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2006年5月31日 (水)

「パリを愛した画家たち」展  大丸四条

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「レオナルド・フジタ」展が国立美術館で昨日からということだったっけど、行列ができてるっていうことだったので、敬遠して、大丸京都店の「パリを愛した画家たち」展を見てきました。エコール・ド・パリと呼ばれた、外国からパリに集まってきた異邦人画家たちと、当事、パリにいた日本人画家たちの作品が概論的に見られます。そこで、とても面白い本を買いました。近藤史人「藤田嗣治 「異邦人」の生涯 講談社文庫。この本は、まさしく、これから「レオナルド・フジタ」展を見ようとする人のための、格好の藤田レポートです。1900年末から第1次大戦終了後の虚脱状態のパリ。戦後復興の金持アメリカ人顧客を迎えて、パリは空前の芸術ブーム。あのアルコールやハシシュの乱痴気騒ぎの中のパリの藤田は、実はお酒は1滴も飲めず、麻薬にも手出しはしなかったといいます。もう、伝説になっているデカダンの中、パリでの絶対的な評価、一方、日本での冷ややかな軽蔑の評価。此の差は何??日本独特の画壇という権威の、外国で出世したものに対する意地の悪さを感じます。フッフーと呼ばれ、デカダンの代表のように言われる藤田は、実は、非常な硬骨漢であったのでは???今、読んでいるまっ最中・・・スケッチはムーランルージュのカンカン(No339)

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2006年5月30日 (火)

京都水彩会員会友展 京都市美術館別館

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今日から6月4日(日)まで京都都市美術館別館1Fにて、「京都水彩会員会友展」おついでがあればゼヒゼヒ。ももりは火曜日9:00~1:00までお当番で会場にいます。受付にて「ブログでお会いしてます」って来て下さるなんてことがあったら、なんとも、ステキ。3月に「京都水彩展」って言うのがありまして、この展覧会は何たって入場者が多いんです。水彩画って言うのがわりととっつきやすいのでしょう。「絵を描いたのは小学校以来です」っていう入選者も多く、「ウチのおばあちゃんの絵が美術館に飾られてる」って一族郎党が見にきてくれます。素人の絵って実に、とっても、良いものです。「作家は処女作に帰る」って言うそうじゃありませんjか。このブログの絵は出品作ではなく、5月24日に出しています。今日のは個展のための小品、画材はテンペラ(No339)

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2006年5月29日 (月)

タブローとエチュード

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タブローとエチュードってお聞きになったことある言葉でしょうか。エチュ-ドは習作、タブローは作品です。作品のためにいくつか実験的な試みをするのが、エチュードって言えるでしょうか。お教室で勉強のためにいっぱい描いても、ほとんどはエチュードです。最近では、もう死語なのかもしれませんね。ピカソが「ゲルニカ」のために膨大なエチュードを残したことは有名ですが、どれもこれも高価で取引されたので、もう、どれも、タブローです。ももりにとっての丹波高原、あのボックリボックリした山の連なりに落ちる夕陽。何度も、描いては気に入らなくって途中で止め。今回、6月の個展に向けていくつか描いた小品の中の一つです。この、2つの言葉を教えてくださった津田周平先生はこれをタブローと認めてくださるでしょうか。しきりに亡き師が恋しいこの頃です。いつも載せている花や旅のスケッチはすべてエチュ-ドなのが申し訳ない・・・(No338)

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2006年5月28日 (日)

社会の子

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もう、聞きたくないと思うような事件が連日報道されています。子供が被害者になるなんて許せません。怖ろしい、痛ましい時代です。もはや、親が子供を守るという時代ではなくなったのではないでしょうか。社会の子として社会が子供達を守らなくては、と思います。具体的には、すぐに、子供を気楽に預けられる施設が必要です。ツヴァイク著「エカテリーナ」には、捨て子を育てる施設を作ったとありますし、虐待するくらいなら、殺すくらいなら捨ててもらった方が良いと思うのです。孤児院育ちの主人公が出世する物語はいっぱいあります。それにしても、TV報道も加虐的な悪心を目覚めさせるっていう一面を持っているのではないでしょうか。ももりはドラマをほとんど見ませんが、番組の宣伝だけ見ても、殺人が多すぎます。何の罪もない子供を殺したら、もう、死刑・・・(No337)

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2006年5月27日 (土)

月イチの無料名画鑑賞会

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第4土曜日は、京都アスニーで月イチの無料名画鑑賞会。今日は「黒いオルフェ」見た覚えはある。リオのカーニヴァルの熱狂の夜にに事件が起きた。黒人が主人公の映画だったなあって言うくらいしか記憶がない。記憶がないってことは、大したことないかも・・・なんて思いながらも、片付けの手がせわしなくなります。この、行かなっくっても、どうでも、よいのに、しっかり出かけるっていう律儀さが、じつは、ももりの活動源???なあんて、言いながら、さあ、行ってきましょう。(No336)

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2006年5月26日 (金)

大雨だって楽し

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先日、アトリエ桃源の絵のお仲間と、日吉山の家「木漏れ日の里」へスケッチ。朝から泣き出しそうな空もようだったけど、現地に着いた頃は、本格的な雨。でも、新緑まっさかりの丹波高原のぼっちりぼっちりと丸いお山の重なりは、そりゃあ、もう、美しい。靄が山にかかってうっすらと動く様子なんぞ、とても、ももりには描けないけど・・・おいしいお弁当をいただいて、みんなであれほど笑ったんだから、大当たり!!(No335)

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2006年5月25日 (木)

東京という外国

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ももり65才、もう、東京という土地は苦手です。20年ほども前だったら、東京やつくばにまで個展をしに出かけたのにネ。外国よりも東京の方が苦手です。どうして??って言われても、しかと答えられないのですが・・・あの大きな東京駅が苦手、いっぱい人がいるのも苦手、外国語が、特に、アジア系の言葉が地下鉄に満ちあふれているのも・・・こんなももりが、東京の出版社から、本を出すって、本来考えられないことでした。全てはインターネットという、この媒体の手品なのです。ある日、ももりは、ブログに「オリヴァー・ツイスト」の映画について書きました。チャールス・ディケンズをやっとのことで読み終え、その中では、ユダヤ人が、やっぱり悪者として扱われています。シェークスピアの時代なら知らず、もう19世紀終わり頃の大英帝国でも??と、思って、手元にあった「ロスチャイルド家」という本を見て、「当時のロンドンには、ロスチャイルド通りというお屋敷が建ち並び、ヴィクトリア女王も来た。おまけに、皇太子が階段から足を踏み外して落ちた」と書いてある、とブログに書いたのです。そして、間もなく、「ロスチャルド家」の著者、横山三四郎氏から、メールが入りました。今では、出版社の社長だとおっしゃいます。サンケイ新聞海外特派員から、大学教授なんて、ももりには高値の花のお方ですので、メールだけでビックリ仰天。そして、ナント!!ももりのHPのガラス絵をWeb上で、出版するっていうお話でした。全ては、メールでのやりとりです。写真の資料もメールです。途中、メールが途切れました。「連休やしなあ」と思って待っていたのですが、ちっとも連絡がありません。ある朝の電話で「もしもし・・・横山三四郎ですが・・・」って、もう、ビックリ仰天。結局、メールはももりの迷惑メールの中にブロックされてあったのですが・・・肝心の予算について、「Faxで送ります」とのこと。この時も又々トラブル。それは、以前に書きました。結局CDにして資料を送っただけで、一度もお会いすることなく、製作段階に入れたんです。こんな時代になってたんやなあ・・・。間もなく、東京で「日本水彩展」その時には上京して、色校正をするでしょう。(No334)

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2006年5月24日 (水)

あっという間に描けた絵は

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どうしても、気に入らなくて、もう、頭を穴の中に突っ込んだ状態にあるときもあれば、アッという間に描けて「もう、これでいこっ」ていう絵もあります。この絵は、5月30日(火)~6月4日(日)まで、京都市美術館、「京都水彩会員会友展」に出品するつもり。なっがーいこと持って、嫌になっていらいらしてた絵をボツにして、描きなおしたら、ああら、できちゃった。すっかり、あっさり・・・もう、これでいいや。お時間あればどうぞ京都市美術館別館へどうぞ。30日(火)9:00~1:00まで、会場にいますでしょう。絵は「ソドムの街」20号、画材はテンペラ(No333)

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2006年5月23日 (火)

賞ってどれほど信じられる??

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ある方から聞かれました。「2度、ある展覧会に出したんだけど、佳作でした。大きな賞を取っている絵がどうして、わたしのよりも好いのか理解できないのです」と言います。よく聞いてみますと、質問者は障害者の公募展に、応募しました。彼女は欝病だったからです。そこで大賞を取っていたのは、4才くらいの子供が描きなぐったような、荒々しい、きつい色の絵で、どうしても誠実に描いた自分の絵よりも良いとは思えないといいます。素朴すぎる疑問でしょう。その展覧会をももりは見ていないので、勝手なことは言えないのですが、その展覧会は、障害がある方にしか描けない絵を求めている展覧会なのかもしれません。病的であればあるほど素の人間性の一面がでてくる、っていうことはあるでしょう。一般から募集して賞を割り振るっていうことは、優劣をつけているのとはちがいます。展覧会にも主張があります。聞けば、質問してこられた方は永田萌や岩崎ちひろのような絵だそうです。ロマンチックな画面なのでしょう。展覧会には向かない絵といえるかもしれません。ももり自身はといえば、展覧会は主張の場ととらえています。どこかで見たような絵よりも、より新しい自分にしかない表現を求めていきたい、・・・と、これはまあ・・・大層なこって・・・(No332)

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2006年5月21日 (日)

画集を作る喜び

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「花花 人人・・・そして 宇宙たち」(山口ももり作品集Ⅲ)が製作段階に入りました。改めて、凄い時代になっています。京都に住むももりとeブックランド出版社の社長の横山氏とは一度も会いません。全てはパソコンでのやり取りです。以前なら、打ち合わせに東京へ行くと思うだけで、もう二の足を踏んでしまうお話でした。編集もワードでももり自身が作りました。途中、メールが入らなくなるトラブルもあり、結局、迷惑メールとしてブロックされていたのですが、その時一度だけ電話をもらいました。「Faxで見積もりを知らせます」と言うことですが、まさにその時、途中で「インクリボンが無くなりました。交換してください」ってFaxのヤツがヌカスじゃありませんか。機会オンチのももりとしては、まったくブザマなものでした。でも、、この画集はパソコン画面上で見られるようになりますし、拡大して見たりもできるようです。完成が待ち遠しくて、待ち焦がれて首がちょっとながーくなったみたい・・・(No331)。

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2006年5月19日 (金)

迷惑メール

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「どうも、おかしい??メールが届かない」連休明けから、今一番大切な出来事、ももり作品集Ⅲの細かい打ち合わせ、予算とか、部数とか、一番大切なことをメールで聞いても、お返事がありません。「連休やからかなあ」と思いつつ待ち焦がれていますと、ある朝、直接電話がかかってきました。何度も、メールを送っているとおっしゃいます。さあ・あ・・どうする??なぜか、どこかが狂った??又々、パソコン教室の校長先生に「Help me!!」お願いして、見てもらいましたら、な、なんと、勝手に迷惑メールになっていたのです。そして驚いたことに、迷惑メールの数は、1200本以上。今のパソコンに切り替えたのは、昨年の暮れですから、なんと5ヶ月に1200本です。どうして、こんなムダなワルサをするんでしょうね。でも、校長先生ってホントに凄い。有難うございました。絵はガラス絵(No330)

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2006年5月18日 (木)

パリのアン・ヴァリッド

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ももりは今のフランスをあまり好きではありません。武器を一杯輸出してるくせに、平和そうな顔をして、アメリカの派遣には反対。うまく、ブランド名をつけて、ヴィトンや、カルダン・・・やナンヤカヤといっぱい売りつけてるしたたかな商売人。印象派の絵だってそうですよ。まあ、素人の絵です。それを、又、ほいほいと買う日本人が情けない、って。こうなると、ヴィトンも買えないし、絵も売れない貧しい絵描きのひがみ節でしょうか。それはそうと、フランスって言う国、戦争しても、決して強くありません。歴史的にはね。イギリス、ドイツ、イタリア・・・相手に常に権謀術策で生き残った貴族のしたたかさっていうんでしょうか。強かったのはなんといっても、ナポレオン。ももりはこの人は好きなんです。ある日、ピラミッドを見上げて、砂漠の進軍に疲れきった兵士たちに「見よ、4000年の歴史が諸君を見下ろしている」と檄を飛ばしたかと思うと、モスクワまで行って結局負けるンだけど、飛行機もない時代だよ。ナポレオンは馬だったかもしれないけど、兵士は歩いたんでしょう??フランス革命は1789年。7・8・9と覚えてください。ナポレオンはその時、20才。血なまぐさい、あの嫌らしい時代に、ナポレオンが部下や、敵をギロチンにかけたって話はわたしの本にはなかった。ありましたら教えてくださいね。それに、女には弱かった、から、そこが好き。絵は古くて、色がついてなくて残念。ナポレオンの遺体の安置されたアン・ヴァリッドをロダン美術館から見たもの。(No329)

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2006年5月17日 (水)

文学ばあちゃん

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文学少女って言葉があるんだから、当然、文学ばあちゃんって言葉も欲しい。最近、とみに読書力がおとろえて、読むのも遅いし、読んだ中身もすぐ忘れます。そんな最近の楽しみは以前読んだ名作を読み返すこと。じっくり読んでみると、全く驚いてしまいます。「何読んでたんやろ?」って感じ。娘の頃は、恋愛ばっかりに気をとられ、若い二人の恋の行方を追うばっかりで、背景は何にも考えずホロホロと涙をながしてうっとりしていました。でも、最近、遅まきながら歴史に目覚め、興味はもっぱらそちらに移っています。フランス、イギリス、ドイツ、ロシア・・・すざまじい国盗りと権力欲、残酷な宗教と人間の本性。読み方を替えるとこんなに文学ってのは、大きな世界だったのでした。これからは、少しずつ読みかじった素人くさい「文学ばあちゃんのスケッチ紀行」をブログを借りてやっていきましょう。絵は冬のパリ、オペラ座(No328)

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2006年5月16日 (火)

野良仕事にでかけましょう。

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やっと、新しい作品集3の資料を送りましょう。これから、野良へ出かけます。その途中に郵便局へ立ち寄って。あ・あ・あ・・・こういうときこそ、ビールをクーウウっと、いやいや、まだ朝でした。絵は古いけど・・・スミマセン(No327)

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2006年5月15日 (月)

eブックランドの凄い世界

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ネット上で本がタダで読めるっていうのは、TVなどの話題になっていてよく聞いていましたが、最近、ももりはもう、はまっています。オススメは横山三四郎著「赤いバラと銀の腕輪」サン・テクジュベリが第二次大戦終戦近くに飛行機事故で行方不明になったことは、ももりも知っていました。ある日、魚網に掛かった銀の腕輪、そこに読み解かれたのはサン・テクジュべりとコンスエラの文字。けんかが絶えなかったという妻の名前でした。さては、マルセイユ沖に墜落したのかと・・・フランス政府の横槍、遺族との確執など、息もつかずに読んでしまいます。そして、この、eブックランド社の創業社長、横山氏こそが、ももりのガラス絵に目をとめてくださったのです。まっこと、インターネットならではの世界。夢のような展開です。間もなく、ももりの画集3もネット上でタダで見られることになるでしょう。そして、それを、勿論、紙の本にもしましょう。eブックランド社のロゴ入りの本ができるっていうだけで、なんだか「もう、死んでもいい」って感じ。(No326)
  eブックランドへは  http://www.e-bookland.net/

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2006年5月14日 (日)

口の運動だけでは痩せない

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このところ、パソコンみ向かっている時間が長く、運動不足。もっとも、ももりは運動は苦手で、ドンくさいドロ亀ですが。でもその代わりっちゃなんだけど、口の運動は人一倍好き。おしゃべり、歌うこと、そして、食べること・・・もし、口の運動だけで痩せられたら、どんなにシアワセかっていつも、思ってるんだけど~~~。絵はガラス絵(No325)

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2006年5月13日 (土)

息子なりゃこそ

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「あれ、このホットケーキ、中、まだカスタード状態やでえ」
「ん??でも、まあ、これもおいしい」
又、ある朝、阪神ファンの息子が床をドンっとたたいて言った
「恥を知れ」
「アイタッ!!」って思わず言ってしまったわ・た・し 絵はガラス絵(No324)

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2006年5月12日 (金)

スケッチブックは思い出の宝石箱

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今、鋭意、eブックランドから出るであろう作品集3の編集をしています。スケッチの写真も改めて撮りなおしました。やっぱり、スケッチブックこそが、ももりのお宝。そして、それが、しがないクロッキー帳だっていうのが、今、こうして全部手元に残っている理由です。友人の絵描きたちは、現地で描いた絵を売ります。でも、ももりのは、ペラペラのクロッキー帳なので、なんぼなんでも、売れません。売る気もないからトイレチップや集合時間まで書き込んでる。スケッチブックは重く、乾くのにも時間がかかる。その点、クロッキー帳は100枚つづりでも薄っぺらです。まあ・あ・売れないのを自慢してる??かも(No323)

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2006年5月11日 (木)

多情な絵

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「あなたは多情です。持ってくるたびに絵がちがう。一体、どれがあなたの絵ですか」って津田周平先生がおっしゃいました。「それが知りたくてここに来てるんです」って応えましたのは、もう20年ほども前でしょう。先生が今、まだ生きてわたしの絵を見られたら、まるで、煙にいぶされるような目をして「なんや、やっぱり、まだなんにもわかってへんやないか」っておっしゃるでしょう。しきりに、先生が恋しいこの頃です。絵は古い20年ほども前に描いたぼたん(No322)

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2006年5月10日 (水)

粗製乱造か修行か??

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5月8日でちょうどブログ1年。今、320回なので、旅行した日以外は大体1枚の絵を載せてきたことになります。巻き戻してみると同じ絵もたまに入れてしまっているようですが、手元にあったほとんどの絵を載せてしまいました。今ではブログのために新しい絵を描かなくっちゃという状態です。これって、粗製乱造か??または修行か??それに、全く人に見せる気もなくノー天気に描いていたのに、今ではちょっと、見せようとする気分も見えて自分でも「イヤやなあ」って感じです。今後は1年たったことですし気楽にやっていこうと思います。ホントは、美術史とか、絵のトピックス、読んだ本とかを書いていきたいんだけどカッターイものになりそう。絵は連休中に行った朽木村。娘時代、ここから比良連峰で1番高い武奈ガ岳に登りました。(No321)

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2006年5月 8日 (月)

スコットランド王立美術館展を見ました。

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会期が、昨日終わりましたが、やっと見てきました。スコットランドといえば、女王メアリのお話がなんといっても魅力です。5歳にしてフランス皇太子の花嫁として、フランスに渡り、フランス一の実力者の貴族、ギュイーズ家で、フランス文化の華やかな真っ只中に育ち、14歳にして、華麗な結婚式をあげます。義父フランス国王に手を引かれた花嫁は「天上の女神の百倍もの美しさ」であったそうな。そして、義父国王アンリが、馬上槍試合で、目を射抜かれて死に、王子は14才で王に即位、メアリは15才でフランスの王妃になりますが・・・生来、蒲柳の質であった新王は、ある日、耳だれを流して、死の床に・・・18才で寡婦となったメアリは、故国スコットランドへ帰ります。華やかな黄金の馬車で、フランスの港まで送られたメアリを故国で出迎えたのは、寒々とした港の漁夫たちのビックリした顔でした・・・「華麗なる二人の女王の闘い」小西章子著 朝日文庫。結局、イングランドのエリザベス1世に庇護を求めてイングランドへ、窮鳥が庇護を求めて、自ら敵の手中に・・・イングランドとスコットランドの国盗り合戦は、スペイン、フランスの領土的野心もあらわな中、エリザベスはそんなに甘くはなかったのです。だって、メアリの方が、イングランドの王位継承権は強かったのですから。16年間の幽閉の末、斬首の刑にされるまでの生涯は、事実は小説よりもはるかに劇的です。今回、スコットランドの絵の中で、一番心をうたれたのはあの暗い空の色でした。メアリが生まれたというホリルード宮殿、エディンバラ宮殿など、資料的な絵はないかと思ったのですが、歴史にはまったく触れてなくって残念。あんなに魅力的な悲劇のヒロインがいるのにねえ・・・絵はメアリが、生涯でもっとも幸せに過したフランスのシュノンソー城(320)

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2006年5月 7日 (日)

埋もれたおタカラ

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個人所蔵のピカソの絵がサザビーのオークションで、高値がついたってお話でしたけど、まだまだいっぱい、そういうおタカラは眠っているんでしょうネ。ヒットラーが持ち去ったベルリンの絵だって、どこかの、塩の坑道の中に隠してあったのを発見されたんじゃなかったっけ??誰かの小説にも、日本が敗戦のドサクサにまぎれて軍が持っていた金塊をネコババした話も読んだことがあります。そういえば、あの、シュリーマン、トロヤを発掘したプリアモスの財宝をこっそり、妻のソフィアのスカートにくるんでトルコから持ち出そうとしたままおタカラは行方不明になってるとか。一番面白いのは、無名の絵描きの絵が、突如ヒートアップする時。ユトリロだって、アル中で奇行癖もあって、街でスケッチをしていたら石が飛んできたっていうドンゾコの頃には、教会の壁に立てかけて絵を売ってたっていうんだから。クズみたいな絵が、ある日ポーンと高値になるなんて。ま、モモリとは縁のないおハ・ナ・シ・・・・・でしょうけど(No319)

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2006年5月 6日 (土)

ピカソの恋人、ドラ・マール

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5月5日の朝刊 「ピカソの恋人108億円「ドラ・マールと猫」 って出ていました。NYのサザビーズで競売にかけられ108億円で落札。今まで個人が持っていたんだそうです。ドラ・マールと言えば、マリー・テレーズと結婚中の不倫。ドラは女性写真家で、気まぐれで刺激的な女性でしたがふさぎこむことも多く、ピカソは知的好奇心を刺激されての恋愛だったようです。有名な「泣く女」のモデルです。ピカソは実に、女性によって作風が代わった絵描きで、20才~25歳の極貧の生活時代は、青の時代。女には不自由しなかったようですが、25才でフェルナンド・オリヴィエと恋愛。途端にバラ色の時代に入ります。彼女はバレリーナ。うまくやりながら、一方で、26才の時、マルセル・アンヴェールと恋愛。彼女は通称エヴァ。この時代の代表作が、「アヴィニヨンの娘たち」キュビスムの時代に入ります。モデルの女性たちは娼婦だそうです。可愛そうにエヴァは結核で死んでしまいます。37歳で、オルガ・コクロヴァと結婚。54歳では、マリー・テレーズと結婚。ここに、不倫のお相手として登場したのが、今回、108億円のモデルとなったドラ・マール。今回の史上2番目の高嶺の花の絵のモデルは、写真で見ると、生き生きと綺麗です。まあ、目が、耳の横にあって、ホンモノが現れたら、卒倒するけど・・・この頃、故国スペインは内戦です。フランコ将軍の要請で、ヒットラーがスペインのゲルニカ村を攻撃したとのニュースに怒ったピカソは、「ゲルニカ」を製作しました。友人の絵描きたちが、戦場へ兵士となって出征する中、ピカソは不戦の立場をとりましたが、やっぱりいづらかったのが、この絵を描かせたと、ももりは思います。特に親友のブラックが愛国心にかられてパリから去ったことがこたえたようです。戦争は終わり、62歳で、21才のフランソワーズ・ジローと恋愛・・・息子クロードと娘パロマを得たのに、72才で、ジャックリーヌ・ロックと恋愛、80才になって、彼女と結婚。91才で死ぬ頃は、全くエロな、絵を残しています。さああ、ピカソがどんなヤツだったかわかっていただけたでしょうか。絵は冬のパリ。ピカソは19歳でパリに出てずーっとパリに住み故国スペインに戻ることはありませんでした。旅行も、興味なかったんですって。スケッチは冬のパリ(319)

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2006年5月 5日 (金)

ピカソの絵が69億円ですって

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昨日ブログにピカソの絵が69億円で落札と書き込んでくれた方がいらした。ウーン・・・ピカソ・・そりゃあ凄い奴だヨ・・・ウーン。モモリは、バブルの頃に、若くて元気で、この世界を横目で見聞きしたけど、もう、評価が安定した絵に、ン億円出すんだったら若手の日本の絵描きの絵を外国へ紹介してほしいもんだといつも思ってました。そう、日本では、数え切れないほどの公募展があって、売れない絵を勉強しつづけています。日本の絵のレベルは決して低くない。画商にかいしょがないだけなんだ。フランスの印象派、ももりに言わせれば、素人でも描けるようになった絵、それを、ブランドに仕立て上げた画商、フランスって言う国のしたたかさのカケラでも、日本にあったら・・・って。こんなケチなスケッチのこと言ってるのでは、勿論ありません。スケッチは植物園(No318)

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2006年5月 4日 (木)

ブルーなアネモネ

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毎日、何か絵を入れるっていうのも、もうネタ切れ。このところ古い画集の写真なんかでお茶をにごしてきたけれど、久しぶりにスケッチ、我が家のアネモネ。朝からちょっとブルーだったから、アネモネもちょっと神経質??(No317)

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2006年5月 3日 (水)

憎まれっ子 世にはばかるって

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もう、20年も前の画集、読み返してみると、随分なこと書いてる。憎まれ口は達者です。死ぬまでこの調子で・・・憎まれっ子、世にはばかるっていうから・・・「しずねえばばこで、すまねのー。おだずなよ」・・・「うっるさいばばあですまないねえ。うるさい」っていう意味ですって。東北弁です。この前の旅で教えてもらった言葉ですが、ももりの周辺だけでは、今、はやっています。ブログを読んで、一生懸命覚えたって言ってくれてる方がいるんですヨ。その古い画集のお話しましたら、なんとうれしいじゃありませんか。その本を欲しいっていって下さる方が何人かいらしゃいます。どうしたらイガッペ??急に、東北弁???で悩んでいます。最初、1200円で売ってまして、最近は1000円。もう、今、薄汚れていますので、それでもよければ送料込みで1000円。ということで、もし、よろしければお分けしましょう。早速、新しい画集の支払いの一助にさせていただきましょう。なお、1冊目はもうありません。メールで、そっとご住所教えてくだされば・・・(No316)

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2006年5月 2日 (火)

古い画集

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作品集Ⅱは、さあ・あ  3400部くらいは自分の手元からでていきました。出版社を通さず、個展とか、仕事のさいの名詞代わりに使ったのです。孫悟空に、髪の毛を抜いて、サッと息を吹きかけたら、小さな孫悟空になって、敵と戦うっていう場面がよく出てきますけど、あんな感じ。ももりの分身が、あっちこっちで、人様とお話してくれるって。イエイエ、ゴミ箱直行だったかも??最初の画集を500冊印刷して、500部はあっというまに無くなって、もう500部追加したら、びっくりするほど取られたので、今回はそういうミスをするまいと、最初の見積もりを500部で出してもらったら、たしか、80万円でちょっとおつりがもらえる程度でした。印刷って、版ができると、後はいくら刷っても紙代だけって聞いてたから100万円で刷れるだけ刷って」と、まあ、おお雑把なことです。出来上がってきて、ビックリ仰天。天井まで積み上げて、3列半・・・亭主がクックッと笑って「棺おけに入れてやる~~~」棺おけに入れられてたまるかと、元気に個展をしまくりました。あの頃はバブルでお話は、むこうから降ってわいたのです。もう殆ど無くて、「棺おけには入らないぞ」って思ってたら、ついこの間、本箱を整理したら、まだ、100部でてきた。あ・あ・あ・・・もう、古くなって、うす汚れた画集なんて、見るのもイヤです。(No315)

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2006年5月 1日 (月)

昭和63年の作品集Ⅱ

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新しい画集をネット出版してくれますっていうニュースを出したら、古い画集を見たいっておっしゃってくださいましたお方が、何人かいらっしゃいました。まあ、ざっと、こんな調子の本です。ごく一部を紹介します。「毛は生えるか」・・・「よう、まあ、こんな素人に毛の生えたような絵を人に見せる」と亭主が言った。「毛が一本でも生えたら上出来。くやしかったら自分も、一本でええから生やしてみい」と、応えたが、近頃薄くなった髪を気にしている亭主には、これは少々残酷な答えであった。しかし、彼は不用意にも、私の絵に一本毛が生えたことを認めている。・・・・中略・・・一向に魅力のある絵になってこない。はげの頭に絵の具をすり込む如しである。って、まあ、こんなヒドいこと書いてる。でも、もう亭主の頭には髪は痕跡ほどしか残ってないんだし、記念としては良かったのかもしれない。買いたいとおっしゃって下さいましたお方もいらっしゃいましたが、さああ・・・どうしましょうか(No314)

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