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2006年3月25日 (土)

「太平洋探険史」とももりの小旅

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旅先がヨーロッパなんかだと、旅行先がはっきりした時点から、片っ端から本をかじります。読みあさるというほどスケールは大きくないので、まあ、かじります。今「太平洋探検史」創元社を拾い読み。人間って不思議。探検ってどういう人間がするもんなんだろう。目の前に未知なるものがある時、怖がって近寄らない人間もいれば、どうしても確かめたくなるっていう人間もいるらしい。南方大陸を探して、ニュージーランドやハワイ、ポリネシアの島々を見つけ出したキャプテンクックは、結局、ハワイで食人種にむさぼり食われてしまったとあります。1778年といいますから、フランス革命の9年前。南極探検はもっとズーっとあとのおはなし。太平洋と大西洋を結ぶ航路をさがして、北極圏のはいりこむ人間もいた。死んでも、また後を継ぐ人間もいる。そんな未知なる物への旺盛な好奇心のホンのポッチリとしたかけらが、ももりをやたらせっついて旅に出かけたくさせるのかも・・・スケッチはハワイ 大きなベニヤの木。  ブログはしばらくお休みします(No288)

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2006年3月24日 (金)

映画 「スパイ ゾルゲ」と「スターリングラード」

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先日「白バラの祈り」っていう映画を見たこと書きました。スターリングラードで、ヒットラーがコッテンパンにスターリンのソ連軍にやっつけられたことを、学生たちは知っています。このままでは、ドイツは壊滅、そう信じてあの冷酷で有名なナチに反政府運動をするのです。スターリングラードは住宅の壁1枚が、敵味方の壁だったっていう壮烈な戦いでした。それを描いたのが、映画「スターリングラード」 あのスナイパーの映画です。ヒットラーは、ソ連の力を読み誤った。ソ連は兵士の数が足りないと読んでいたのです。しかし無尽蔵とも思えるほどに兵士は補給されました。なぜ??そこからは、映画「スパイ ゾルゲ」が描いている世界です。ご存知、あの岩下志麻のだんな様、篠田正浩監督作品です。あの映画は是非見てほしい映画です。ドイツが攻めても攻めても、補充されてくる新しい兵力。それは、日本との戦いに備えて極東へ配備していた兵士を西へ西へと送り返したからだったのです。スパイ ゾルゲが「日本には、当分、ソ連と戦う余裕は無い」という報告を東京からしたからなのです。イヤア!!映画って本当にお・も・し・ろ・い・・・映画をつくる人ってのも凄い。スターリングラードは今ではたしか??ボルゴグラードって呼ばれて???いなかったかな??あ・あ・あ・、又、行ってみたくなるじゃないの。絵はモスクワの聖ワシーリー教会(No287)

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2006年3月23日 (木)

100枚のスケッチ

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ももり旅の1番の楽しみは、なんたってスケッチ。スケッチというより、絵日記ですネ。人に見せるわけじゃなし、乱雑の極みで、なんでも書き留めておきます。トイレチップからビールの値段、集合時間・・・スケッチ用のスケッチブックは硬く重いし、何より乾くのに時間がかかりますから、クロッキー帖の100枚シートを持って行きます。ヨーロッパなんかだと、しっかり地図を貼り付けて歴史年表なんかも作って、予習もしっかり楽しむのですが、今回はニュージーランドなので、まだナーンにも・・・10日間も行ったら100枚くらいは描きましょう。ともかくパックツアーは忙しい。ゆっくりスケッチしている暇はないので、歩きながら鉛筆で走り描き。色はちょっと書き込んでおいたり、ともかく、色を覚える習慣は身につきました。さあ、ホテルでの夜なべ仕事が色付けです。ここが、ももりの真骨頂。お部屋へ入ってまず1枚、乾かしながらスーツケースの荷物を整理して2枚・・・お風呂のお湯をはりながら2枚、お風呂上りに1枚、夜中に目が覚めちゃあ1枚、2枚・・・以前一人参加したら、夜中、寝にくいもんだから「もう1枚、もう1枚」とやっている間に、もう朝の3時、4時・・・「これじゃあ、もう、今から寝たら、集合時間に起きられるやろか」??なんて心配で寝られない。だから、最近はいつも、亭主と一緒です。なんてたって、仕切り人間。目覚ましなんか使ったことないし、人なんかアテにしたことないってタイプ。考えて見ればももりは自分の力で、朝、起きたことがない。自分が早起きの必要なときだって「いつまで寝てんのや。遅れるのちがうか」って怒鳴られて飛び起きます。スケッチの旅ってのもありますが、あんなのは辛気臭い。せっかく遠いトコ来てんのに、同じところでジーッとなんて、勿体なさすぎるってんで、急がしパックが大好きなももりです。スケッチはスペイン、クエンカの大聖堂(No286)

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2006年3月22日 (水)

急に「ゴヤ」のはなし

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「あんまり書く事ないなあ」と思って、ブログをさまよってたら、ゴヤのことを書いたページがありました。スペイン、あの不思議の国。私がマドリッドで個展をしたのは1993年、もう13年もたったんやなあ。若かった。個展会場へは、1日に1回顔をだせば良いということで、マドリッド中をひたすら歩き回りました。ゴヤの絵に、金縛り状態になった瞬間がフラッシュバックして、今、このブログを書いています。「わが子を食らうサテュロス」という恐ろしい絵のこと。ブログに載せるとのろいが映りそうなので、興味のある方は画集なり、パソコンで見てください。46歳のゴヤはアンダルシーアを旅行中、突然、半身不随、頭痛、痙攣などにおそわれ、カディスに運ばれました。以後、彼の耳は聞こえなくなりました。彼は梅毒ではなかったか??っていわれています・当時梅毒はありふれた病気だったようで、シューベルトも梅毒で死んだはず。ひょっとして、ベートーベン??自分の肉体が腐っていくのを凝視する、という作業がこの絵を描かせたのではないでしょうか。この食われているわが子サテュロスはゴヤ自身、巨人の父親は梅毒・・・ではないかとももりは思うのですが・・・深読みのしすぎでしょうか??個展の始末記はHP「山口ももりのホームページ」の旅のスケッチに載せています。絵はチリモヤ。これは、スペインではいっぱい売っていてとてもおいしい。ちょっとヨーグルトみたいなお味。おとなりはお世話をしてくれたマノロ氏(No285)

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2006年3月21日 (火)

映画 「白バラの祈り」見ました

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ヒトラー独裁下のナチと闘った21歳の女子学生ショル。ストリーは1943年2月18日から始まり2月23日には終わります。ミュンヘン大学哲学部の学生であったショルは、兄の同じミュンヘン大学の医学生であった兄、ハンスと「ドイツはもう負ける。レニングラードでは、酷い惨敗だ」という真実を告発したビラを撒いたとして逮捕されます。1943年2月といえば、レニングラードにおいて、パウルス将軍はヒットラーの「最後の一兵まで闘え」という命令にそむき、ソ連軍に降伏。捕虜となったドイツ兵は9万名、そのほとんどは、負傷し凍傷にかかっていました。10万名が戦死、たった3400名が飛行機で脱出できた、と、ももりの手元の本にはあります。ドイツは前年の戦線まで押し戻され、続くソ連の反撃によって100万名以上の死者を出し、飛行機5000機、戦車9000台を失った、とも書いています。数字がおっそろしく大ザッパなのは子供向きも本だからです。負ければ、負けるほど狂っていく独裁者の神経は、たった5日間の審理、裁判で有能、無垢の若人をギロチンで処刑しました。革命裁判の裁判長にショルが残したのは「この戦争はドイツの恥だ。今度、裁かれるのはあなたの方だ」という冷静な言葉でした。この裁判長は2295人を処刑しましたが、1945年2月3日、ベルリンの爆撃で死亡したそうです。ヒットラーが自殺するのは、その年の4月。5月にはドイツは無条件降伏。日本も同年、8月15日敗戦。ベルリンの壁崩壊で東ドイツに残されていた審理の記録がおおやけになった、と、パンフレットにはあります。スケッチは敗戦処理にチャーチル、トルーマン、スターリンが会談したポツダム宮殿。8月8日のブログに「ヒットラー最後の2週間」の映画を載せています。お時間あれば、そして、興味がおありでしたらどうぞ・・・(No284)

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2006年3月20日 (月)

映画 南極物語のタロとジロ

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TVで南極物語を見て、シンソコ感動しました。あの過酷な、でも限りなく美しい南極の大平原を、どこまでもどこまでも疾駆する、野生に戻った犬たち。ももりは、じつは、あんまり愛玩用の小さな犬たちが好きではありません。犬大好きのお方々には怒られそうですが。ももりの理想の犬は「大草原の小さな家」のジャック。幌馬車の下をトコトコトコトコ駆けてついてくる。誇り高く、時にはローラ一家を守って勇敢に戦います。幌馬車が増水したミシシッピ河を、なんとか渡り終えた時、ジャックの姿が見えないことに気づいた一家は必死で探しますがとうとう見つからず・・・何日か後の夜、キャンプの火を消そうとする頃、ローラの背後にキラットと光る動物の目。おおかみか??と銃を構えたパパが急に銃を放り出し、そして、かじりついてきたのは、よれよれのジャックでした。ももりが飼っていたチビと別れたのはもう36年前。かしこくおとなしい雑種の子でしたねえ。人のフトコロに抱かれてトロンとした目をした可愛い小型犬って、愛玩用ってのがどうも・・・堕落してんじゃないの??フランスでは犬を鎖につなぐと虐待の罪に問われるそうです。実際、大きな犬が走り回っていますし、ウンチもチョコチョコ落ちていて、下を見ないと歩けない。でも、案外人に吠えたりはしません。というのは、飼い主は、買う前に訓練をうけることを義務付けられているそうですヨ。絵はガラス絵、大きな犬が走り回っていた、サンポール・デュ・バンスの村(283)

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2006年3月19日 (日)

旅 次はニュージーランド

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旅は楽しい。貧しい、貧相な死に方を覚悟するから、元気な間に旅をしておきましょう。最近では、殆どが亭主と2人参加の格安パックツアーですが、これがうれしい。何より荷物を管理してくれるのが再興にラクチン。ももりは海外で個展をしたこともあるし、自由に一人旅っていう経験も多少はある。1人旅で一番大変なのは荷物、最低の着替えしか持たなくても、他に大きな絵を抱えていてはトイレもままならない。大きな絵と共にトイレで・・スケッチどころじゃない。そこへいくとツアーは安易。荷物は廊下へ出すだけで、夜には次のホテルのお部屋に届いてるってんだから。食事だって、行き当たりばったりで入ったレストランなんて、まあ、めったに「アタリーッ」てのはない。それに、外国人と日本人は胃袋の大きさがちがうらしく、得体の知れない肉とかが、ドデーンとお皿の上に乗って出てくるのはやりきれない。黙々と、かいば桶のようなガラスボールに首を突っ込んで、サラダを食べている外国人を横目で見るだけで、もう、うんざり。そこへいくとパックツアーは、日本人向きにほんの2~3切れほど薄切りになっていて、もうこれで充分。予算だってその分値切ってるんでしょうしネ。亭主と二人で何か食べようっていう時は、一人前の料理とスープくらいをたのんで、別にお皿だけもらって、半分ずつ。これで、ちょうどって感じ。それにしても、亭主とは、目的地が合わない。ももりは、小説に出てきたり、歴史の舞台になった土地へ行きたい。亭主は「人間なんか、フェーン!!」と鼻で笑って、何といったって自然志向。「ニュージーランドがええ」なんて言ってる。だから、変わりバンコネ。次は、ニュージーランド。その次はイギリス・・・行ってやるぞ。絵はガラス絵、トルコ娘(No282)

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2006年3月18日 (土)

間もなく・・・嵐山

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ももりの家からは、嵐山まで、電車で15分くらい。毎年でかけます。渡月橋の西岸からでる舟にのって、大堰川をさかのぼること10分。嵐峡館がおすすめです。両岸は見事な桜、トロッコ電車も対岸を走ります。舟がタダってのもうれしいじゃないの。この絵は古いけど、息子とよくボートに乗って、クレープなど食べたものです。お昼のお弁当はたしか??4000円くらいだったかな??(No281)

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2006年3月17日 (金)

クレオパトラとツーショット

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ジャーン!!ももりとクレオパトラのツーショット。横の男はジュリアス・シーザー。うれしいじゃありませんか。なんですって??ももりはえらく若いって??アルバムに切り抜いて貼り付けていたももりの秘蔵のお宝ショットです。どうしたのかって、ヤボなことは聞かないで。ももりはシーザーさんとお話もしたのよ。そう、フランスって呼ばれている、ガリアの土地を攻めたときのお話をネ。クレオパトラさんのお鼻は、そう、やっぱり、そりゃあ、エエカッコだったわヨ(No280)

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2006年3月16日 (木)

バレンシアの火祭り ファジャ

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昨日の続きです。サン・ホセの祭りの夜に、街角で燃やし尽くされる大小の人形。その日、少女たちは、みんなキリストの花嫁なんですって。スペインはなんといったって、カトリックの牙城です。子供達も紳士淑女に盛装してそりゃあ、もう、可愛い。その夜は闘牛も行われます。あれは日本人にはちょっと理解しにくいでしょう。わたしはかえって牛の味方でした。だって、闘牛士には逃げ込む囲いが4箇所もあるんです。傷つけられた牛が猛然と追いかけるとそこへ逃げ込んじゃう。卑怯じゃないの??なあんて。儀式なんでしょうね。戦闘意欲をなくして競技場を逃げ回っただけの牛もいて大笑いもありました。友人のお家でよばれた家庭料理はアスパラガスの香味焼きと小エビのから揚げみたいなもので、あっさりしてとてもおいしかったですヨ。8年前ってやっぱりちょっと若いももりです。(No279)

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2006年3月15日 (水)

アンダルシアのお水取り ファジャ

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奈良のお水取りは終わって、関西はもう春。ルンルン!!絵はちょっと何がなんだかわからないでしょうけど、スペインはバレンシアの火祭り、ファジャです。1998年にスケッチしています。ファジャはサン・ホセのお祭り。1年かけて作った60体以上の人形をお祭りの夜に燃やします。人形の高さは大きいものは、ビルの3階分くらいはあります。消防車がきて、周囲の建物にも、群集にだって、ホースで水をぶっかける。石で出来た建物でなかったらできないお祭りです。肩が外れ、首がちぎれそうになって大きな群集の真ん中で、もう一緒に揺れているしかない。「ワアーッ」という叫び声で、チロチロしていた明かりが、あっという間に大きな炎に変わり、消防士が群集を後ろへ押しやり、水をぶっ掛け、火の粉がバラバラッと振りかかる。「アアーッ」いう悲鳴と共に人形が崩れ落ちる。ホッと息が楽になったら、あ・あ・あ・首はちぎれてなかったし、肩も外れてなかったらしく手が動く。群集はあっという間に散り、アチコチに燃えガラがくすぶっている街路をホテルに戻ったら、もう深夜、2時でした。この日は少女たちはみんなキリストのお嫁さん。白いベールをかぶった晴れ着の若いお嬢さん方や子供達は、もう、言葉にならないくらい美しく可憐でした。もう8年も前なんですね(No278)

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2006年3月14日 (火)

ポーラ美術館の印象派コレクション展

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 「ポーラ美術館の印象派コレクション展」見てきました。美しい。なんて美しい色たち。やっぱり、何度見ても美しい。絵を描きたいと思う人なら誰だって、まず、印象派に感動して描き始めるでしょう。ニースやニーム、アルル、エクサンプロヴァンス・・・あのロマンチックな町に住むだけであんな絵が描けそうな・・・又、行きたいなあ。おソマツな自分の絵なんか載せるだけで心臓がふるえる。ノミの心臓が・・・絵はガラス絵(NO277)

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2006年3月13日 (月)

いつのまにか春が・・・

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昨日、やっと2つかけもちの展覧会が終わりました。ゆっくり見ないうちに、我が家の梅ももう終わり。展覧会へお出かけくださいましたお方々、本当にありがとうございました。又、ブログ上で、絵を見てくださいましたお方々にも、本当にやさしいお励ましを沢山いただきまして勇気付けられました。展覧会の会場でちょっと気になった質問がありました。「この絵が一番いい賞をもらってるから、一番いいんですか??」っていうもっともな疑問。賞にはいろいろありますが、本筋は「これからも頑張ってほしい」っていう励ましの意味を持っています。ですから、すでに以前に大きな賞をもらっているひとには、もう、賞はあたりません。早い話、審査員は賞の対象外です。だから、会場で、「これよりアッチのほうが・・・」なあんて思われることも当然あるでしょう。結局、絵って言うのは好みの問題。優劣で競えるってもんでもない。あなたの好きな絵がサイコー!!!なんです。(No276)

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2006年3月12日 (日)

花が枯れるとき

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毎日なんとか1点、絵を載せようと思うと結構シンドイ。描こうと思って買った花もいつのまにか萎れてる。チューリップなんか、ダラーリと開くとイヤらしい。さざんかや梅は花の終わりが汚い。くたびれた花びらが、いじましく枝にしがみついている。尤も、梅はかわいらしい小さな青い実をすぐにつけるのがうれしいけど。そこへいくとやっぱりさくらは散りぎわがきれい。散り敷いた花びらの道を、雨の中をひとり、だまってボーッと歩くなんて・・・ももりの趣味です。・・・でも、その内に毛虫が~~~なあんて、現実的だから絵が面白く描けないのかしら?(No275)

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2006年3月11日 (土)

ナポレオンとヴェルサイユ展 兵庫県立博物館

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忙中の閑。今、京都市美術館で2つの展覧会にかけもち出品してるのに、お世話もせず、こんなことは許されないかも???でも、行ってきました。この展覧会は、わかりやすくて素人向き、面白い展覧会でした。特に、ナポレオンを取り巻く政治情勢の変化がよくわかります。ロベスピエールの胸像なんて、初めて見ました。1の次に789と憶えて、1789年は、フランス革命の年です。其の時、ナポレオンは20才で、ルイ16世の仕官任命状も出展されています。そのあたりは、興味を持っていてちょっとうるさいももりですが、出口で面白い文庫本を買いました。藤本ひとみ著「マリー・アントワネットの娘」です。以前、彼女の本を友人たちと随分まわし読みしてたんですが、あんまり、無責任な作り話が、まるでベルバラ調なので、止めてしまったのです。例えば、オーストリアの女帝、マリア・テレジアの寝室に忍び込んで・・・思いを遂げるユダヤ人とか、荒唐無稽でありえないじゃないの。彼の女帝は夫と終生ベッドを共にしたといわれているくらい仲が良かったはず。16人も子供を生んで、末娘があのマリー・アントワネットです。なあんて、ももりも読みかじりなんですけど。でも、この本はエッセーで、フランス革命を調べて現地を歩く様子などが描かれてケレン味がありません。わたしは、ナポレオンは嫌いじゃありません。藤本ひとみ氏は嫌いとおっしゃっていますが。どんなとこが??って・・・その話は長くなるので・・・・(No274)

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2006年3月10日 (金)

奈良東大寺二月堂のお水取りと「のりこぼし」

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写真は「のりこぼし」っていうお菓子です。お水取りの時だけ作られる、なんてったてイチオシのお菓子。関西人にとって、やっぱりお水取りは格別。やっと厳しくつらい冬が去り、春が来たっていう感じがなんともうれしい行事なんです。お水取りの期間中、須弥壇の前に飾られるのが、紙で作られた350の造花のつばき。それを作るとき糊がこぼれたんでしょうか??天平勝宝4年(752年)から続いてるっていうお水取りの行事のいつから「のりこぼし」が登場したのかはももりにはわかりません。赤と白の花弁が黄色い花芯をくるっと巻いています。器は奈良の赤肌焼き。なんともうれしいじゃありませんか。(No273)

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2006年3月 9日 (木)

大内びな

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 我が家には、お雛様がありませんでした。子供の頃も無かったのです。「なんで うちには おひなさん ないのん??」ってよく子供の時、母に尋ねました。「親が早う死んだしなあ。それに戦争でややこしい時代でおひなさんどころやなかったしなあ」っていう母の答えの意味は、自分が母親になるまでわかりませんでした。お雛様って、里の親から祝ってもらうものだったんですねえ。ももりは、昭和16年、戦争の始まる年に生まれました。兄が2人いましたので、武者人形は沢山ありました。弓矢をおもちゃにして壊してしまったのはももりですし、刀を振り回したり、虎のしっぽをパイプがわりにふかしたりして、さんざん壊しました。だいたい、ももりは男ばっかりの中で大きくなりました。いつぞやの法事の時、いとこの一人が「あんた、よう無事に大きいなったなあ。わしら、みんなであんたをチャチャクチャにしてたんやでえ」って言ってましたので、帰りの車の中で、亭主が「あんた、何されてたんや??」って聞いたくらいです。周囲のいとこは、いたって悪いワルガキ3人、ももりの兄も2人、だからって言うのかどうかしらないけど、ももりは全く女らしくありませんでした。女だって気がついた奇特な人もいるにはいた???絵は大内びな。これは頂いたもので、ももりの宝ものです。(No272)

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2006年3月 8日 (水)

直径37センチの世界でたった一つのお皿

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昨日のあまごパーティーでおそばを盛っていた大皿、あれは直径37センチ。もう大分以前に、お友達と丹波の窯元へ遊びに行って作った物です。ブログの11月21日に載せています。なにしろハンドメイドなんだから、絶対どこにもありえないものを作ろうと思ってひまわりを連想して作りました。出来上がったのを見た友達たちは異口同音に、「どう使うの??」とか、「洗いにくい」とか、言ってましたけど、このたびおそばたっぷりと盛りましたら、良いじゃありませんか。下にせいろを敷いてますけど、ひまわりの花の芯に粘土をいげたに盛ってますので、水切れはバッチリ。うれしいじゃありませんか。鉄釉でかいた、花の芯の色は本物は、もっと茶色がきれいです。一人自慢の褒め手なし???丹波の陶芸家、竹田道夫氏にお世話になりました。竹田氏は親子2代、有名な陶芸家です。とっても、素敵なお方ですヨ。No271)

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2006年3月 7日 (火)

あまごと蕗のとう

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日曜日、すっかり春になって雲ひとつないポカポカ陽気でした。ももりと亭主は丹波のお山へ。蕗の薹をたくさん摘んで帰りました。もっとも、、まだ摘むのがかわいそうなくらい小さい。そして、我が家のツリキチ君の方はあまごを25尾釣ってきました。早速、尼子の塩焼きと小さめのは天ぷら、蕗のとうも天ぷら。残りのあまごは南蛮漬けにしてくれました。この息子の「してくれました」って言うのがうれしいじゃありませんか。釣りから始まった料理への興味、最近、HPも作り始めています。ももりが、お教室に通って1年間お勉強して、シクハックしてたのに、息子のヤツ、ホームページ・ビルダーの解説書をみて、あっという間に作っちゃった。お勉強ができないなんて、子供のころ、センド文句言って悪かったよネエエ。写真は食べ始めてから気がついて撮影したので、ちょっとお行儀が悪い。スミマセン(No270)

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2006年3月 6日 (月)

新芸術展 Ⅱ

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昨日に続き、もう1点の出品作です。「君ィイ、これは一体何を描いてるのかね?ソドムってどこの国の街なの??」「アノ・・・旧約聖書にでて・・・アノ、大都会の孤独とか、アノ、不安とか・・・」「君ィイ そんな原稿用紙に2~3枚も説明がいるような画面じゃダメだ。もっと、わかりやすい絵じゃないと。第一、君ィイ、絵描きなんてそんなに教養たかくないんだよ」「ヘ・・?????」なあんて言われちゃったのがもう何年か前。あんなこと言った審査員ってどんな顔したおっさんやったやろ。顔を覚えてないあ。でも、勿論、わかりやすい詳細な写実の絵に「この絵に、一体なんの主張がある??」っていう審査員もいるんだから、絵っていい加減。ようは結局、好きか嫌いかっていうことにつきる。なんぼ、ももりがあつかましくったって、100人いたら、100人ともに好かれたいとは思っていない。たった一人の自分が好きな画面を、つまり事己満足を求めているのです。オヤ、事故満足と出ちゃってるじゃないの(No269)

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2006年3月 5日 (日)

第30回 新芸術展 ご案内

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京都市美術館別館にて3月7日(火)~12日(日)まで、新芸術展巡回展があります。ももりも、100F2点出品しているはずです??はずなんて言ってるのは、1点しか選ばれてないこともありえますから・・・最終日は3時半まで。タイトルは「ソドムの街Ⅰ、Ⅱ」画材はテンペラ
たまたま、昨日ご案内しました「京都水彩展」と期日がカチ合ってしまいました。あつかましくも、3点も会場をお騒がせしちゃって、申し訳ない・・・でも、うれしい!!絵が描けるってシアワセ。絵が展示されるってシアワセ。おまけに、3点も展示されるって・・・シ・ア・ワ・セ・エ・・・(No268)

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2006年3月 4日 (土)

第23回 京都水彩展

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第23回 公募  京都水彩展が近づきました。絵はももりの出品作です。タイトルは「ソドムの街」100Fです。
  3月7日(火)~12日(日)  京都市美術館(岡崎公園内)  最終日は4:00
 
第30回 公募 新芸術展の巡回展が京都市美術館別館であり、ももりはこちらにも出品しています。タイトルは「ソドムの街Ⅰ、Ⅱ」どちらも100Fです。                         
たまたま2つの展覧会が重なってしまうのですが、お時間ありましたらお回りくださいませ。
「ソドムってどこの国にあるんですか」ってよく聞かれます。ソドムは旧約聖書の悪徳の街。人間は思い上がって神の存在を信じません。ほしいままの欲望にまかせ、自らを律しようともしません。ソドミーとは男色のことだとか??ある日、突然、神の怒りが下り、街は・・・ソドムはももりの心の中の街。絵って面白い。いつのまにか、心のありようが出てるんです。今回、グーッと明るくなりました。ひょっとして、ブログのおかげ・・・かも??画材はテンペラ(No266)     

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2006年3月 3日 (金)

映画 エレニの旅 見てきました

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難解な映画でした。舞台はギリシャ。監督が、あれじゃあ、ちょっと独善的。芸術って言ったってももり程度にもわかるようにしてくれよ??尤も、映像はシュールな絵を見るようで美しく、音の効果はバッチリ。でも、立ち見で、2時間50分。もう床にオッチンと座って見てきました。難民として生きたエレニの生涯。ロシア革命で両親をなくした幼いエレナ。拾って育ててくれた男とその息子と共に、国をでてオデッサへ・・・美しい娘に成長したエレナは、恩人との結婚式の席から、花嫁衣装のまま逃げ出します。駆け落ちの相手は育ての親の息子でした。父親から逃れ、アコーデオン以外に能力も何も無い2人。やがて・・・生まれた2人の息子も、まだほんのヒヨッコなのに、内戦で敵味方に・・・息子の死に号泣するエレナで映画は終わり。第2次世界大戦下の沖縄っていう一言もあって、1920年くらいから1945年以降の話になるのでしょうか。帰宅して、ギリシャの王室のことを読みかじっていて考えてこんでしまいました。ギリシャがトルコから独立したのは、1832年。ドイツから国王を迎え反乱、その後デンマークより国王を迎え、王は狙撃され死亡。常に王政派と共和派が対立があり、内戦、クーデターが多発、そのつど、国王は外国へ亡命、王は交代。やっと軍政廃止、国民投票ということになったのは1974年っていうから、ついこの間のことじゃありませんか。アテネのオリンピックの時、王が亡命先スペインから帰国しても、国民は知らん顔だったとか。突然、話を変えて申し訳ないけど、以前、ブログに愛子さまの将来のお婿さんは青い目のプリンス、とか書きましたけど、これって、深刻な話なんですよねえ。青い目の天皇様・・・なんて・・・やっぱり・・・・絵は、南イタリアのマテラ。荒涼とした大地に昔の穴居住宅のあとが無数にある。ギリシャはまだ行ってないので・・・必ずその内に行きますヨ(No265)

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2006年3月 2日 (木)

奈良 東大寺 二月堂のお水取り

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お水取りのこと,ちょっとレポートしたかったのですが、民主党のゴチャゴチャに、ももりメまで首をつっこんいるうちに、昨日、もう始まってしまいました。友人が、西大寺の秋篠寺の近くでペンションをしていましたので、何度かお友達を誘ったり、穴場的な秘事を見に連れて行ってもらったりしました。このお水取りは14日まで続きます。最後の日の修二会の行、「韃靼」という真夜中の秘事まで見ました。うす暗いお堂の中で、火のついたおたいまつをふりかざして踊る、お面をつけた修行僧は火の粉を全身に浴びて、鬼気せまるあやしさ。でも、ともかく寒い、冷たい、足元からゾクゾク・・・それに女人禁制。女の人は、回廊の中には入れません。牢獄みたいな頑丈な格子にあごをのっけて、覗き見してました。若狭のお水送りから続く一連の行は14日まで続きます。もう、タイミングもずれたことだし、本格的な知識は、よそのHPにお任せしましょう。若狭のお水送りのことは1月16日~18日のブログに書きました。友人も今ではペンションを止めてしまっています。みんな若かった。(No264)

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2006年3月 1日 (水)

美術談話室BBS 3月企画展に取り上げられました

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3月、「今回美術談話室BBS」が3月の企画展に取り上げてくれました。タイトルは『花花 人人 そして宇宙たち』です。主催されています飯島様の、大変うれしい、でもちょっと、面映い紹介文をコピーさせていただきました。是非、お出かけくださいませ。絵はガラス絵エクサン・プロヴァンス(No263)

御挨拶
  画家山口ももりさんの登場です。本人はこんな紹介は嫌いでしょうが、新芸術展会員、日水展会友、京都水彩展 会員などと広く活動されているバリバリの先生です。
今回、先生のガラス絵を紹介いたしますが、先生が言われるように美しい発色ですね。
最初、版画のように下層から順にかくのかな?サインなどは左右逆になって大変だなと思いましたが、宝石のように輝く色に魅せられ、私も試しに描いてみましたがほんとに違う世界の発見でした。

ガラス絵も良いのですが、ぜひHPも見てください。そして
「山口ももりの公募展出品近作」には2003年新芸術展に出品し、東京都知事賞を もらったものや、大都会の孤独、矛盾など彼女の現代世代の批判が作品として見られます。

その批判の最たるものは切れ口のよい啖呵です。それが ブログでみれれます。
”ももりはノンポリ。自民党にも民主党にも肩入れはしない。でも今回、国政調査権ってのをあんなクサイ紙切れ1枚で発動するってことになると・・・・・・”
面白いです。やはり現代の世相を描く作家ですね。
作者の言葉
  この度、このページから発信させていただけますことを、とてもうれしく思っております。ガラス絵は裏から描いていきます。つまり、ガラスに色を塗り、ひっくり返して眺め、次の色を塗ります。前の色のすき間から次の色がのぞきますが、最初掛けた色は、もう消えてくれないのです。普通の絵のように塗り重ねるのとは、逆です。勿論、左右は逆になります。この絵にはまってしまったのは「絶対、思ったとおりの絵にはできない」っていう点です。
「こんな絵になってしもた」って京都弁ですが・・・私はどちらかというと達者な方でしょう。美術の大学も出ましたし。でも、達者って言うことは面白い絵になりにくいっていうことでもあります。ともかく、ガラス絵は、ホンモノを見て欲しいのですが、発色が全然ちがいます。紙やキャンバスの上に塗ったのとは、全く違う美しい色が裏返したら輝いているのです。皆さんも1度、トライしてみてください。HPもブログもやっていますのでぜひどうぞ。

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