« 京都水彩会員会友展 京都市美術館別館 | トップページ | あれは情けない贋作 »

2006年5月31日 (水)

「パリを愛した画家たち」展  大丸四条

_097
「レオナルド・フジタ」展が国立美術館で昨日からということだったっけど、行列ができてるっていうことだったので、敬遠して、大丸京都店の「パリを愛した画家たち」展を見てきました。エコール・ド・パリと呼ばれた、外国からパリに集まってきた異邦人画家たちと、当事、パリにいた日本人画家たちの作品が概論的に見られます。そこで、とても面白い本を買いました。近藤史人「藤田嗣治 「異邦人」の生涯 講談社文庫。この本は、まさしく、これから「レオナルド・フジタ」展を見ようとする人のための、格好の藤田レポートです。1900年末から第1次大戦終了後の虚脱状態のパリ。戦後復興の金持アメリカ人顧客を迎えて、パリは空前の芸術ブーム。あのアルコールやハシシュの乱痴気騒ぎの中のパリの藤田は、実はお酒は1滴も飲めず、麻薬にも手出しはしなかったといいます。もう、伝説になっているデカダンの中、パリでの絶対的な評価、一方、日本での冷ややかな軽蔑の評価。此の差は何??日本独特の画壇という権威の、外国で出世したものに対する意地の悪さを感じます。フッフーと呼ばれ、デカダンの代表のように言われる藤田は、実は、非常な硬骨漢であったのでは???今、読んでいるまっ最中・・・スケッチはムーランルージュのカンカン(No339)

|

« 京都水彩会員会友展 京都市美術館別館 | トップページ | あれは情けない贋作 »

コメント

↓の絵 良いですねぇ好きですこの感じ。どこが言われても具体的には表現出来ませんが、雰囲気が。ムーランルージュのカンカンは色が好き!
オッ足が見事に上がっていますね!
この絵をそのまま服にしたいわ。そしてミュージカルに行くのよ。

投稿: nyar-nyar | 2006年5月31日 (水) 23時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「パリを愛した画家たち」展  大丸四条:

« 京都水彩会員会友展 京都市美術館別館 | トップページ | あれは情けない贋作 »