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2005年8月13日 (土)

フランスっていう国-2

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 京都市美術館の「ルーブル展」を見てきました。展覧会も面白かったけどフランスのしたたかな戦略を感じて一人合点した。パリは何回かに分けてだけど、トータルとしては2週間くらいいたから、ルーブルもゆっくり見ている。でも、今回面白いと思ったのは、パリというと日本人がすぐ思い出す印象派やエコール・ド・パリ(パリ派と呼ばれたモジリアニやボナール、日本人では佐伯佑三など、1910年から20年にかけてパリで自由な画風を作った画家たち)と、コロリと視点を変えて、古典派、バロックなどに焦点を合わせたところです。印象派以前、とくに、ナポレオンの戴冠式などで有名なダヴィッド、労働者、農民などに焦点を当てたクールベや、ミレーなど、学校ではしっかり習ったはずなのに、今まであまり強調されていなかった、印象派のちょっと前の時代、1800年から1900年に大体期間を設定してゆっくり見せてくれる。フランスに言わせれば「印象派なんかより、もっとすごい芸術がなんぼでもあるんやでえ」って言われた感じ。ルーブルは大きすぎて、どれもこれも立派でかえって印象が散漫になってしまうけど、今回、しっかり見せてもらった。フランス革命で、狂信的な少女に風呂場で暗殺されたマーラーなんか、「オッ、こんなのもルーブルにあったのか」って感激。ルイ14世は古いローマやギリシャの絵画や彫刻を買いあさって「これでは、財政が破綻します」と言われたそうだし、国王がそんなだから貴族も負けじと買いあさった。それが、いまのルーブル美術館の宝物なんだから、やっぱりフランスってすごいよねえ。フランスについてはホームページ旅のスケッチを見てくださればわたしの「なんてしたたかな国なんだろう」っていう思いをもう少し詳しく書いています。お時間のあるお方はぜひどうぞ!!絵はスケッチルーブル宮殿、ちょっと古いからもう変わっているかも??(No97)

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