞ってどれほど信じられる??

06122016
ある方から聞かれました。「2度、ある展覧会に出したんだけど、佳作でした。大きな賞を取っている絵がどうして、わたしのよりも好いのか理解できないのです」と言います。よく聞いてみますと、質問者は障害者の公募展に、応募しました。彼女は欝病だったからです。そこで大賞を取っていたのは、4才くらいの子供が描きなぐったような、荒々しい、きつい色の絵で、どうしても誠実に描いた自分の絵よりも良いとは思えないといいます。素朴すぎる疑問でしょう。その展覧会をももりは見ていないので、勝手なことは言えないのですが、その展覧会は、障害がある方にしか描けない絵を求めている展覧会なのかもしれません。病的であればあるほど素の人間性の一面がでてくる、っていうことはあるでしょう。一般から募集して賞を割り振るっていうことは、優劣をつけているのとはちがいます。展覧会にも主張があります。聞けば、質問してこられた方は永田萌や岩崎ちひろのような絵だそうです。ロマンチックな画面なのでしょう。展覧会には向かない絵といえるかもしれません。ももり自身はといえば、展覧会は主張の場ととらえています。どこかで見たような絵よりも、より新しい自分にしかない表現を求めていきたい、・・・と、これはまあ・・・大層なこって・・・(No332)

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コメント

↑すいません、誤字がありました。
 「完成」は「感性」のことです(^_^;)

投稿: むろぴい | 2006年5月24日 (水) 00時39分

こんばんは!

作家の主張と展覧会の主催者の主張が合致するときに「賞」が発生するんですね。
そういう中でも来場者は、自分の完成でそれぞれの作品を眺めてみたいと思います。どの作品が自分の心に響くのかを・・・。

投稿: むろぴい | 2006年5月24日 (水) 00時38分

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